朝になると、外は白の世界に変わっていました。気温は0度。でも、子どもたちは元気に登校してきました。むしろ、うれしそうです。残念ながら雪で遊ぶほどは積もっていませんが、積もった時の雪遊びの期待もあるのでしょう。でも、凍結した道は危険ですので、十分気をつけて登校してほしいと思います。
さて、8時なると代表委員会の子どもたちによる赤い羽根共同募金活動が行われました。昨日から始まりましたが、今日もたくさんの人が募金に協力してくれたようです。
今日も人から学ぶ学習が行われました。
3年生は福島市民家園に行ってきました。少し時雨模様で寒かったのですが、とても親切な山姥さん(ボランティアガイド)に案内していただき、とても勉強になりました。昔、住宅を作るときのひみつ、霞提のひみつ、その他いろいろな秘密を教えてくださいました。子どもたちは古民家のひみつやよさを感じ取ることができたことと思います。
6年生は理科サポートティーチャーの先生が火山噴火実験を指導してくださいました。はじめに実験の仕方を丁寧に教えてくださいました。次はいよいよ2人組で実験行います。手順を確かめながら、材料を混ぜていきます。最後に重曹を入れかき混ぜ、実験装置セット完了です。じっと待っていると、火口から溶岩が出て、山肌を流れ始めました。もし、溶岩の流れる先に民家があったらと考えると、恐ろしいですね。
子どもたちに普段学べないことを教えてくださったボランティアガイドや理科サポートティチャーの皆様、本当にありがとうございまいした。
本日は人との関わりの中で学ぶ学習が行われました。
2年生は地区の果樹農家さんでビールの製造もおこなっている方の醸造所に見学に行ってきました。実際にモルトやホップを見せていただきながらビールの醸造工程について説明していただき、4つの材料からビールができることやそれぞれの材料がどのような働きをしているのかなど理解することができました。説明の後、実際に醸造タンクを見せていただき、子どもたちも興味津々でした。醸造所の方からは「ビールは20歳になってからね。あと13年まってね。」と話がありました。地域や福島市の活性化のために頑張っている方のお話を聞くことは、とてもよい経験だったと思います。
5年生は福島県立大笹生支援学校に交流学習に行ってきました。支援学校の3年生から6年生の皆さんとお話をしたり、ゲームをしたりして楽しみました。はじめは緊張気味でしたが、お話してお互いのことが分かってくると徐々に打ち解けてきました。そして、伝言ゲームでは「オットセイ」などのお題を言葉を使わず、動きで伝え合っていました。的あてゲームも力を合わせて取り組むことができました。とてもよい交流ができ、子どもたちもたくさんのことを学んだと思います。ご協力いただいた醸造所の皆様、支援学校の皆様に心より感謝申し上げます。
9日は2年生で授業研究が行われました。算数のかけ算の授業です。子どもたちはこれまで、1から9の段までの九九、かけ算九九の構成の仕方などを学んでいます。今日は物の数の求め方をかけ算を用いて解決することが狙いでした。
はじめに、1回のかけ算で物の数が求めらえる写真(物がまとまっている)を提示し、これまでの学習を振り返りました。振り返りの後、1回のかけ算で求めることができない写真(物がまとまっていない)を提示し、子どもたちの挑戦意欲を引き出しました。子どもたちは、「わけるばできる」「うごかせばよい」などの見通しを持って自力解決に挑戦しました。
タブレットの画面上で「わける」「うごかす」を試行錯誤し、考えがまとまると先生が準備したプリントに自分の考えを書きました。1つの考えだけではなく、2つ目の求め方を考える子もいまいした。
ほとんどの子が自分の考えをもつことができたところで、話し合いに入りました。タブレットを使って、それぞれの考えをみんなで確かめていきました。「それには気がつかなかった。」「縦に分ける方法もあったんだね。」など、友だちの考えを共有し、いろいろな求め方があることを実感しました。そして、どの考えも「わけたり、うごかしたりして、同じ数のまとまりにしている」ことがわかりました。この見方・考え方は上の学年で複合図形の面積を求めたり、平行四辺形の面積を求める時に活用できます。最後に習熟問題に取り組みました。
いろいろなと解決の方法を考えた子どもたち、算数の力がついていることを感じました。
昨日の大笹生タイムでは、登校班の2学期反省について話し合いました。本校は方部ごとの班により登下校を行っていますが、安全や協力の面からよかったことや課題及び改善点について話し合いました。これから道路の積雪や凍結が心配な時期を迎えますが、反省を生かして安全に登下校して欲しいと願っています。
最後なりましたが、いつも下級生の安全に配慮してくれている高学年のお兄さん、お姉さんに感謝したいと思います。
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