学校日誌

2021年9月の記事一覧

ブログ授業参観 放射線の力を知って行動しよう(5年 学級活動)

 今日の教室訪問は5年生です。環境再生プラザの専門家の方においでいただき、放射線について学んでいました。活動の後半では、遠く鳥取の地から、北 実 先生(鳥取大学)にリモートで授業をしていただきました。

 はじめに校地の放射線量測定を行いました。環境再生プラザの方から測定方法や測定機械の使い方を丁寧に教えていただき、一人ひとり測定器をお借りしました。さあ、これから5つのポイントの放射線量を測定します。結果をどうでしょうか。

 一人ひとりが測定器で5つのポイントを測定しました。結果は【リアルタイム線量計:0.075μSv/h以下単位省略 池周辺:0093

プール周辺:0.065 遊具付近:0.071 サッカーゴール前(表土埋設地点):0.085】でした(測定値には個人で幅があります)。

 測定を終えた子どもたちは集会室に入り、測定結果について考察しました。リモートで指導してくださるのは鳥取大学の北先生です。

先生:測定して気づいたことや感想はありませんか。

子1:グランドの表土を埋めたところは低かったです。

子2:階段のほうが高かったです。

先生:数値が高いところはなかったですか。

子3:遊具のところが、0.093でした。

先生:この数値にどんな意味があるかワークシートをもとに考えていきましょう。

 北先生から、①測定した数値はその場所に1時間いると浴びる放射線の量であること、②読み方はマイクロシーベルトパーアワー ③Svは人がうける放射線被爆線量であること ④放射線量は場所によって異なることなどを時速の例を交えてわかりやすく教えていただきました。

先生:この地図の赤は放射線量が高いところです。福島と鳥取ではどちらが高いでしょうか。

子4:鳥取です。

 最後に、東京・岐阜・富士山頂・飛行中の航空機・国際宇宙ステーションの放射線量についてお話しいただき、宇宙をはじめいろいろなところから自然の放射線がくることを学びました。これで授業の前半が終わり、後半は10年前はどんな状況だったのか、そしてどのように福島が再生してきたのかについてお話を聞きました。5年生の子どもたちは震災の年度に生まれました。その頃の記憶はないと思いますが、今日学んだことは今後も学びつないでいかなければならない大切なことと思います。

オンライン全校読み聞かせ(全校)

 今朝はオンラインで「全校読み聞かせ」がありました。教頭先生が「うえきばちです(川端 誠)」をマペットを使って、楽しく読んでくれました。子どもたちは真剣にタブレットを見つめていました。読書の秋ですが、これからたくさんの本を読んでほしいと思います。

ブログ授業参観3 校内授業研究 (6学年 社会)

 今日は金木犀の香りがどこからともなく漂ってくる秋らしい日でした。本校では先生方の授業力の向上をねらいとした校内授業研究が6年生で行われました。特に今回はタブレットを有効に活用する方法の模索もテーマの一つでした。

 6年生社会科「武士の世の中」の授業です。始業前にウォーミングアップとして、タブレットを使い歴史人物ゲームを行いました。別室から先生が、お題(今回は北条政子 聖徳太子)を提示し、回答者を除く人がヒントを絵にかき、回答者がそのヒントをタブレットで見て答えをタブレットにかくクイズゲームです。聖徳太子の時には、太子の周りにたくさんの人を書いたり、様々な色の冠を書いたりしていました。全ての班の回答が正解でした。

 ウォーミングアップも終わり、いよいよ授業開始。はじめにタブレットの映像で鎌倉幕府成立の経緯や御恩と奉公の関係で幕府が保たれていたことを確認。次に、先生が元寇の戦いの場面を提示。子のつぶやき【モンゴルだ:元と戦ったんだ:武士は鎧をつけているけど・・】先生の資料提示で、当時、大国であった元(モンゴル)が攻めてきたこと、当時の執権が北条時宗だったことを確認しました。どっちが勝ったのだろうねの先生の問いに「日本。」と子どもが答え、「では、今日はどのように元と戦い、その後どうなったか調べよう。」と今日のめあてが定まりました。

 次はめあてに向かって調べ活動です。元と日本の戦い方を視点にして教科書や資料を調べ、わかったことをタブレットのワークシートに書き込みました。ひとしきり調べた後、先生から「友だちのワークシートを見られるようにしたので、いいなあというものを見つけてください。」の指示の後、良い考えを出し合い【日本は鎧をきているが元はきていない:元はてつはうを使う:元は集団戦術だが日本は一人ひとり】などポイントになることを共有しました。

 先生:これを見るとどっちが強そう?国も大きいんだよね。

 子:元。

 先生:結末は映像で見てください

 子(嵐、石塁・御家人の一生懸命の奮闘により元が退く映像を見る。)

 先生:一生懸命働いたらどうなるの。

 子:恩賞。土地がもらえます。

 先生:でもね。幕府は土地をあげられなかったの。なぜだかわかる?

 子:(元が)外国だからあげられない。

 先生:武士はどう思ったかな? ワークシートに書いてみよう。

 子(ワークシートに書きこむ。)

 先生:どう思ったかお話ししてください。

 子:なんで領地がもらえないんだ。

 子:御恩と奉公が成立していない。

 子:あんまりだ。

 先生:一言でいうと

 子:不満。

 その後、御家人に不満をもたれた幕府がどうなったか映像で確かめ、それぞれがまとめをワークシートに書きました。

「幕府は御家人の力をかりて元を退けることができた。しかし、・・・・・・・・・・」

で授業は終了です。今後も子どもにとってよい授業に向かって取り組んでまいります。

 

 

すききらい なくそう (2年)

 本日は栄養教諭の先生においでいただき、 2学年で食育の授業がありました。ペープサートのケンちゃん・マリちゃんの会話を聞いた後、好き嫌いについて考えました。好き嫌いをしていると「調子が悪くなる。」「バランスが悪くなる。」「野菜を食べないとだるくなる。」という意見が出されました。それから、「すききらいなく食べよう。」のめあてに向かって学習が展開されました。好き嫌いのある子にとっては耳が痛い授業でしたが、自分の健康のために、この学習で学んだことを生かしていって欲しいと思います。

楽しい楽しい休み時間(全校)

 今日は天気もよく秋のすがすがしい日です。2校時目の休み時間には多くの子どもが校庭で遊びました。サッカー、ブランコ、鉄棒、ジャングルジムでとても楽しそうです。ビオトープではカマキリや珍しい石を見つけていました。今までは学年の枠を超えて遊んでいたのですが、感染防止のため、学年の枠の中での遊びです。また、遊びの前後にはしっかりと手洗い・消毒等を行っています。

ハイブリッド朝の会(6年生)

 今朝は秋風が心地よい気持ちのよい朝でした。子どもの様子を見るために教室をまわっていると、6年生ではハイブリッド朝の会が行われていました。

 万が一のオンライン授業に対応するため、①子どものリテラシーを高める②学習の仕方になれるという意図があります。担任の先生は職員室からの参加です。朝のあいさつに続いて、健康観察、1分間スピーチが行われました。最後にオンラインのメリットを生かして歴史人物ゲームを行いました。ICT活用の朝の風景でした。

 今後、15日には「全校オンライン読み聞かせ」を行う予定です。

 

英語は楽しい(1年生)

 本日から特別非常勤講師の先生が本校低学年の外国語活動の指導に入っています。英語教育に長年携わってこられた先生で、早速、楽しい英語活動が行われていました。はじめに先生の英語でのご挨拶がありました。子どもたちは真剣な顔で聞いています。きっと、知っている単語や先生の身振り手振りからなんとか聞き取ろうとしているのでしょう。

 次に、あいさつの仕方を練習しました。「Hello」「How are you?」「I ’m fine」一 生懸命聞き取り、真似をしようとしています。その後は英語を使ってゲームを行い、楽しみました。

 実は非常勤講師の先生は子どもたちには顔なじみの先生です。交通安全指導員として、毎朝、登下校時に安全指導をしてくださっています。月曜日にお会いした時には「おはよう。」ではなく「Good morning」かもしれませんね。

ブログ授業参観2 なるぞ ひっ算名人(2年生)

 今日の教室訪問は2年生です。算数のひっ算の学習でした。みんなひっ算名人になるため、一生懸命に取り組んでいます。

 はじめに前回学習した129-53や146-89を復習しました。引けない時は隣の位から借りてくるというポイントがわかっていますので、簡単です。そこで今日の問題、「先生は102ひきのポケモンのうち、65ひきをにがしてしまいました。今、なんびきのこっていますか。」が提示されると、「先生、逃がしちゃだめだよ。」「簡単だよ。」「引き算だよ。」などのつぶやき。先生が「では、式は?」と問いかけるとすかさず「102-65」。「昨日とちがうところは?」に対して「0が入っています。」「昨日は0ははいっていなかった。」。そこで先生が「今日は十の位に0がはいっているときはどうやってできるかな?」と今日のめあてを投げかけました。

 「簡単、簡単。」「ひっ算でやればいいんだよ。」と言っていたのですが、いざ計算してみると「ううん、難しい。」何とか答えをだすと 47 37 の二つの考えが出てきて困ってしまいました。そこに、「たしかめ算をやってみたよ。」と素晴らしい考え。「47だと65+47=112。37だと65+37=102。」「37が正しかったんだ。」

 「では、こうやるといいよって説明できる?」と先生が問いかけると男子がホワイトボードを使って説明をします。

子:2から5ひけないので、十の位かりたいけどかりれない。だから百の位かりてくる。そうすると・・・・。

先生:百が十の位にくるとどうなるのかな。

子:・・・・・・・・・・。十が10つ。

先生:十が一の位にくると?

子:一の位は一が12になる。12-5で7。90-60で30。で37。」

先生:そうか、47の答えになった人は、十の位から一の位にかして90になったことを忘れちゃったのだね。2回続けてお引越しするけれど、その時に、ひょいひょいでなく1回止まる(10の位が90になる)ことが大切だね。

子:ああ。(深くうなずく)

先生:ではきょうのまとめは?

まとめ:十の位に 0があるときは、百の位から順にくりさげる

 その後、十の位に0がある問題を2問解きました。最後の一問は全員が自分の力で正解しました。振り返りをして授業は終わりましたが、みんながひっ算名人に近づいた1時間でした。

 

今日もがんばるぞ(登校風景)

 今朝は霧に覆われ、白一色の幻想的な朝でした。そんな中、子どもたちは元気に登校しています。本当は友だちをお話ししながら歩きたいのですが、自分と友だちの命を守るために、お話をせず、1列に、間隔をとっての登校です。きっと心の中では「今日もがんばるぞ。」という思いで登校しているのですね。

 

共に伸びる(陸上練習 高学年)

 10月の福島市小学校体育大会陸上競技会に向けて、子どもたちは練習に取り組んでいます。種目も決まり、それぞれが体力や自分の記録を伸ばすため、一生懸命取り組んでいます。今までは雨天のため、体育館での練習が多かったのですが、今日は晴れて校庭の水たまりも消え、外で練習することができました。ソフトボール投げのチームでは互いに教えあって練習する姿が見られました。オリンピックのスケートボードの選手たちのように、共に伸びるということも体験的に学んでほしいと思います。

ブログ授業参観1 メヌエットのよさをさがそう(3年 音楽)

 今日は3年生の教室を訪問しました。音楽「メヌエットのよさをさがそう」の授業がおこなわれていました。

 まず、スクリーンに緞帳と「大笹生小学校コンサートホールにようこそ」の表示が映し出され、子どもたちはどんな音楽が流れるかドキドキしながら見ていました。はじめに2年生で学習したメヌエット(ベツォルト)が流れ、続いて3年生で学習するメヌエット(ベートーベン)が流れ、子どもたちは口ずさみながら聴いていました。 

 次にメヌエット(ベートーベン)曲の構成をとらえました。「ビザトースト(2部形式)かな。サンドウィッチ(3部形式)かな?」の問いかけに子どもたちは「サンドウィッチ!!」としっかり答えていました。大正解!!

 そして、「メヌエットのよさをさがそう。」と3部構成の前後(ア)、中(イ)の曲想をとらえました。まず、(ア)や(イ)を聴いて感じることを発表しました。(ア)については【やさしい あったかい ゆったり 落ち着いてなめらか きれいな音 気持ちいい】、(イ)については【早い 楽しい 踊りたくなる つられる】等、素直で本質に迫る意見がだされました。続いて、「どうしてそう感じるのか3つの視点(音楽的要素)で聴いてみよう。」と投げかけ、子どもたちは ①速さ ②音の幅 ③音のつながりの視点から繰り返し曲を聴き、自分の考えを持ちました

自分の考えを確かめるために、①速さについては曲に合わせて手拍子をする、②音のはばについては旋律図を重ねたものを見る、③音のつながりについては演奏の様子の動画を見るの3つを行い、(ア)と(イ)の曲想の違いを音楽的要素から納得して確認することができました。

 最後にワークシートに自分の学習を振り返りました。音楽は音が学習の対象ですが、視覚からの情報や動作などを入れることでより一層、音楽の理解が深まるのだなあと感じました。大きな声で元気よくみんなと歌える音楽の授業ができる日が早くくるといいですね。

理科サポートティチャーの先生とともに(5年生)

 本日から理科サポートティチャーの先生が勤務しています。理科教育のベテランの先生ですので、子どもたちが自然の不思議や面白さ、巧みさを感じる直接経験ができるようになると思っています。理科の授業や科学クラブの活動にサポートしてもらうのですが、今日も早速、5年生の植物の授業などに入りました。花粉の観察の授業でしたが、朝のうちにへちまや朝顔の花、授業の前には顕微鏡などのを子どもたちが活動しやすいよう準備してくださいました。

 「うわあ。見えた。」「米粒みたいなかたち。」「写真にとってみよう。」「うまくとれたよ。」「朝顔とはちがうね。」顕微鏡をのぞいた子どもたちの声です。これからも豊かな理科の学習活動が展開されそうです。

久しぶりに(全校)

 いろいろな事情のため、本日、久しぶりの教室訪問となりました。雨ばかりの天気が続いていますが、子どもたちは元気に落ち着いて学習に取り組んでいます。校舎にはオリンピックの掲示がありました。オリパラを含め、選手たちの姿には多くの学ぶべきことがありました。また、水道では間隔をとるためのマークが新しくなっていました。教室の机の間隔も最大限にとり、感染防止に気をつけて学習や生活に取り組んでいます。

 驚いたことは、学習中に1年生がIPadをしっかり活用していたことです。これからも学習の道具として、ノートや定規のような存在になっていくのだと思います。

 今後も子どもたちの学習や生活の様子をお知らせいたします。

オンライン授業風景3

本日は、5・6年生が、今週末の課題や今後の学習の練習のため、「Metamoji Classloom」でのグループ学習やプリント学習の練習をしました。

2年生は、朝の健康観察を遠隔で行ってみました。

どんどん積極的な利活用になっていくといいなと思います。

 

 

校舎内の消毒作業

児童が下校すると、シルバー人材センターの方々が、入念に消毒作業を行ってくださいます。

接触回数の多い、ドアノブや扉、水道の蛇口、トイレ内設備、階段の手すり、職員室などは電話機やコピー機なども消毒をお願いしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また明日の朝、清潔な校舎に子供たちの声が響きます。

とてもありがたいと感じます。

オンライン授業風景2

本日は、3・4年生のオンライン授業の練習をおこないました。

ホワイトボードの後ろにいるのは・・・・

担任の先生が、学校から皆さんの自宅へ、メッセージを送るという場面を設定してみました。

まずは、健康観察を行っています。

3年生のみでもやってみました。

どの教員も、試行錯誤です。

教員機器が急に動かなくなったり、もう一度やり直したり、子供たちの機器への対応や指導に奔走したりと冷や汗たっぷりです。なんとか遠隔授業に結び付くよう、日々必死です。

 

 

遠隔授業

本日、3・4年生は、鳥取大学の北先生とインターネットを通じた遠隔授業を実施しました。

放射線に関する授業です。

放射線とは何かや校庭の放射線を測ったり、温泉には放射線が含まれていて、ラジウム卵の名前の由来になっていることも学び、びっくりしていました。

感染対策への努力を頑張ります!

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、もう一段階の感染対策を全校あげて実施しています。

手洗い場の感覚を2mになるように、足形を貼り直したり、来客名簿の鉛筆の消毒や打ち合わせには、アクリル板を設置、みんなで使用する放送室等の機材には、アルコール消毒ティッシュを置き、その都度消毒を徹底します。また、今一度教育活動内でソーシャルディスタンスを確認し、間隔を保って授業を行うようにしました。子供たちも、外から帰ってきたら必ず消毒や検温を昇降口で行うことも習慣になってきました。安全・安心な学校をつくるため、教職員も子供たちも日々頑張ります!

オンライン授業練習風景1

 

 本日、2年生と6年生でオンライン授業の練習をしました。2年生は、タブレットの画面に自分で入っていって、担任の先生とお話ができるかを練習しました。大変上手に操作できたようです。次回は、担任の先生が別教室から授業をする予定です。

6年生は、担任の先生のタブレットから算数の練習問題を各自のタブレットへ配付し、問題を解きました。

丸付けも、リアルタイムで行います。花丸やコメントもたくさんもらってニコニコです。

今後は、自宅と教室を結んだ学習を行っていきたいと思います。