学校日誌

2022年11月の記事一覧

本が好きな子どもに

 今日から学校では「読書タイムレース」が行われています。2・4・6年生の様子をお知らせします。

 また、今日の昼の放送で学校司書さんが読み聞かせを行ってくださいました。いずれも本が好きな子どもを育てるための取り組みです。

教室訪問(3年 算数)

 18日は3年生の教室を訪問し、算数に一生懸命に取り組む子どもたちの姿を見てきました。

 はじめは前の時間に学習した小数の数の比較問題の答え合わせでした。先生の「なんで(その答えになったの)?」の問いかけで、その答えに至った考え方も確かめていました。

 いよいよ今日の学習です。先生は別な部屋から持ってきたビーカーに入っている2つの水を見せ、その水の量をたずねました。目盛りがついているので「200ml、300ml。」 「じゃ、ℓに直すと?」「小数を使って、0.2ℓと0.3ℓ。」そして、二つの水を目盛りのついていないフラスコに注ぎました。「0.6ℓ」「0.5ℓ」子どもたちは、合わせられた水の量について考えているようでした。それで、0.2+0.3と式を立て、「小数のたし算はどのようにすればよいのだろう。」と今日のめあてが決まりました。

   今日のゴールが何かわかると、子どもたちはノートに計算の答えを書きました。それについて先生に「なんで(その答えになったの)?」と問われ、答えを導き出すまでの考えをまとめ始めました。答えは出せるのですが、その方法が正しいのかを説明するのはなかなか難しいようです。子どもたちは時間をかけて一生懸命考えていました。

 

 時間になり、みんなで答えを確かめ、計算のやり方について話し合いました。「2+3=5。それに0をつけて0.5。」という意見。先生は「どうしてこの方法で計算できるのかな。」と返します。話し合いを進めていくと「0.2は0.1が2つ、0.3は0.1が3つ。2+3の5で0.1が5つなので0.5。」「0.1をもとにして計算できる。」ということにまとまりました。すると、「前も10をもとにして計算したことがあったよ。」と以前の学習と結びつけて考えた子がいまいした。「〇〇をもとにして考える。」ということは算数のいろいろな学習で使えそうです。一生懸命、めあての解決に取り組む子どもたち、頑張っています。

子どもたちへのプレゼント(だいすきふくしまの日献立)

 今日は子どもたちにうれしいことがありました。それは給食です。「だいすきふくしまの日献立」ということで、メニューは「県産牛ステーキおろしソースがけ グリーンサラダ 五目スープ 県産りんごゼリー 牛乳」です。今日だけでなく、いつもおいしい給食ありがとうございます。

みんなで力を合わせ、試練をクリア(児童集会)

 今朝は冷え込みました。車の温度計でー1℃。でも、澄み渡った空気の中、吾妻連峰そして安達太良連峰がきれいに見えました。

 さて、昨日は児童集会が行われました。メインは「みんなでまわろう!! 校内探検」です。学校内に用意された9つの試練やクイズに、縦割り班で協力してチャレンジします。みんなで力を合わせてクリアしていくことで、より班の絆が深まっていくようでした。

 

 校内探検の後、子どもたちが大好きな「マーチングマーチ」をみんなで歌いました。最後に感想発表がありましたが、多くの子どもが自分から前に出てきて感想を述べていました。そのことをとてもうれしく思います。

 素晴らしい集会を計画し、全校生を楽しませてくれた集会実行委員の子どもたちにありがとうの気持ちを伝えたいと思います。

郷土や地域に学ぶ(3・4年生)

 昨日は中学年で体験学習が行われました。ともに郷土や地域について学ぶ大切な学習でした。

 4年生は福島市土地改良区や県や市の農林担当の方においでいただき、栗本堰を訪ねる小学生勉強会で体験的に学びました。栗本堰は今から約200年前に栗本三左衛門という方が計画立案し、用水路を開削完成したものです。中でも円形分水工は大笹生と笹谷で協力して貴重な水を分けることができるよう先人の知恵が詰まっている施設でもあります。子どもたちは実際に頭首工や分水工を説明を聴きながら観察し、大笹生地区の農業の発展に水が欠かせないことや先人の郷土に対する思いや知恵を感じ取っていました。フィールドワークを終えて、次は学校で水の比較実験をしました。活動を通して、日本の水のすばらしさ、それを汚してはいけないことを学んでいました。

 3年生は飯坂消防署に見学に行きました。消防署のお仕事について説明を聴いた後、実際に消防車や救急車、はしご車などを見せていただきました。消防署に方々が私たちの命や財産を守るために頑張ってくださっていることや私たちは火事を起こさなように気を付けなければならないことを体験を通して学びました。

 3年生も4年生も貴重な体験を通して実感をともなう学びができました。ご協力いただいた方々に心より感謝申し上げます。