学校では子どもたちの学力向上のため、よりよい授業を目指して授業改善に努めています。本日は1年生の国語の授業の様子をお伝えします。「どうやってみをまもるのかな」の学習です。きょうはスカンクが身を守る方法を文章から読み取ることが目標でした。段落ごとに色のシールを貼っていきます。それを手がかりにスカンクのおしりを確かめました。
次におしりからだすくさいしるについて、話し合いました。「しるって何?どんなもの?」の先生の問いに「水みたいなもの」「お味噌汁」「透明なもの」「水筒の中の水」「しょうゆ」「なにかにつけるもの」と生活に結び付け、しるのイメージを広げていきます。そこで先生は「水ではないけどみずっぽいものだよね。味噌汁って?」と返すと「味噌が入っている。」と子どもたち。さらに先生は「そう、味がついていたりするようね。」「色やにおいも・・。」としるのイメージを深めていきます。「しる」という言葉にこだわり、そのイメージを広げ深めた場面でした。
その後、話し合いは「スカンクはくさいしるをつかってどうやって身を守るの?」に移りました。黄色のシールを目印に読み取り、「しるをとばしてさかだちする」「くさいしるをとばして」「さかだちしてにげなかったらくさいしるをとばす」などそれぞれが読み取ったことを話しました。「さかだちをやめて・・・」という意見が出たとき、「新しいことが出てきたね。」と先生が驚いた表情で返しました。それをきっかけに子どもたちは時系列で事の経過を「さかだちをし」「おどかし」「にげなかったら」「さかだちをやめ」「くさいしるをとばす」と整理していきました。そして、動作化をしてどのようにスカンクが身を守るかを確かにイメージすることができました。
入学して3か月の1年生。自分の読み取りや考えをしっかり持ち、表現し、話し合いで読みを確かなものにしていく姿にすばらしさを感じました。
30日は連接異校種研修で、信陵中学校の先生が本校においでになり、授業を参観したり、授業にT2として入ったりしてくださいました。本事業は、幼稚園・保育園から小学校、小学校から中学校へ進む子どもたちのハードルをなるべく低くするために行われています。6年生も中学校の社会の先生から福島の遺跡の話を聴き、中学校を少し身近に感じられたのではないかと思います。この後も笹谷幼稚園の先生との研修が予定されています。9年間+1~3年間、つながった教育ができるように異校種間で連携を深めてまいります。
今朝は楽しい大笹生タイムが行われました。以前に話し合い計画していたドッジボール、だるまさんが転んだ、椅子とりゲーム、宝探しで遊びました。縦割り班での楽しい活動で、子どもたちはより仲良くなりました。
昨日は6年生が宮畑遺跡見学に出かけました。天気予報では雷雨が予想されていましたが、現地に着くと青空。そういえば先週の宿泊学習でも雨の予報の中、すべてのプログラムを行うことができました。きっと、6年生の中に晴れ男、晴れ女がいるのでしょう。宮畑遺跡では、福島市にも遺跡がたくさんあることを説明していただき、展示物や野外の遺跡の様子を実際に見て学習しました。学校で学んだことと結び付けて、より確かな知識となったことと思います。
昨日は3年生と5年生が大笹生支援学校に出かけ、交流学習を行いました。最初は緊張気味の表情でした。支援学校の皆さんが準備してくれた活動を進めるにつれて会話も増え、楽しく交流することができました。本校では、今年度「人との関わりから学ぶ」を大切にしています。この4年間は人と関わることに大きな制限がありました。感染予防に注意しつつ、できることを広げていきます。それが子どもたちに豊かな学びにつながります。
※活動の写真は後日アップします。代わりに校舎スケッチ(本校の1階の様子)をお知らせします。
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