学校日誌

2021年9月の記事一覧

使いやすい駐車場に(共同作業)

 本日は信陵・飯坂方部の技能主査の方や用務職員の方による共同作業を行っていただきました。学校北側の空き地を駐車場として活用するために砕石を広げてならしていただきました。雨の日はぬかるんで駐車できませんでしたが、今後は駐車場として活用できます。各学校の校務で忙しい中、本当にありがとうございました。

ブログ授業参観7 1年 道徳 生き物にやさしく

 今日の教室訪問は1年生教室で道徳の授業が行われていました。教室の後ろには、昨日捕まえてきたカエルなどが飼われていました。

 はじめに先生が昨日の生活科を振り返り、「生活科で生き物探しをして何を見つけましたか?」と聞くと、「バッタ」「カエル」「チョウ」などの答えが返ってきました。続いて子どもに事前にアンケートしていた結果を確かめました。「生き物が好きですか?」については はいが11名・いいえが2名、「生き物を大切にしていますか?」については はいが10名・いいえが3名という結果でした。そこで先生から「では、生き物を大切にするにはどうすればよいのでしょうか?」の問いに「餌をやればいい。」などのつぶやき。「今日の道徳はそれを勉強していきましょう。」の投げかけで今日のめあてが「いきものをたいせつにするには?」と決まりました。

 次に先生はかごに入った青い丸いものを見せ、「男の子がこんな卵を見つけました。そのお話を読みます。そらいろのたまご。」と話し、お話の前半を読みました。その後、

先生:卵を一つだけとってきた時、男の子はどんな気持ちだったでしょう?

子:かってあげよう。 子:死なさないように・・・。 

子:大きくなったら返してあげよう。子:きれいだなあ。 ・・・・・・・・

先生:(男の子の顔の絵を指さしながら)男の子の顔を見てみて。

子:どろぼう(みたい)。 子:きれいだから、いっか?

先生:そう、ひとつだけならいいんじゃない?

子:(だめ)お母さんが困る。 子:どこにいったのかな(と心配する)。

先生:そう、お母さんはどんな気持ち?

子:悲しい。 子:不安な気持ち。 子:大丈夫かな。

先生:(男の子は)お母さんの気持ち考えていたかな。  

子:考えていたらとらなかったかもしれない。

先生:では、次にどうなっていくのかお話を聞きましょう。

 後半のお話を先生が読み、その後「誰に会いましたか?」と問いかけました。

子:神父さん。

先生:あった時に(男の子が)はっと気がついたのですが、何に気がついたのでしょう。

子(つぶやき):悪いことをした。  鳥の家族を傷つけた。 怒られる。・・・・

先生:じゃ、ワークシートにはっと気がついた時、どんなことを思ったか書いてください。

子全体:(ワークシートに書き込む)

 そして、ワークシートに書いたことを発表しました。

子:悪いことをしちゃった。 子:ごめんなさい。 子:赤ちゃんを傷つけちゃった。子:お母さんも困らせた。  

子:悲しい思いをさせちゃった。 子:やらなければよかった。 子:そっと返してあげよう。

先生:でも、さっきまでは「きれいだからいっか。」と思っていたんだよね。

子:きれいだけれど、・・・・・・・・・。

 この後、学習を振り返って「生き物を大切にするにはどんなことをすればよいか?」をワークシートにまとめました。そこには

子:大事に育てるよ。 子:放して返してあげるよ。 子:いやな思いをさせないようにしよう。

と書いてありました。生き物にも優しい1年生。今日の道徳は「(たくさん使ったので)頭が一杯でした。」と話していました。

 

 

 

 

臨時登校班会議

 昼に臨時の登校班会がありました。29日に本校のオンライン授業が予定されているために登校時刻が変更になります。そのため、班の集合時刻を確認するための登校班会でした。保護者の皆様には本日に確認しました班集合時刻等を確認いただき、29日の登校にご配慮いただきますようお願いいたします。

生まれる前の大変な出来事(1年 放射線教育)

 今日は環境再生プラザの方に来ていただき、1年生が東日本大震災や放射線について学びました。

 まず、2011年3月11日の地震や放射線のことを知っているかについてのアンケート結果を確かめました。地震について知っている人は50パーセント、放射線について知っている人は25パーセントです。まだ、1年生は生まれる前の出来事なので知らないのも無理はありません。そこで、今日のこの時間は東日本大震災と放射線のことを学ぶことになりました。はじめに先生が「なにがおきたの?だいしんさい」の紙芝居を行い、子どもたちはとても大きな地震が起きたこと、福島は原子力発電所が爆発してそのあとの生活が大変だったことなどを知りました。特に10mの津波の大きさに驚きを隠せないようでした。

 次に「なにがおきたの? ほうしゃせん」の紙芝居を見て、放射線の広がりや除染等によって安全な環境を取り戻していること等を学びました。その後に環境再生プラザの方から振り返りのクイズを出していただいたり、質問に答えていただいたりして、放射線についての理解を深めました。

 1年生にとっては生まれる前の出来事です。しかし、福島に暮らす私たちにとって学びつないでいかなくてはならない学習でした。

読書の秋(図書室)

 今日は学校司書の先生の勤務日です。図書室に行くと新しいコーナーを創っていました。「お気に入りの一冊をあなたへ 作文コンクール」(本の推薦文のコンクール)で入賞した作文で紹介されていたおすすめの本のコーナーです。子どもたちに読んでほしい本がたくさん並んでいました。本を手に取り、紙のページをめくりながらじっくり読むことは、知識の幅を広げ考える力やものごとを見つめる枠組みを育てることに大きな効果があると思います。今朝も子どもたちは朝の読書に集中して取り組んでいました。これからも読書活動を充実していきたいと思います。

 さて、保護者の皆さんに連絡です。今週末は台風16号の影響が心配されます。子どもたちの安全を第一に考え、状況によっては登下校時刻の変更等があるかもしれません。その場合にはお便り又はあんしんメールでお知らせしますが、子どもたちの安全を第一に対応をお願いします。