杉妻小学校日誌

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葵 あおい

(タチアオイ)の花が上の先まで開きました。
今シーズンは、同じような位置から時折、撮影してみました。

下の写真は6月3日

下の写真は6月16日


6月20日

そして、今日7月5日

下から花が咲き、上に向かって立の花が開いていく様子が伝わると思います。
一番上が開くと、梅雨も終わり・・・

杉妻小の周りに咲き誇るたくさんの立

子供たちも、まっすぐと空に向かって伸びて、色あざやかに咲き誇ってほしい・・・との願いにあふれていると思いました。

背 せ

朝早くからプールの水質を確かめたり、放課後に掃除用具を整えたりしている先生をみかけることがあります。
子供にはほとんど見せない姿です。
先生たちも授業以外に業務を分担しているので、その仕事といえばそのとおりなのですが・・・

杉妻小の先生たちは、業務の進め方を自ら考えて取り組んでいます。その姿勢にいつも感謝しています。

今回は、写真を撮りながら「大人の中のもつ意味」をふと考えました。

子供は大人が口にする言葉をまっすぐ聞くのでもなければ、ただ真似をするわけではありません。
大人の動きやたたずまいを後ろから見つめています。そして、次第に真似ながら自分の所作に取り入れていきます。

時に中のもつ意味の大きさを思い返す・・・それは大人の務め・・・ですね (;^ω^)

言 こと

3年生がレポートの書き方を学習していました。

調べたことを分かりやすく書きまとめる。そんな技能を身に付けることを目標にするとても重要な学習です。

先生もこの学習の大切な意味を理解していて、見通しをていねいに伝えていました。


授業を見てて、ふと・・

・・子どもというものは身の丈に合わない大人の葉を使いながら、葉を覚えていく・・

と、ある著書の一節を思い出しました。

そうならば、子どもと一緒にいる大人の葉はやはり大事・・・

適切な葉を選びながら、ていねいに伝えている先生に、またリスペクト・・・(๑>◡<๑)

 

間 ま

掲示板に4年生のひょうたんの観察記録が貼られています。
先生たちは観察のポイントを示して取り組ませていました。


これは子どもが考える術(すべ)を育むためのプロセスのひとつです。
実はこの後の学習が重要で、一人一人の観察結果から「結論」を導く段階が考える力を育てます。
これから4年生の先生たちがどんな授業づくりをするのか ぞく( ^)o(^ )のが楽しみです。

・・・・・・(`・ω・´)

6年生も植物の学習をしていました。こちらは観察に取り組む以前の段階。
先生は子どもたちの「問い」や「予想」を引き出して話し合わせていました。

知識を身に付ける前に、その対象に対して
子どもたち自身がどれほど思いをはせるのか・・・
どのくらい深い疑問をもつのか・・・
子どもたちが学びに向かうためのはじめの一歩をとても大切にしていました。

「問いと答えの
限られた時間の中で、このをいかに伸ばし濃くしていくかが先生の腕の見せどころ
子どもが迷ったり、間違えたり、回り道をして「問い」から「答え」にたどり着く。考える力はこのでふくらんでいきますから( ^ω^)・・・

月 つき

外国語の学習も次の社会に生きる子どもたちに必要とのことから小学校の授業になっています。

でも、「これがあなたに必要だ」とあてがうようにすると、つまらない(_ _).。o○

そこで、先生たちは、あの手この手を使います。

今回は「あなたの誕生日は何ですか?」の問いを、子ども自身の結びつきから答えさせていたようです。生まれの英語の発音と表記が分かることが面白い様子٩( 'ω' )و

そういえば・・(p_-)

1:January
2:February
3:March.
4:April.
5:May
6:June
7:July

・・・・・

となっているけれど、その表記の由来を調べるとさらに面白い・・ギリシャとつながっていた(*゚▽゚*)

・・・・・

April(ギリシャ神話の神「アフロディーテ」)

May(春の女神「マイア」)

June(神の妻「ユノ」)

July(ジュリアス・シーザー)

・・・・・

そして、我が国の名も実は、いち、に、さん・・ではなく

・・・・・

(うづき)

(さつき)

水無(みなつき)

(ふみづき)

・・・・・

 

美しい和風がありました。


英語からギリシャ語、そして我が国の言葉にふりかえる・・・と、名ひとつでも知的にワクワクできるかもしれませんね・・・(^ω^)

「自分から求めて行う学び」は、面白いです・:*+.\(( °ω° ))/.:+

それは、子どもたちと一緒に先生たちが楽しむ(愉しむ)ことに左右されそうです

社 しゃ

5年生の会科学習の様子です。あたたかい土地での暮らしについて調べる学習をしていました。

小学生が一人一人で端末を使って調べたり、まとめたりする活動は当たり前のことのようになってきました。資料集や写真に加えてたくさんの動画も見ることができます。

情報は手軽にたくさん手に入れられる時代の学習スタイルです。そして、分かったことを端末のワープロ機能を使って綺麗に会科新聞をつくってしまうこともできる・・・

だからこそ、授業をすすめる先生は、人間会は自然環境に影響を受けながら発展してきたことを、自身の言葉で考えて表現する子どもを評価しています _φ(・_・

でも、自分たちと異なる暮らしをもっと知りたい・・・(*゚▽゚*)

そんな習慣や文化があるの(p_-)????

そうだったのかあ٩( 'ω' )و・・・

と、会や世界にときめく子どもを見るのは、もっとうれしそうです。

算 さん

この時期、4年生が数科でわりの筆を学習しています。

ミスが少ない子の特徴を見ていると
ノートのマスをよくとらえ、数字を書き入れています。余白も十分にあり、数がよくそろっています。


そして、右手に鉛筆を持っている子は、左手をしっかり添えてある・・・姿勢もいいですね。

をするには、集中力が必要です。その集中力は手先からも感じてきます。

調べてみると「」という漢字は、上部が(竹)、真ん中が(貝)、下部が(両手)を象形し、両手でそろえて数を数える様子を表している文字とのこと。

「そろえる」「両手」・・・は昔からやはり大切だった・・・(*^-^*)

ノートに数字を記入するマスの位置、手の位置、姿勢・・・きめ細かに繰り返し指導している先生方に改めてリスペクト ・・・( *´艸`)

声 こえ

月曜日の第1校時、国語科を学習している教室が多いです。
休み明けの一番初めに国語科をしている教室を見ると、よく目につくのは子供が教科書を手に持ってに出して読んでいるシーンです。

「音読」と呼ばれる活動です。黙って読んでいると、目と頭をよく使いますが、に出して読むときは、目と頭のほかに口と耳もよく使います。
先生たちは、意図的にを出させて読ませることで「休み明けの脳を目覚めさせる(・・?・・的なこと」をねらっているかもしれませんね。

そして、立たせて読ませる活動もしていました。子供たちは座ってをだすより、さらに集中力が高まってました。
何度も繰り返しに出して読み、その言葉を耳で理解させることで、頭の中で文章が明確になることもねらっているようです・・・( ^ω^)

雨 あめ

4校時が始まるころ、雲行きが怪しくなり、強風と激しいが校舎をたたきつけました。

校舎の隙間からは水漏れもあり、急いで処置・・・(;・∀・)


短時間で終わりましたが、予報をみると下校時刻あたりに再び雲が杉妻小にやってきそうな様子・・ "(-""-)"
心配していたとおり、5校時の半ばにが降ってきました。
保護者には、天気が荒れたときは待機して下校を遅らせるメールの発信・・・
全校に昇降口を出る時刻を待つように連絡・・・(;・∀・)  (;・∀・)  (;・∀・)  (;・∀・)  (;・∀・)

幸いにも雲は早く過ぎて、5分程度の遅れで無事に子供たちを帰すことができました ε-(´∀`*)ホッ

1年生の下校を見守ってくださるサポート隊の皆様、本当に感謝してます。

静かになった学校を見回ると、上がりの水たまりがあちこちにできていました。

そして、わたしたちには心配なも、植物には恵みの栽培園の作物は生き生きとしていました。

また、先日はつぼみだった立葵が一番下から花がひらきはじめました。


いつも順々に下から上へと花びらが開くこの立葵
の始まりをお知らせしてくれました・・・( ^ω^)

危 き

下の写真は、 テキストを使ったり映像を見せたりして安全教室をしている様子です。

高学年は自転車の乗り方も学習しています。

交通事故に遭わないように、自分で考え、判断し、適切に行動できる能力や態度を育む大切な学習です。

険を察知するポイントや、自分の身を守るための具体的な方法を考えることが重要です。

先生たちは、具体的なシーンでない場所を問いかけたり、そのシーンからどのような事故が起きるかを予想させたりしていました。そして、ふだんの生活での機回機の態度について、振り返りをとても大切にしていました。

交通事故は被害を受けた方も起こした方も不幸になります。


安全教室は、一人の人間としての自覚を育む大事な授業ですね・・・(-_-)/~~~!!

楽 がく

「勉強」という言葉には圧力を感じませんか(・・?
言葉の中に「強(し)いる」があるからでしょうか。何となくしくない。
でも「学習」という言葉からはあまり圧力を感じません。
学(がく)習は、(がく)習に、言い換えられるからかもしれませんね!(^^)!

4月に入学した1年生は、教室での姿がとても変わりました。
昨日の算数科の授業では、写真のように張りきっていました。
先生の問いかけに手を挙げて答えようとする姿からは、しいんだろうなぁ( ^^) と見ててうれしくなりました。

2年生も体育館へつながる外の通路で鍵盤ハーモニカを鳴らしていました。とてもしそうです。
感染予防の制限がある教室ではできませんが、屋外で間隔をとって演奏していました。

やはり、音科は十分に音を出せるとしい・・・

そして、2年生が音をしているそばでは、立葵(タチアオイ)が大きく育っていました。


太い茎が1メートルを超えて真っすぐに伸びています。
蕾もたくさん付けていました。
「豊かな実り」が花言葉、そして「梅雨葵(ツユアオイ)」とも呼ばれる季節の風物詩です。
杉妻小の周りには、実はいろいろな品種の立葵があります。
いよいよ明日から6月。
梅雨の季節にあざやかな花を見るのがしみです・・・( ^ω^)

回 まわる

子どもの心は促成できない・・・植物ではなくであるからこそ当然のこと
児童が下校して校舎をり、トイレのスリッパを見ると実感することです。

学校は社会の一員としての規範やマナーも教えるところです。
型として教えたり、規則として守らせたりもします。繰り返すことで、意味を理解させる前に習慣にしてしまうことも期待します。よくできたときは褒め言葉をかけて、よさを感じさせたりもします。

とにかく、先生たちはあの手この手で子どもに伝えていきます。
そして、できるようになったときは、とても気持ちいいのですが、崩れるのはあっという間です。

でも、先生たちは諦めずに、またあの手この手を考えていきます。

本校は4階建ての広い校舎でトイレも多くあります。
スリッパはバラバラのところもきれいにそろっているところも・・・

心を育てる
そこには、大人が「伝える」子どもが「応える」という関係の濃密さが問われるように思えます。


大人は、本気で意志を伝えているのか・・・
それに子どもは自らの意思で応えようとするのか・・・

 

校舎をり、思いもぐるぐるり・・・

 

今週はblogに手がらなかったと反省・・・_φ( ̄ー ̄ )

旗 はた

15日(日)に運動会が実施できました。

コンディションにも恵まれ、参加した児童の喜びを感じることのできる運動会になりました。

さて、国,市,校・・・〇〇は,たくさんありますね。
どれもなんらかの象徴(シンボル)として使われています。
さて,運動会のシンボルといえば「紅白
そして紅白対抗戦から「勝ち」も運動会ではよく見かけるです。

でも本校で行われた運動会では6年生児童がつくった「応援」がたくさん目につきました。
デザインは,児童の創意工夫にあふれていました。

そして,運動会が終わり,その旗は廊下や踊り場に掲示してあります。
声援に代わる応援でしたが,児童の思いや願いが込められてるなぁ・・・と眺めて楽しくなります。

紅白対抗にとらわれない団体戦により,勝ちも使っていない杉妻小の運動会でした。
以前は,勝ちの受け取り方や礼の仕方に時間をとっていました。
「勝ちを受け取る代表に合わせて礼をするんだよー!! ( `ー´)ノ( `ー´)ノ( `ー´)ノ」
先生たちは,練習ではよくそんな大声を張り上げていました。今はそれもなく、先生たちの顔も緩やか・・(^^)/

 

勝ちはなくても,児童の創意工夫に時間をかける成果がこの応援にあったと思いました・・・(=゚ω゚)ノ

整 ととのう

本日、運動会の開催です。

感染予防に努め、運動会を実施します。準備はしっかりといました。

先生方も朝早くから校庭の地に汗を流していました。

児童のみなさん、こころをえて、力を発揮しましょう・・・!(^^)!

校長先生も、校庭をえています。

みんなで、こまかい石も拾って、校庭はいました。

 

誰 だれ

運動会はのため

運動会は何のため

 

コロナ禍をきっかけにそれまで繰り返してきた教育活動を見直している杉妻小です。

運動会も大人数が密集しないように

開閉会式は、教室と校庭に分散

演技種目は、単学年で2種目

2種目は、30分間内で終了

来賓はなく、保護者は入れ替えの参観、お昼のお弁当もなし

従来の運動会とは大きく様変わりをしています。

 

制限があるから・・・労力をかけずに・・・と感じられることもあると思います。

しかし、大きく変えたことで、「運動会はのため」「運動会は何のため」という原点が、とても分かりやすくなりました。

 

杉妻小の運動会は、児童の「学びの場」児童同士が「協働的に学ぶ機会」として実施します。

教室の黒板には担任の先生から、運動会に参加する意味付けとして大切なメッセージがありました。

いよいよ明日15日(日曜日)は、杉妻小学校の運動会です。

コンディションよく、児童が考えたスローガンのもとに実施できることを楽しみにしています( ^ω^)・・・

鼓 こ

 「」の字の意味を調べてみると、つづみの打楽器、うつ、たたく、そのほかに「ふるいたたせる」「はげます」といった意味がありました。

 本日の第45回福島市小学校笛パレードに本校は6年生が参加します。児童一人一人パレードの楽しさを味わってほしいと願っています。

 そして、夢と勇気を、ふるさと福島市に勢いを!!

 パレードをみるすべての人を舞してほしいと願っています・・・( ^ω^)

合 あう

「話しう」

「聞きう」

「語りう」

「伝えう」

「支えう」

教師が児童に働きかける学びの活動として、とても大切にしている言葉です。

クラス替えがあった教室をまわると、児童が意見を出しって決めた「学級目標」がありました。

 

学級に対する児童一人一人の願いと教師の願いを寄せた言葉がここにあります。室内に掲げて折にふれ、自分たちの行いを振り返るよりどころになります。

 
集団として学ぶ教室では、必ず課題があり、問題もあります。しかし、色々と迷いながらも過ちながらも解決する、仲間がいれば勇気を持って乗り越えられる。そんな経験一体感を児童に学んでほしい・・・

先生たちの願いが「・・う」という言葉を大切にさせるのかもしれないと思いました・・・o(^_^)o

動 どう

学校をまわると

先生がどれだけ楽しんでいるか・・・

大人の「楽しみ」は子どもに伝わると感じる場面を目にすることがあります。

4階で6年生が先生と運会スローガン掲示を作っていました。

枠取った文字を黒く塗っているだけですが、とても楽しそうでした。

 

5月14日に予定されている「運会」

子どもが自らやりたいと心を駆る働きかけは、教師の重要な役目です。

ゆとりをもって先生も楽しむ。先生の楽しみが子どもに伝わる。そんな雰囲気で実施できることを願ってます。

 

このスローガン、これから杉妻小の4階の窓に掲示される予定です。

去年は、前校長先生が描いた鬼滅の刃があったところです。

そういえば、竈門炭治郎も「人は心が原力だから」と言った場面があったような・・・

シモーヌ・ヴェイユも「教育の本分は原力を生まれさせることにある」と・・・

先生たちのゆとりと笑顔は、子どもの原力につながりますよお・・ (๑>◡<๑)・・

 

本 ほん

図書館を回ると、児童に注目してもらいたいが書架の上に置かれたり、整然と分かりやすく並べられています。
学校司書のお力があってこそと、いつも感謝の気持ちが湧いてきます。

今日の午後、出張の先生の代わりに教室に入りました( ^ω^)・・・
算数科のテストが終わったら、残りの時間は読書にしました。
児童は日ごろから、好きなを机の中に置いておきます。
しぜんとと対話するかのように向き合う児童の姿はとてもいいなぁ・・とうれしくなります。

さて、授業のおしまいに、児童にクイズを出しました。

Q:人のカラダは何でできているでしょう? ズバリ、〇〇と答えてください?

すると、一斉に手が上がりました。

A:みず(水)→ はずれ! ('◇')ゞ
A:にく(肉)→ はずれ! ('◇')ゞ
A:ほね(骨)→ はずれ! ('◇')ゞ
A:かわ(皮)ひふ → はずれ! ('◇')ゞ
(+_+)???
( `ー´)ノ??
( ゚Д゚)?
?(?_?)

「ズバリ当てる人は、なかなかいないんだよな~( ^ω^)」

「では、答え・・・」























人のカラダは、「ほん()」でできています。

「体」

漢字を板書すると、児童は理解し、笑って納得してくれました・・・( ^ω^)

連休は、ぜひたくさん読書を!!

をたくさん読んで、をつくろう ('◇')ゞ

六 ろく

日の出が早くなりましたね。朝の6(ろく)時、ゆうあい広場の草花は生き生きとして輝いています。

杉妻小学校のシンボル「メタセコイア」も新緑の装いが増してきました。


児童が登校始めると、今年も自主的に年生が正門前で、おはよう運動を始めています。

 4月12日 火曜日

4月18日 月曜日

4月19日火曜日

4月22日 金曜日

上の写真のように、はじめは二,三人ほどでしたが、日に日に六年生児童の数が増しています。

そして、4月27日 水曜日 午前7時3分、また並び始めました。

 

あいさつは、その人の存在を認める合図のようなもの・・・とある哲学者の著書にありました。
存在を認めるためには、受け入れる心のすきや間も必要です。しなやかな心も必要です。

すすんで「おはようございます」と元気な声をかける年生の心は豊かに、そして、しなやかに育っているなぁ・・・とうれしく思いました( ^ω^)