福島一中ブログ日誌

2020年3月の記事一覧

転入教職員紹介

 明日から令和2年度が始まります。

 先日12名の先生方がご退職・転出されましたが、4月1日付で本校に着任する先生方をご紹介いたします。

 下記PDFデータをご確認ください。

  令和2年 異動のお知らせ.pdf

 着任式は4月6日(月)に第1学期始業式に先立って実施する予定です。

 

ご退職・転出される先生方からのメッセージ

 3月27日(金)は1・2年生の登校日でした。各学級で通知票・修了証書を配付し、新学期の連絡をしました。また、今年度末を持ってご退職・転出される先生方から、校内放送で一人ずつメッセージをいただきました。

 以下、先生方からのメッセージの一部を紹介いたします。

 

若松幸一先生(ご退職)

 教員になって、三十四年、この福島一中で退職できることを光栄に思っています。

 サッカー部の3年生が卒業する時に、いつも次の言葉をはなむけとして贈っています。

 「サーカーボールは丸い。だから、何が起こるか分からない。どんなことが起こっても、それを乗り越えるのは自分自身だ。」

 今、まさにその何が起こるか分からないことが起こっています。突然の臨時休業で修了式もなくなり、楽しみにしていたオリンピックも延期になってしまいました。最悪な事態を乗り越えるためには、まず確かな学力が必要です。そして、部活動で体力をつけ、心身ともに成長していく必要があります。これからしっかり学習して、困難に打ち勝つ力をつけてください。この福島一中で学習や部活動に取り組める皆さんは、本当に幸せだと思います。

 皆さんとは今日でお別れですが、私は「別れがあれば、必ずまた出会いがある」と信じています。今までありがとうございました。

 

青津三紀子先生(ご退職)

 先生になり、ここ福島一中も含めて何千人もの生徒の皆さんと接してきました。

 素直で元気でいつも満面の笑顔で接してくれるクラスの皆さん、部活動で仲間とともに目標に向かってひたむきに練習していた皆さん、すれ違うたびに元気に挨拶してくれた皆さん…まだまだたくさんありますが、様々な場面での皆さんの一生懸命な姿が次々と浮かんできます。

 皆さんとともに過ごした日々は、私にとってかけがえのない宝物となりました。

 皆さんに一番伝えたいことは「感謝、ありがとう」という言葉です。生徒の皆さん、先生方、友人、家族があって今の私がいるんだと強く感じます。「ありがとう」は自分自身に優しくなれて、人には温かい気持ちにさせる魔法の言葉です。これからの人生「ありがとう」の気持ちを持ち続けてください。そしてぜひ言葉でも伝えてください。

 この三年間、本当にありがとうございました。

 

栗城敏彦教頭先生(福島市立野田中学校へご栄転)

 福島一中2度目の勤務は三年間でした。皆さんとの出会いは、私のとても大切な宝ものです。保護者の方をはじめ、地域の皆様にも大変お世話になりました。

 生徒の皆さんが毎朝元気に登校し、さわやかに挨拶を交わしている姿、授業や部活動、清掃活動など様々な場面で素直で豊かな心を表現している様子を見つけるたびに元気をいただきました。ありがとうございました。

 皆さんがこれからより一層健康を保ち、自主的・自発的で心身ともにたくましい生徒へとステップアップするとともに、未来の社会人、職業人として自立できるように成長していくことを祈っています。三年間、ありがとうございました。

 

冨田宏幸先生(福島市教育委員会へご栄転)

 八年間、いつも皆さんが目標に向かって努力したり、頑張っている姿を授業や部活動をはじめ、様々な場所で見ることができました。そんな皆さんと一緒に生活できたことで、楽しく、充実した毎日を送ることができました。

 私は大学まで陸上競技を行い、一中でも陸上部の顧問として活動しました。その経験の中で感じることは、勝敗や目標を達成できるかどうかは、才能や練習量のほかに、運も大切だということです。大事なときに運が自分に向くようにするには、真面目さ、正直さ、素直さ、挑戦する心、少しくらいうまくいかなくても落ち込まず、前向きにやろうとする心が大切だと思います。皆さんには運を味方にできる可能性がたくさんあります。これから先、失敗を恐れずに挑戦したり、思いを行動に移すことでもっと可能性を高めてください。

 一中生の活躍をこれまで以上に期待し、応援していきたいと思います。今までお世話になりました。ありがとうございました。

 

瓶子幸代先生(福島市立信夫中学校へご栄転)

 国語の授業では、漢字テストに向けて一生懸命練習したこと、質問に対して元気よく手を挙げて答えたこと、自分の考えを言葉で表そうと少しずつでも小さな声でも答えたこと、図書室では、選んだ本を黙々と読んでいたり、友達同士、好きな本を紹介し合ったり、好きなジャンルの本を次々と毎日のように借りていったり…私は一中生とのすべての活動、生活が大好きでした。忘れません。

 4月からは新しいスタートです。きっとすばらしい未来が待っていますよ。私は信夫中学校からみなさんの活躍をずっと楽しみにしています。

 

齋藤淳子先生(福島市立渡利中学校へご栄転)

 今年の元旦に放送された「塩野七生と高校生の対話」という番組から考えさせられたことを話します。塩野先生は「免疫をつけること」が将来役に立つと話していました。それは、挫折に慣れること、若いうちに壁にぶつかること。壁にぶつかるからこそ考える…考えるためには教養を身に付けることが大切。同じようなことをテニスプレーヤーの大坂なおみさんの元コーチのサーシャさんも次のように言っていました。「試合は勝つか負けるか」ではなく、「勝つか学ぶかだ」と。失敗したらダメではなく、そこからどうすれば改善できるのかを自分で考えることが大切です。いろいろな場面で、いろいろな免疫をつけて、ちょっとずつ大人になっていくのだと思います。

 話をしたことが、何かを考えるきっかけになればうれしいです。三年間ありがとうございました。

 

工藤ひろみ先生(福島市立野田中学校へご栄転)

 忙しい毎日でしたが、数学の授業で皆さんと勉強したこと、卓球部の練習でともに汗を流したことなど、どれも忘れられない思い出です。

 中学生は、心も体も大きく変化して、悩むことも多々あると思います。悩み、考えることは自分を成長させるために必要不可欠です。

 私は親から「若い時の苦労は買ってでもしろ、というのだから頑張りなさい」と言われてきました。この若いときの「苦労」は、人生の中での失敗という意味です。人生の中で人が一番成長するのは「失敗を経験した時」なのです。だから経験値を得るために若者はどんどん苦労を経験すべきということです。私もまだまだ成長したいと思います。だからいろいろなことにチャレンジしていこうと思っています。

 皆さんには無限の可能性が広がっています。自分の可能性を広げるために、ぜひいろいろなことにチャレンジして、失敗して苦労を味わって、自分を成長させてください。福島一中を離れても、皆さんの活躍を期待し、応援しています。六年間、本当にお世話になりました。ありがとうございました。

 

沼﨑奈美先生(福島市立福島第三中学校へご栄転)

 勉強や部活動、当番活動や清掃活動、委員会活動など、皆さんが毎日行っていることを今以上に一生懸命にやってください。そうすれば、大きな力がつくと思います。今よりも高いもの、よいものを求めて工夫しながら努力を続けることが大切です。私たちは、未熟であるがゆえ、「面倒くさい」という言葉をすぐに口にして逃れようとします。これは私たちの可能性を潰してしまいます。

 難しいこと、うまくいかないときに「どうしたらいいか」と深く考える頭の力、困難に出合っても負けない心の強さ、人を敬う、礼儀正しい心の美しさ、それを支える健康な体。これらは皆さんがこれからを生きていく上で必要な道具となります。道具はたくさんあったほうがよいと思います。その道具を手に入れるためには一生懸命に勉強することです。先生方の教え、部活動での学び、集団の中で友達や先輩から学ぶこと、他の学校の優れた取り組みやすばらしい生徒の姿から学ぶこと、中学校の活動のすべてが勉強です。目の前にある、やるべきことに一生懸命に、そして工夫を重ねながら続けてください。皆さんならできると思います。私も自分の道具をさらに増やしていけるように頑張ります。生徒の皆さんと先生方の充実した生活とご活躍、そして福島一中がもっともっとよい学校になることをお祈りしています。六年間、ありがとうございました。

 

石本かおり先生(石川町立石川中学校へご栄転)

 福島一中で二年間、お世話になりました。短い期間でしたが、皆さんとたくさんの時間を共有したり、いろいろなことを体験できたことをうれしく思います。

 1年生の皆さん、この一年間でいろいろなことを経験し、大きく成長してきましたね。皆さんの頑張りを近くで感じることができ、共有することができて幸せでした。同時に、私も負けないように頑張らなくちゃと励まされることがたくさんありました。4月からは先輩として、新入生のお手本となり、先輩を支えてくれることを期待しています。

 2年生の皆さん、委員会や部活動で学校の中心として活躍する姿は大変立派で、いつも信頼して仕事を任せることができました。これからも今まで以上に活躍することを期待しています。

 4月からは石川町立石川中学校で勤務することになります。福島一中からは少し遠くなってしまいますが、皆さんのことを応援しています。私も皆さんに負けないように精一杯頑張ります。二年間、本当にありがとうございました。

 

養護教諭 大場馨先生(福島市立野田中学校へご栄転)

 福島一中に着任して初めて出会った生徒は野球部の練習着を着た3年生でした。私が挨拶をすると、帽子を手に取り、さわやかに挨拶をしてくれ、感激したことを昨日のように覚えています。

 移動教室の際の無言移動と集団で歩くことで起きる静かな空気の流れを保健室で感じていることも好きでした。保健室で自分の思いを口に出せず泣いていた生徒が、いつしか心も体もたくましくなり、先生方や友達といろいろな関わりを持つことで、言葉づかいや態度の変化に繋がっていく姿を見て「ずいぶん成長したなぁ」と感じることも好きでした。保健室だけでは分からない皆さんの様子を担任の先生と共有するもの好きでした。

 私は五年間、皆さんが日々成長していく姿を見つめることができて、本当に幸せでした。これからも皆さんを応援しています。

 ものまね芸人のコロッケさんの書いた本から「あおいくま」という言葉を贈ります。

 あ:あせるな  お:おこるな  い:いばるな  く:くさるな  ま:まけるな

 コロッケさんがいろいろな場面で心にとどめ続けてきたお母さんからの言葉だそうです。

 皆さん、どうぞお元気で。

 

主査 石幡義也さん(福島市立北信中学校へご栄転)

 初めて一中に来た六年前、廊下ですれ違う度に、皆さんが元気に大きな声であいさつをする姿が印象に残っています。それは、六年経った今でも変わりません。それは、一中の良い伝統が受け継がれてきたからだと思います。これから入学する新入生にもそのよい伝統を受け継いでください。

 皆さんが元気に活動する姿を近くに見ながら六年間一中で過ごせたこと、本当によかったです。

 皆さんには自分の考えをしっかりと持ち、未来の環境の変化や困難な問題に対応できる人になってほしいと願っています。応援しています。

 

鈴木拓志先生(福島市立岳陽中学校へご栄転)

 四年間、福島一中でお世話になりました。一中生は何ごとにも一生懸命に取り組む生徒が多いと感じました。応援委員を担当していましたが、毎朝一生懸命に練習する姿、応援委員でなくても激励会当日に一丸となって応援している姿にはとても感動しました。

 大変なことや辛いこともたくさんありましたが、たくさんの人が力を貸してくれ、そして皆さんの笑顔や努力する姿が支えとなり、乗り越えることができました。

 私はアニメが好きなのですが、あるアニメの中でこんなセリフがあります。「人は誰かに助けられて生きている。だからあなたも誰かを助けてあげなさい。」人間一人では生きていけません。必ず誰かに支えられて生きています。皆さんもたくさんの人たちに支えられています。ですから、支えられている分、少しでも誰かの助けになってほしいと思います。困っている人がいたら手を差し伸べてほしいと思います。お互いがそういう気持ちになれば、福島一中はもっともっとよくなって、世界一の学校になれるのではないかと思います。またどこかで皆さんと会えることを楽しみにしています。今までありがとうございました。

 

 

令和元年度教職員人事異動について

 本日、令和元年度教職員人事異動が発表されました。本校教職員の人事異動について、以下の通りお知らせいたします。

教職員人事異動のお知らせ.pdf

 なお、27日(金)に予定していた離任式は実施いたしません。放送にて転退職する先生方からご挨拶をいただく予定です。卒業生の登校は残念ながらできません。ご了承ください。

 

室内でできる運動の紹介

 臨時休業期間中、思うように運動できない状況にあるかと思います。運動は食事、休養・睡眠と並び、健康の保持増進になくてはならないものです。できることが限られているかもしれませんが、できる範囲で体を動かしてほしいと思います。

 室内でできる運動として、本校の1年生の保健体育科の授業の中で実際に行っていたものを紹介します。

【リズム縄跳び】

【その場サーキット】

それぞれの体の調子を確認した上で、実践してみてください。やってみると結構ハードだと思います。