福島市立吾妻中学校
2020年1月の記事一覧
新入生保護者説明会
本日、新入生保護者説明会が行われました。来年度の準備が始まっています。
〈献立〉麦ごはん 牛乳 カレーライス ヨーグルトあえ
〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「ヨーグルト」です。
コンビニやスーパーには沢山の種類のヨーグルトがありますね。ヨーグルトの中にある身体に良い乳酸菌、一口に乳酸菌といっても何千種類もあるのです。よく聞く名前からマイナーなものまでそれぞれが体内で活動しています。ヨーグルトの中にある乳酸菌は、乳糖などの糖類を栄養源にして酸を作り出します。人間の体内は酸性に近い状態がもっとも望ましいので、必要な成分と言えます。
強い乳酸菌でも数百億個の中から腸に届くことが出来るのはわずかな量です。どの乳酸菌が多いヨーグルトを食べれば効果が上がるのかは人によって違います。ヨーグルトを食べる習慣のある人はいろいろ試して自分にあった乳酸菌の入っているものを選びましょう。身体の中に入った乳酸菌の多くは生きられず、生きていても数日間で外へ出ていってしまいます。一度に多量に摂取するよりも、毎日少しづつ摂りいれることが理想的です。
今日はブルガリアヨーグルトを使ったヨーグルトあえです。
本日の給食(浅漬け)
〈献立〉麦ごはん 牛乳 鶏肉のチリソース 浅漬け ワンタンスープ
〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「浅漬け」です。
浅漬けは漬物と思っている人が多いと思います。おおきなくくりで言うと同じなのですが、浅漬けと漬物は大きな違いがあります。
浅漬けは、きゅうりやなすにんじんなどの野菜を調味料に短時間だけ漬けた漬物をさします。
一方、漬物は発酵をさせるために塩をたくさん使って重しをのせ悪い菌を処理しはん殖しにくい環境を保ち何日間か漬け込んだものです。
浅漬けは、漬物に比べて塩分が低くあっさりとサラダ感覚で食べられます。今日は、キャベツを使った浅漬けです。
給食週間献立
〈献立〉ごはん 牛乳 ずいきの味噌汁 くるみ和え 鮭の塩焼き りんご
〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「ずいき」です。
ずいきとは里芋の葉柄(茎)のことで「芋がら」とも言います。利用法は、和え物、煮物、汁の実、酢の物などに使われており、乾燥させたものは、長期間の保存も可能で、熱湯につけるだけでもとに戻ります。そのため、汁の実や煮物といった調理に利用されるケースが多いとされます。
古代の旅人たちは縄のようにひも状にし、腰ひもや荷づくりのひもにして出かけ、食べ物が無くなると、このひも状のずいきを水に戻して煮て食べたそうです。
今日は干しずいきを使った「ずいきの 味噌汁」です。残さずに食べましょう。
本日の給食(食パンの由来は?)
〈献立〉食パン 牛乳 ミートサンド 野菜のコンソメスープ ゼリー
〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「食パン」です。
食パンの呼び名の由来は諸説あります。
明治初期に外国人が主食として食べていたことから主食用のパンという意味で食パンと呼ばれるようになった説。
キッチンにあるフライパンと区別するために食パンと呼ぶようになった説。
デッサンの際にパンの白い部分を丸めて消しゴムとして使っていたため、食用と消し具用のパンを区別するために食パンと呼ぶようになった説。
食パンをふんわり膨らませるのは酵母菌の働きで、膨らんだパンの断面を見てみるとポツポツと小さな穴あり、酵母菌が食べた跡だともいわれていたので、酵母菌に食べられたパンで食パンと呼ばれるようになった説。
主食用のパンなので食パンが有力説な気がしますが、みなさんは、どう思いますか?
ロボットコンテスト全国大会
明日から東京で行われる「ロボットコンテスト」全国大会に、本校から4名の生徒が参加してきます。これまでの準備や練習の成果を思う存分発揮してきてほしいと思います。
〈献立〉麦ごはん 牛乳 ビビンバ キムチ和え わかめスープ
〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「ほうれん草」です。
ほうれん草は、西アジア原産で、世界各地に伝播し、アジアで東洋種が、ヨーロッパで西洋種が生まれました。日本へは、東洋種が中国から伝わり、のちに西洋種が導入され、現在は両者の交配種が主流になっています。
ポパイの漫画で「ほうれん草=栄養いっぱい」というイメージを抱く人も多いと思いますが、実際にカロテンの多い緑黄色野菜の中でも栄養価は抜群です。鉄、マグネシウム、マンガン、亜鉛などのミネラル類、ビタミンB6、C、葉酸などを豊富に含み、貧血の予防にも効果があるといわれています。
とくに冬の露地栽培ものは、夏のものと比べ栄養価が高く、甘み も増しておいしくなります。
3年学年末テスト
今日は、3年生にとって中学校で最後の学年末テストでした。卒業まで、約2か月です。残り少ない日々を充実させてほしいと思います。
〈献立〉麦ごはん 牛乳 焼き魚・ほっけ 切干大根の炒め物 豚汁 ぽんかん
〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「ぽんかん」です。
ぽんかんはインド北部が原産地で、日本へは明治時代に導入されました。1896年明治29年に台湾総督府より鹿児島県に苗木がもたらされたのが最初と言われています。
甘みが強くて酸味は控えめ、果肉はやわらかくて果汁も多く、香りのよい柑橘です。
果皮は手で簡単にむくことができ、じょうのう膜(薄皮)が薄いので袋ごと食べられます。
普通のみかんよりは、種が多いのですが、甘くておいしいので 残さず食べてください。
本日の給食(チーズ焼き)
〈献立〉レーズンパン 牛乳 ポテトとウインナーのチーズ焼き かぶのスープ 和風サラダ
〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「チーズ」です。
チーズができたのは、むかしむかし、アラビアの商人が果てしなく広がる砂漠を横断する長旅に備え、新しい子羊の胃袋で作った水筒に山羊の乳を入れ、 ラクダの背にくくりつけ旅に出ました。
暑い砂漠を歩き、疲れたので乳でのどを潤そうと水筒をあけました。すると、そこには乳はなく、白い塊と透明な液体になってしまっていました。商人は驚きました。でも、水のない砂漠でかけがえのない食料です。おそるおそる食べてみますとこれがとてもおいしいのです。商人は白い塊を食べ、透明な液体を飲んでのどの渇きをいやしました。
偶然とはいえチーズがこのようにして出来たなんて不思議ですね。
本日の給食(里芋のそぼろ煮)
〈献立〉麦ごはん 牛乳 里芋のそぼろ煮 いそあえ なっとう
〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「そぼろ」です。
そぼろとは、牛や豚や鶏のひき肉、魚肉やえびをゆでてほぐしたもの、溶き卵などを、汁気がなくなりパラパラになるまで炒った 食品のことを言います。そのままご飯にのせたり、お寿司やお弁当の材料として使用されます。
また、鶏肉のそぼろをだいこんやかぼちゃの煮物に用いたものはそぼろ煮と呼ばれます。
今日は、鶏ひき肉と里芋をそぼろ煮にしました。納豆も付いているので、やさしい味に仕上げ ました。
本日の給食(地産地消献立)
〈地産地消献立〉ごはん 牛乳 信田煮 あぶくま汁 おひたし
〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「あぶくま汁」です。
先週の金曜日に続き福島市の郷土料理あぶくま汁です。
阿武隈川は、福島・宮城両県を縦貫して流れる239㎞で、昔は梁川町と丸森町近辺で鮭漁が盛んでした。海から川へ遡ると言われる秋鮭は流域の生活文化や食生活に大きな役割を果たしていました。阿武隈川でたくさん鮭がとれて、その鮭と野菜、酒かすなどを入れみそ汁にしたのがあぶくま汁です。
今は、水質が悪くなって鮭もとれなくなりましたが、昔はたくさんとれたのですね。
今日は、あぶくま汁です。
本日の給食(かえり煮干し)
〈献立〉麦ごはん、牛乳、豚肉と野菜のオイスターソース炒め、みそ汁、のりの佃煮
〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「煮干し」です。
みなさんは、煮干しというと5㎝くらいの大きなものを想像すると思います。給食で使う煮干しは、かえり煮干しといって、2.5㎝ほどの小さいものです。大きなものと比べると、だしの濃さや風味はあっさりとしていてそのまま食べてもくせが強くありません。
吾妻中では、だしを取る前に煮干しを釜でからいりして、魚臭さを消し、香ばしさを出しています。
今日は、かえり煮干しを使った「みそ汁」です。煮干しも残さずに食べましょう。
本日の給食(七草すいとん)
〈献立〉ごはん、牛乳、にしんの甘露煮、おひたし、七草すいとん
〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「七草」です。
七草と言えば、「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ」のことですね。
この七草の種類は時代や土地によって異なり、七草がもっと多くなったり、少ない場合もあったそうですが、いつの時代もどんな土地でも、年頭にあたって豊年を祈願し、「今年も家族みんなが元気で暮らせますように」と願いながら七草粥を作りました。
この七草粥は、正月疲れが出はじめた胃腸の回復にはちょうどよい食べものです。また、あっさりと仕上げたお粥は、少し濃い味のおせち料理がつづいたあとで、とても新鮮な味わいです。
今日は、給食なのでお粥ではなく「七草すいとん」にしました。
3学期のスタート
本日より、3学期が始まりました。あいにくの雨模様でしたが、元気に登校し、始業式を行うことができました。校長先生からは、「夢は口に出して言うことで『叶う』」というお話がありました。令和2年も、夢に向かって努力する吾妻中生の姿が見られることを楽しみにしています。今年も、どうぞよろしくお願いいたします。
〈献立〉ソフトめん、牛乳、引き菜もち、紅白ゼリー
〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「引き菜もち」です。
引き菜もちは、福島の郷土料理です。 だいこんやにんじんをせん切りにして炒めた「引き菜炒り」に
立子山の凍み豆腐ともちを入れたのが「引き菜もち」です。
だいこんとおもちを一緒食べることには、よい効能と言い伝えがあります。おもちを食べるときにだいこんを食べると胸焼けがしないと言われています。この「胸焼け」を「棟(家)焼け」にかけて、火事にならないようにという願いをこめながら、昔の人はお正月に「引き菜もち」を食べたそうです。