福島市立吾妻中学校
日誌
もみの木ハンバーグ
〈献立〉麦ごはん 牛乳 モミの木ハンバーグ みそ汁 中華サラダ
〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「モミの木」です。
クリスマスツリーにモミの木が使われるのには理由があります。
諸説ありますが、昔のヨーロッパの冬はとても寒く外にも出られない状況が続くことが多かったそうです。当時は医学も発達していませんし、薬もない時代で、植物の持っている力が自然治癒力を高め、健康維持や疲労回復に役立つということが分かったのです。そこで冬の間も葉が落ちないモミの木に目をつけたそうです。モミの木は常緑樹で冬の間も葉が落ちることなく緑を保つため、強い生命力の象徴とされています。また、学名を「アビエス」といいラテン語で「永遠の命」という意味があります。
クリスマスツリーには「永遠に枯れない命」という意味が込められているのでモミの木が使われていたのですね。
クリスマスには少し早いのですが、今日はモミの木の形をしたハンバーグです。
インフルエンザにご注意
先週後半から、本校でもインフルエンザに罹患した生徒が出始めました。これからの季節は、特に流行が心配されますので、十分な睡眠、栄養をとって、元気に冬を乗り切りたいですね。
〈献立〉麦ごはん 牛乳 ふりかけ 豚肉と大根のみそ煮 塩昆布あえ
〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「昆布」です。
昆布は「よろこぶ」に語が繋がるとして、縁起の良い食べ物とされています。奈良時代、「続日本書紀」には、朝廷に貴重な食材として献納されたことが記載されています。
現在でも、昆布はお正月にはお鏡の飾りのひとつとして、鏡餅の下に敷いたり、おせち料理の中に使われ、また、結納品のひとつとしても、取り交わされます。
このように昆布は、祝事、祭礼、お供え物としておめでたい席などに、欠かせないものとなっています。
もちろん、日本料理にはかかせない食材で、給食でも「お吸い物」や「うどんの汁」の出汁に使っておいしく仕上げています。
今日は、昆布で作られた塩昆布を使い「塩昆布和え」にしました。
今日の給食(12月17日)
〈献立〉黒パン 牛乳 白いミートボールシチュー キャベツのサラダ
〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「ミートボール」です。
みなさんは、ミートボールとハンバーグの違いをしっていますか?
挽き肉につなぎと調味料を入れて混ぜる、ここまでは同じなのですが、小判型に成型してフライパンやオーブンで焼いたものがハンバーグ、丸く成型して揚げたり、煮込んだりするものがミートボールと呼ばれています。
日本で言えば、肉団子なのですが、混ぜ込む調味料や味付けの方法によって呼び名が変わってきます。
今日は、チキンのミートボールをホワイトソースで煮込んでシチューに仕上げました。ミートボールもシチューも人気のあるメニューだと思います。
本日の給食(12月16日)
〈献立〉麦ごはん 牛乳 味付けのり 白身魚とナッツの炒め物 わかめスープ
〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「ナッツ」です。
皆さんは「ナッツを食べるとニキビが出る!」という話を聞いたことはありませんか?
多くのナッツは高エネルギー・高蛋白質・高脂質な食べ物です。ナッツ一粒は、およそ半分が油で出来ています。油が多い食べ物の食べ過ぎは、肌荒れやニキビの原因となるといわれていますが、この場合は揚げ物やスナック菓子に含まれ「体にとってよくない油」のことで、油を多く含むナッツを食べることは肌荒れに繋がると言われるようになりました。
しかしナッツは「体にとって必要な油」、いわゆる良質な油を多く含んでいます。それだけでなく、お肌の代謝を高めると言われているビタミンやミネラルが豊富に含まれています。
今日は、カシューナッツを使った炒め物です。
栄養たっぷり「りんご」
〈献立〉麦ごはん 牛乳 豚肉と厚揚げの炒め物 根菜汁 りんご
〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「りんご」です。
福島は全国で第五位のりんごの生産地です。とってもおいしい、もぎたてのりんごが食べること出来ますね。
吾妻地区にも沢山のりんご畑があって、おいしいりんごをいつも食べている人も多いと思いますが、りんごの皮は硬くてたべるのが苦手という人も多いと思います。
りんごの皮、皮の近くの部分には、果肉部分以上に食物繊維やビタミンCなどの栄養素がつまっています。家庭では、皮をむいて食べることの方が多いと思います。学校では、みなさんの分の皮をむいて提供するのは難しいので、給食の時間は、栄養たっぷりの皮ごと食べてくださいね。
数学の日
本日は、「数学の日」で、放課後に全校生が数学の問題に取り組みました。先生に質問したり、友達同士で教え合ったりしながら、熱心に行いました。
〈献立〉きつねうどん 牛乳 いそあえ 大学いも
〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「大学いも」です。
大学いもの命名の由来はいくつかあります。大正から昭和にかけて学生街の大学生が好んで食べていたからという説や、昭和初期に学生が学費を作るために比較的安価な食材で作れる大学いもを売っていたからという説、または、ある大学の前にふかし芋屋があってそのお店で売られていたのが今の大学いもによく似たお芋で、大学生に人気があったからという説などがあります。
今日は、甘くて美味しい大学いもです。
今日の給食(12/10)
〈献立〉ナン 牛乳 カレーペースト 野菜スープ オレンジ
〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「ナン」です。
インドカレーにはナンがつきものですよね。ところがインドではナンは庶民の間ではあまり食べられてはいないのです。インドにナンが全くないということではなく街のレストランや路面店で売られているのですが、ナンの主原料の精製した小麦粉は一般家庭では贅沢品です。発祥は北インドの宮廷料理で、もともとは富裕層の食べ物でした。しかも、ナンを焼くには大きなタンドール窯と多くの燃料が必要なので一般に窯を買えるような家庭は少なく、窯の置き場所がないため自宅でナンを焼いているインド人は基本的にはいないのです。
実際は、全粒粉のフライパンで焼いてできるチャパティという食べ物が主流でナンと同じようにカレーや総菜を巻いて食べます。ナンがインドでは贅沢品だったとは意外でしたね。
大人気「きんぴらごはん」
本日は、「かみかみきんぴらごはん」でした。いつもは、ご飯が残ってしまうことが多いのですが、今日は、ほとんど残りませんでした。近隣の学校では、インフルエンザが流行してきました。しっかり食べて、みんなで元気に冬休みを迎えたいと思います。
〈献立〉かみかみきんぴらごはん 牛乳 みそ汁 笹かま おひたし
〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「笹かま」です。
かまぼこは日本人が発明した独特の食品として世界に誇れるものです。初期の竹輪風かまぼこに次いで、板かまぼこ、細工かまぼこなども作られ、現在では全国各地で港々の魚を使った独自のかまぼこが多種多彩に作られています。
三陸沖に一大漁場をもつ仙台は古くから鯛や平目や鮭が豊富に取れました。明治の初め、平目の大漁が続きその利用と保存のためすり身にして手のひらでたたき笹の葉の形に焼いたのが、笹かまぼこのルーツと言われています。
今日は笹かまを蒸して、焼き立ての風味に近づけてみました。
あったか「けんちん汁」
今日の吾妻地区は、冷たい雨の降る寒い一日でしたが、給食の温かい「けんちん汁」を食べて、元気に過ごしました。
〈献立〉麦ごはん、牛乳、さばのみそ煮、ひじきのいそ煮、けんちん汁
〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「ちくわ」です。
当初、竹輪はすりつぶした魚肉を棒に塗りつけて焼いたものが植物の「蒲の穂」に似ているかことから、「蒲鉾」と呼ばれていました。この「蒲鉾」がはじめて文献に現れるのは平安時代で、祝宴にかまぼこが出されたことも記載されており、すでにこの頃にはかまぼこが食べられていたことがわかります。
室町から桃山時代の頃になると、現在「か まぼこ」と呼ばれている板付きのものが作られるようになり、そちらが「かまぼこ」と呼ばれるようになりました。
そのために、それまでかまぼこと呼ばれていた竹輪は、串を抜いて輪切りにした切り口が、竹の輪の形に似ていることから「ちくわかまぼこ」と呼ばれるようになり、略して「竹輪」と呼ばれるようになったそうです。
薬物乱用防止教室
本日、2年生で「薬物乱用防止教室」が行われました。薬物乱用の恐ろしさ、誘われないような自分になることの大切さについて、薬剤師さんからお話をいただきました。
〈献立〉麦ごはん、牛乳、肉じゃが、つぼ漬け、大根サラダ
〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「さきいか」です。
「いか」は魚介類の中で加工品として消費される比率が50%と高いことで知られています。比較的新しい加工食品の代表が、さきいか、いかくん、いか天などのいかおつまみ類です。
さきいかは、するめいいかの胴体を軽くゆでて調味した後、乾燥させて焼いて引き伸ばし、細く裂いてさらに調味したものです。
お酒のおつまみに最適な「さきいか」ですが、今日は「大根サラダ」に入っています。