福島市立庭坂小学校
2年1組の子どもたちが、道徳の授業で「友だち」について考えました。
きれいな羽で人気者のクジャク。
羽を見せてと仲間に言われ、いうことをきくならいいよ、と言っていましたが…
気づいたらいつの間にか、クジャクは一人ぼっち。
いうことを聞くならいいよって、どう思う?
「えらそう。」「いやだなぁ。」「いばってる。」
ひとりぼっちになったクジャクは、どんな気持ちだったかな?
「いやだなあ。」「かなしいな。」「さびしいな。」
友だちはどんな気持ちだったかな?
「いばるのはよくない。」「なんかかわいそう。」「じぶんがわるい。」
でもあるとき、クジャクはきれいな羽がよれよれになるほどみんなのために頑張りました。
「よれよれになったのは、がんばったしょうこ。」
なかまがみんなでクジャクをかこみます。
子どもたちは、場面ごとのクジャクやなかまの気持ちを一所懸命考えました。
中には、「自分だったら…」という発言をする子どもも。
最後は、この学習をとおして感じたことをワークシートに書いてまとめます。
クジャクの気持ちになってみました。
「みんなよろこんでくれて、うれしい。」
「みんなやさしいな。」
「さっきまでさびしかったけど、きゅうにうれしくなったよ。みんなやさしいからかな。」
お話に登場する動物たちの立場になって考えることを通して、自分はどうすればいいのかを学んでいく子どもたちです。