笹谷小学校日誌

2017年1月の記事一覧

句会を開こう 6学年国語科

 
   6年生が国語科「句会を開こう」という単元の学習をしている写真です。
一人一人が作った句を鑑賞し合って,それぞれの表現の面白さやよさを話し合っていました。

「朝の日に 氷にうつる 自分かな」

「寒い日は こたつでゆっくり ココアのむ」

「のしのしと 雪が積もるよ 朝の庭」

など,児童の冬の表現が面白いと思いました。
 学年全体で鑑賞会を開く予定ですので,他にどんな面白い句が出来上がるのか,また楽しみです。 

「雪とけて村いっぱいの子どもかな」

「雪とけて村いっぱいの子どもかな」

昼休みは,この小林一茶の俳句を思い出しました。雪がとけて,晴れた空の下でいっせいに児童が遊ぶ姿は,とてもよいものです。これから2月を迎えることろで,笹谷の春はまだまだ先のことですね。この句のように本当の春が来るまで,児童が元気で過ごせるように,健康に留意させていきます。

 

土曜授業を生かして

    土曜授業の機会を生かして,本校も4学年が放射線教育の出前授業,6学年が親子ふれあい活動を実施しました。4年生は,霧箱を使って放射線の軌跡を見せていただくことができました。6年生は,親子で一緒に身体を動かす活動ができました。
 その他にも,調理実習に取り組んだ学年もあり,この土曜授業の機会を有効に生かしたと思います。
 また,今週は3年生のインフルエンザが心配されましたが,確認したところ感染の広がりはありませんでした。来週は全学年がそろって登校できると思います。
  

「立春の季に空に向くは養生の一つ」

    3校時目に1年生が「凧揚げ」をしていました。ビニールに思い思いの柄を描いた凧を揚げて活動していました。昔はよく見かけた光景ですが,今は揚げる場所が制限されたり,外遊びをする子が少なくなったりして,見かけなくなりました。
「立春の季に空に向くは養生の一つ」
という言葉があります。暦の上で春がはじまる「立春」(2月4日頃)の季節に、 空に向かって凧揚げするのは、健康にいいという意味です。
 1年生の子供たちが,校庭で楽しそうに凧揚げをしている姿を見ていて,先生たちも元気をもらいました。
        

今日の職員室の一枚


今日の午後の職員室の写真です。
先生方は一体何をしていると思いますか?

1   叱られて立っている
2  校庭を見て眼の運動をしている
3  黙とうをしている

答えは・・・











全部違います。
実は,外国語活動について研修をしていました。
児童がもっと英語を話すための手法として
全身反応教授法を学んでいました。

我々教師も児童のために学んでいます。

花壇のパンジー

 本校のインフルエンザは現在3名。できる限り感染が広がらないように注意しています。

 さて,寒い日が続き今日また積雪となりましたが,校舎の目の前の花壇には,下の写真のようにパンジーが植えられています。先週末は雪が解けて,その姿を見ることができました。調べてみると,パンジーの花言葉は,色によって違うようです。紫のパンジーの花言葉は,「思慮深い」「誠実」「忠実」「律儀」。黄色のパンジーの花言葉は「つつましい幸せ」「田園の喜び」。他の色にもそれぞれ花言葉がありました。でも,どれもキューピッドの矢がパンジーを生んだという物語と結びついているようですから,この花を見て心を動かされるのは,当然なのかもしれません。まだまだ冬は続きますが,またこのパンジーが姿を現すことを心待ちにしています。
 


県アンサンブルコンテスト結果

  先日の県アンサンブルコンテストに出場した打楽器八重奏チームの結果は「銀賞」をいただきました。児童は,その結果を満足していない様子です。しかし,アンサンブルコンテストは,チーム数も多く競争率も当然高くなる大会です。この結果を受け入れ,またこれから予定されている新人演奏会やこむこむコンサートなどで実力を発揮してほしいと思います。

県アンサンブルコンテストへ出発

 今朝早く合奏部6年生が,第44回福島県アンサンブルコンテストに出場するため,いわき芸術文化交流館アリオスへと出発しました。この大会に向けて年末年始の冬休みも,土日でも練習を重ねてきた児童たちです。きっと素敵な演奏ができると信じています。そして,昨夜からの雪で道路状況が少し心配ですが,無事に戻って来ることを願っています。
 

特別支援学級 宿泊活動

   17日から18日と1泊2日,本校の特別支援学級の宿泊学習が実施されました。天候にも,スキー場にも,宿泊施設にも恵まれ,最上の環境の中で取り組めました。子どもたちは,スキーを体験したり,そりなどの雪遊びを楽しんだりと,とても満足していました。食事,入浴,睡眠もしっかりとできました。体験全てが学びにつながっていると感じました。
 この宿泊学習の実施にあたっては,校外の支援団体の皆様に大変お世話になっています。それがあってこその活動になっています。子どもたちには,活動の喜びとともに,お世話になった皆様に感謝の気持ちをもつことをしっかりと伝えました。それを,これからの学習につなげていきます。
 

当たり前?! ⇔ 感謝

我々教師を含め大人は子供たちに「感謝の心を大切にしましょう。」と言葉をかけます。でも,どれだけ子どもたちが,「感謝の気持ちをもっているか」をはかることは難しいと言えます。

「何か特別なことがないのに,感謝なんかできねーよ!

「感謝する人は,いませーん!

というような言葉を口にする子がいると,先生たちは正直がっかりしますが,その子たちに何とかして感謝を教えていきたいと働きかけていきます。

 さて,感謝の反対語は何でしょう。反対語辞典では「怨嗟(えんさ)」になっていますが,本人の態度が相手に対してどう受け取られるのかということなら,「非礼」「不遜」という言葉も該当するかもしれません。この言葉を子どもたちに分かりやすく伝えるとすると,「当たり前」になると思います。

親・兄弟にしてもらうこと,友達にしてもらうこと,先生にしてもらうこと,地域の人にしてもらうこと・・・
 多くの周りの人の助けのおかげで生かされていることが見えずに「当たり前」と思ってしまう。それは「感謝」の対極であると考えます。

本音は強制できません。しかし,周りの人の助けを理解し感じられる子どもを育てたいと心から願っています。
    

積雪から・・・

   今朝は積もった雪に本格的な冬を感じた方も多かったのではないかと思います。学校の周辺は,今朝も早くから地区健全育成会長さんが除雪してくださいました。そして,交通指導員をはじめ,地域の皆様が子供たちの安全な通学を見守ってくださっています。たいへんありがたく,心から感謝しております。
 降り積もる雪に大人は,少し厄介さを感じますが,反対に子どもは喜んでいるようです。業間時には,たくさんの子供たちが校庭で雪遊びを楽しんでいました。でも,明日も同じような天候のようです。先生たちは子供たちに健康に注意して元気に登校できるように,声をかけていました。
 

第3学期のはじまり

    10日から第3学期が始まりました。始業式では,校長から酉年にまつわることや各学年の児童に期待することのお話がありました。冬休み中に大きな事故や事件に巻き込まれることもなく,無事にスタートできたことは,とても大きな喜びです。
 そして,授業もしっかりと始まりました。今日の2校時は,1~3年生が算数科の学習に取り組んでいました。学習指導のユニバーサルデザイン化について研究を進めている本校です。具体物の操作や構造的な板書など,担任の先生は,それぞれ工夫した授業を進めていました。