笹谷小学校日誌

カテゴリ:今日の出来事

「挑戦する気持ち」が大切

   6月の全校朝会がありました。今回の校長先生のお話のテーマは「挑戦」
 ご自身の体験談を踏まえ,やらないで後悔するより,できるかできないか分からなくても挑戦する気持ちが大切であるというお話でした。
 そして,挑戦から素晴らしい結果をいただいた児童の紹介もありました。交通安全標語で福島市の最優秀賞を受賞した6年生と,先日の全国小学生陸上競技大会県北予選で入賞した5.6年生に全校生から大きな拍手が贈られました。
 これからも様々な場面や機会で,児童が意欲と勇気をもって挑戦していけるように,励ましの声をかけていきます。
    

初めての給食

 本日から1年生の給食が開始されました。給食当番になった児童はエプロンとマスクをつけて配膳をします。初体験の児童もいて,食べるまでの準備には,時間がかかりました。
 また,家庭とは違った味付けの食材もあります。慣れるまではいろいろとあると思いますが,しっかり食べて健康な体をつくってほしいと願っています。
 

特別支援学級 宿泊活動

   17日から18日と1泊2日,本校の特別支援学級の宿泊学習が実施されました。天候にも,スキー場にも,宿泊施設にも恵まれ,最上の環境の中で取り組めました。子どもたちは,スキーを体験したり,そりなどの雪遊びを楽しんだりと,とても満足していました。食事,入浴,睡眠もしっかりとできました。体験全てが学びにつながっていると感じました。
 この宿泊学習の実施にあたっては,校外の支援団体の皆様に大変お世話になっています。それがあってこその活動になっています。子どもたちには,活動の喜びとともに,お世話になった皆様に感謝の気持ちをもつことをしっかりと伝えました。それを,これからの学習につなげていきます。
 

当たり前?! ⇔ 感謝

我々教師を含め大人は子供たちに「感謝の心を大切にしましょう。」と言葉をかけます。でも,どれだけ子どもたちが,「感謝の気持ちをもっているか」をはかることは難しいと言えます。

「何か特別なことがないのに,感謝なんかできねーよ!

「感謝する人は,いませーん!

というような言葉を口にする子がいると,先生たちは正直がっかりしますが,その子たちに何とかして感謝を教えていきたいと働きかけていきます。

 さて,感謝の反対語は何でしょう。反対語辞典では「怨嗟(えんさ)」になっていますが,本人の態度が相手に対してどう受け取られるのかということなら,「非礼」「不遜」という言葉も該当するかもしれません。この言葉を子どもたちに分かりやすく伝えるとすると,「当たり前」になると思います。

親・兄弟にしてもらうこと,友達にしてもらうこと,先生にしてもらうこと,地域の人にしてもらうこと・・・
 多くの周りの人の助けのおかげで生かされていることが見えずに「当たり前」と思ってしまう。それは「感謝」の対極であると考えます。

本音は強制できません。しかし,周りの人の助けを理解し感じられる子どもを育てたいと心から願っています。