笹谷小学校日誌

2019年2月の記事一覧

"2019.2.6(水)~7(木)お天気最高!楽しかったスキー教室(ささのは&かしのみ学級)

 2月6日(水)から7日(木)にかけて、ささのは&かしのみの子どもたちが宿泊学習に行ってきました。2日間、あだたら高原スキー場でスキー教室を体験してきました。
 スキー教室のインストラクターの先生方は、「下を見ないよ、前のほうを見て」「転ぶのは当たり前。転んで転んで上手になっていきます」「スキー板を八の字にしてすべりますよ」「もっと力を抜いて。リラックス~」と、子どもたち一人一人にタイミングよく声をかけたり、手を貸したりしてくださいます。また、スキーの得意な益田先生も、「ひざを曲げて~、はい伸ばして~」「手で壁を押すように体重をかけて(ターン)、今度は反対側~」と、子どもたちといっしょに滑りながら、子どもたちの目線で的確なアドバイスを投げかけます。
 最初は恐る恐る滑っていた子どもたちですが、時間が立つにつれて、「ワアオ~」と声を発しながらスピードを楽しむ子、「先生、左は曲がれるんだけど、右は難しいんだ」と苦手克服のために1回1回自分の滑りを確かめる子、「この道具ってスゴイね。八の字のまま滑れるもんね」とインストラクターの先生から借りたスキー板の先端をつなぐ器具(コネクター)の性能を実感している子など、自分から進んで練習に取り組む姿が増えてきました。
 2日目は、1日目よりも勾配がある「長い斜面を利用した練習」、そして1日目と同じ場所を使っての「まとめ練習」に挑戦した子どもたち。この日は快晴&無風&ゲレンデ上の気温6℃という絶好のコンディション!1日目は恐怖と緊張で硬い表情だった子も、この日はだいぶリラックスした表情で滑りを楽しんでいました。お昼を食べ終わると、レンタルスキーを返却し、バスの待ち時間にそり遊びを楽しんだ子どもたち。2日間とも天候に恵まれ、とても充実したスキー教室でした。
 2日間、インストラクターの先生方にはたいへんお世話になりました。一人一人の子どもたちのレベルに応じた指導に心から感謝申し上げます。また来年もよろしくお願いいたします。

 
  

"2019.2.6(水)知らなかったことがいっぱい!高速道路授業(4年)

 2月6日(金),4年生は高速道路の勉強を実施しました。講師は,NEXCO東日本の10名の方々で,キャラクターのマンモシ博士(万が一・もしかしてからのネーミングとか。)もゲストに迎えて1時間学習しました。
 学習した内容は,①高速道路の役割 ②高速道路の造り方 ③高速道路の管理などについてです。クイズや模型などを使って各担当の方が,丁寧に説明してくださいました。「サービスエリアとパーキングエリアの違いが分かったよ。」「サービスエリアに面白いイベントがあるね。」と笹谷地区内を走っている高速道路の秘密などが,たくさん分かる授業でした。
 パトロール東北のパトロール隊も来てくださり,「落下物で珍しいものは何か。」のクイズやパトロール隊の「三種の神器」などについて,出題されみんなで考える一幕もありました。
 ちなみに、落下物で珍しいものはカヤックや脚立!(車の屋根から落下するのでしょうね、怖いです・・・。)また、昨年の落下物のための出動は3000件、1日あたり8件出動したそうです。そして三種の神器とは①矢印板②発炎筒③カラーコーンでした!
 最近の道路が,水をためないような仕組みになっている模型を体感したり,アーチ型の橋をグループになって協力して組み立てたりする活動も行いました。
 高速道路の知識を得て,さらに高速道路が身近に感じられた子どもたちでした。
 高速道路を使う際の「3つのお願い」①シートベルトの着用 ②車以外で高速道路に侵入しない。 ③道路に物を投げ込まないなどを家庭に伝える約束をして,素敵なお土産を頂戴した4年生は,大満足の学習でした。10名の講師の方々,ありがとうございました。 

"2019.2.4(月)薬物は毒物!薬物乱用防止教室(6年)

 2月4日(月)県中保健福祉事務所の持立先生を講師に迎え、6年生の子どもたちの「薬物乱用防止教室」が行われました。
 「薬物って、覚せい剤や大麻、危険ドラッグなどの人間の体をメチャクチャにしてしまう『毒』のことです!」薬物とは毒なんだ!というインパクトあるお話から始まった特別教室。
「ちょっとぐらい・・・とか、1回だけなら、という軽い気持ちで1度でも使ってしまうと、自分の意思では止められなくなります!」
「止められなくなって何十回、何百回と使い続けるようになります。そうすると、みなさんの大切な脳が壊れるのです。」
「薬物によって壊された脳やからだは、絶対に元には戻りません!」
「薬物に手を出してしまったら、そこから先の人生はボロボロになってしまいます!」
 講師の持立先生は、12年間も笹谷小学校の子どもたちに薬物の危険性について教えてくださっているお方。笹谷小学校の出身者からは薬物被害者は出さない!そんな熱意が伝わってまいります。さらに、「これ使うと気持ちよくなるんだぞ」「すごい元気になるんだ」「やせてきれいになる」「試しに1回やって、いやだったらすぐにやめればいい」「他のみんなもやってる」など、中・高校生の具体例を紹介しながら、薬物が近づいてくるときは、必ず「うそ」や「わな」が一緒に近づいてくるから気をつけなければならない!ということも教えていただきました。
 授業後は、子どもたちから「合法ドラッグとかMDMAみたいに、名前とか見た目にはだまされないぞ」「悪い先輩や仲間と付き合うことはしないよ」「自分だけで悩まないで親や先生に相談します」などの感想を聞くことができました。
 薬物乱用防止!学校だけでなく家庭そして地域が一体となって取り組む問題です。子どもたちの健やかな成長のために、保護者そして地域のみなさま、一致団結してまいりましょう!

"2019.2.1 放送による全校朝会 テーマ「ありがとう」

 2月1日(金)放送による全校朝会が行われました。この日の校長先生のお話のテーマは「ありがとう」!
 子どもたちが普段お世話になっている家族、友達、先生方、地域のみなさまのことを紹介し、感謝の気持ちを持つこと、そしてその気持ちを言葉で伝えることの大切さについてお話がありました。お話の中で、この日の朝の登校中、転んで歩けなくなってしまった低学年の男の子を高学年の男の子が背負って学校まで連れて来てくれたという心温まるエピソードも紹介されました。周囲の人たちへ思いやり・親切の気持ちをもつこと、そのような気持ちを表されたら、言葉で感謝の気持ちを伝えること。「ありがとう」があちらこちらで聞こえてくる、そんな温かい居心地の良い学校でありたいですね。 この日の最後は、校長先生による「谷川俊太郎の詩」で全校朝会をしめくくりました。

 

ありがとう

               谷川俊太郎

空 ありがとう

今日も私の上にいてくれて

曇っていても分かるよ

宇宙へと青くひろがっているのが

 

花 ありがとう

今日も咲いていてくれて

明日は散ってしまうかもしれない

でも匂いも色ももう私の一部

 

お母さん ありがとう

私を生んでくれて

口に出すのは照れくさいから

一度っきりしか言わないけれど

 

でも誰だろう 何だろう

私に私をくれたのは

限りない世界に向かって私は呟く

私 ありがとう

 

 

 

"2019.1.31(木)お酒とたばこはどうしていけないの?薬物乱用防止教室(5年)

 1月31日(木)に学校薬剤師の矢吹先生を講師に迎え、5年生の子どもたちの「薬物乱用防止教室」が行われました。
 講師の先生のお話から、薬物には、風邪薬や痛み止めのような病気を治す働きのあるものやシンナーや覚せい剤のような依存性が高まり身体を痛めてしまうものがあることに気づいた子どもたちですが、これら以外に、お酒も薬物の仲間だと知り驚きを隠せない子どもたち。「ウチのお父さん、毎晩飲んでるよ」「大人になったら、みんな飲むでしょ」「ボク、お正月に飲んだ」という反応。講師の先生からは子どもの時期に飲酒するデメリットとして①体の成長が遅れる②骨の成長に影響がある③脳の細胞を壊すということ、また、アルコール依存症の怖さについてもお話があり、「身長が伸びなくなるなんてショックだ」「アルコール依存になると、あんなに脳に隙間ができちゃうのかあ」とスクリーンの図や写真を見つめる子どもたち。
 もう一つの薬物の仲間、たばこについても同様に、タールやニコチン、一酸化炭素といった有害物質が含まれていること、肺がんのリスクを高めること、副流煙が周囲の喫煙していない人々の身体へ悪影響を及ぼすことを学んだ子どもたち。「ボク、ずっと運動続けたいから、たばこは絶対吸わない」「お父さんに部屋の中で吸わないようにお願いする」などの声を聞くことができました。
 今回の授業で、子どもたちは飲酒と喫煙の健康被害について理解を深めましたが、実生活の場面ではご家庭で教育がたいへん重要です。テキストを持ち帰っておりますので、ご家庭でもお子様に復習そして親子の話し合いの場をもっていただければ幸いです。