笹谷小学校日誌

2020年1月の記事一覧

納税は国民の義務!租税教室(6年)

 1月30日(水)、公益財団法人福島法人会より多田憲司様を講師に迎え、6年生子どもたちの「租税教室」が行われました。ちなみに多田憲司様は5年生の多田雅大くんのお父さんです!
 多田先生の「税金ってなんだろう?」という問いかけに、「税金って国や地方に納められているんだな」「私たちも買い物のときに品物の代金と一緒に消費税を払っているんだね」と、子どもたちは税金の種類やしくみについての説明に興味津々。税金の大切さを学ぶことができるアニメを視聴したあとは、福島市内にあるたくさんの施設を例に挙げ、「税金はどんな施設・設備で使われているのか?」という課題に対しては、「市役所や公民館を建てるのに税金が使われているけど、銀行やスーパーには税金は使われていないね。」「建物だけでなく道路や橋も税金が使われているよ」と、税金は多くの人が必要とする公共的な事業に使われることを学んだ子どもたちでした。
 授業の後半は〇×クイズ!間違えた時点で失格。最後の問題まで生き残った者の勝ちというルールで、子どもたちは大盛り上がり!このような問題が出されました。
「1年間に100万円のお小遣いをもらうと税金がかかる」⇒×(110万円以上だと贈与税)
「税金の使い道は裁判で決められている」⇒×(市や国の議会)
「宝くじの賞金には税金がかかる」⇒×
「税金を納めるのは20歳になってからである」⇒×(ふだんの買い物でも消費税がかかる)
 授業の終わりには、「この教室にいるみなさんが入学してから卒業するまで教育にかかる税金は一億円以上になります」というお話に「えー、そんなに!」「かかりすぎ~」と、どよめく子どもたち!一億円のレプリカ(見本)を見せられると「それ、持ってみたい」と教壇に一斉に駆け寄る子の姿も・・・。
 45分という短い時間でしたが、子どもたちは「税金って、私たちの生活を支えるために必要なお金なんだ」「みんなで出し合う会費のようなものだよね」「憲法で納税は国民の義務って定められてる」と、税金について理解を深めることができました。多田先生、たいへんお世話になりました。ご指導ありがとうございました。