笹谷小学校日誌

2021年1月の記事一覧

租税教室(6年)がありました!

 1月26日(火)、公益財団法人福島法人会より多田憲司様を講師に迎え、6年生の子ども達を対象に「租税教室」を行いました。
 多田先生の分かりやすく丁寧なお話により「税金とは、みんなが負担し、みんなのために使うもの」「税金は私たちの暮らしをささえるために必要な会費、社会の一員としての参加費のようなもの」「税金を払うというのは、私たちが社会の中で生活するうえで守らなけらばならないルール」と、税金について理解を深めた子ども達。
 そのあとは、福島市内にあるたくさんの施設を例に挙げ、「税金はどんな施設や設備で使われているのか」という課題に対しては、「市役所や公民館を建てるのに税金が使われているけど、銀行やスーパーには税金は使われていないね。」「建物だけでなく道路や橋も税金が使われているよ」と、税金は多くの人が必要とする公共的な事業に使われることを学んだ子ども達でした。
 授業の終盤は〇×クイズに挑戦!全員起立⇒間違えたら着席。最後の問題まで生き残った者が本日の「税金王」というルールに子ども達は大盛り上がり!
 こんな問題が出題されました。
「小学生は税金を納める必要はない」⇒×(お店で買い物すると消費税がかかりますね。)
「自販機でジュースを買うと消費税はかからない」⇒×(税込価格になっています。)
「宝くじの当選金には税金がかからない」⇒○(クイズ番組の賞金には税金はかかりますけど。)
「税金の禾(のぎへん)は稲穂のことを意味している」⇒○
 授業の終わりには、「この教室にいるみなさんが入学してから卒業するまで教育にかかる税金は一億円以上になります」というお話に「えー、そんなに!」「かかりすぎ~」と、どよめく子ども達・・・。一億円のレプリカ(見本)を見せられると「それ、持ってみたい」と、なんと教壇に駆け寄る姿も!(10kgもあるそうです!)
 1クラス45分。3クラスで計2時間15分という長時間にわたる講義でしたので、多田先生、お疲れさまでした。おかげさまで、子ども達の多くが税金の役割と必要性について理解することができたようです。多田先生、たいへんお世話になりました。