◆◇福島市立笹谷小学校◇◆
◆◇福島市立笹谷小学校◇◆
1月26日(火)、公益財団法人福島法人会より多田憲司様を講師に迎え、6年生の子ども達を対象に「租税教室」を行いました。
多田先生の分かりやすく丁寧なお話により「税金とは、みんなが負担し、みんなのために使うもの」「税金は私たちの暮らしをささえるために必要な会費、社会の一員としての参加費のようなもの」「税金を払うというのは、私たちが社会の中で生活するうえで守らなけらばならないルール」と、税金について理解を深めた子ども達。
そのあとは、福島市内にあるたくさんの施設を例に挙げ、「税金はどんな施設や設備で使われているのか」という課題に対しては、「市役所や公民館を建てるのに税金が使われているけど、銀行やスーパーには税金は使われていないね。」「建物だけでなく道路や橋も税金が使われているよ」と、税金は多くの人が必要とする公共的な事業に使われることを学んだ子ども達でした。
授業の終盤は〇×クイズに挑戦!全員起立⇒間違えたら着席。最後の問題まで生き残った者が本日の「税金王」というルールに子ども達は大盛り上がり!
こんな問題が出題されました。
「小学生は税金を納める必要はない」⇒×(お店で買い物すると消費税がかかりますね。)
「自販機でジュースを買うと消費税はかからない」⇒×(税込価格になっています。)
「宝くじの当選金には税金がかからない」⇒○(クイズ番組の賞金には税金はかかりますけど。)
「税金の禾(のぎへん)は稲穂のことを意味している」⇒○
授業の終わりには、「この教室にいるみなさんが入学してから卒業するまで教育にかかる税金は一億円以上になります」というお話に「えー、そんなに!」「かかりすぎ~」と、どよめく子ども達・・・。一億円のレプリカ(見本)を見せられると「それ、持ってみたい」と、なんと教壇に駆け寄る姿も!(10kgもあるそうです!)
1クラス45分。3クラスで計2時間15分という長時間にわたる講義でしたので、多田先生、お疲れさまでした。おかげさまで、子ども達の多くが税金の役割と必要性について理解することができたようです。多田先生、たいへんお世話になりました。
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
さて、笹谷地区内にお住いの方より、うれしいお手紙をいただきました。(年末年始の郵便物を局留していたため、本日学校に届きました。)このような内容のお手紙です。
「拝啓 突然お手紙を差し上げる失礼をお許しください。小生は貴校の学区内に住む高齢者ですが、過日(12月18日)、重い買い物袋を抱え難儀して雪道を歩いていると貴校の生徒さんが「持ちましょうか」と親切な言葉をかけて下さいました。この親切な申し出に感激して福島民報新聞「みんなの広場」に投稿しましたところ、12月26日に掲載されました。生徒さんの親切でごく自然な申し出は校長先生をはじめとする諸先生方の温かい人間味のあるご指導の賜物と思い、一市民として深く感謝致したく存じます。末筆ながら、貴校の益々のご発展、ご活躍をお祈り申し上げます。敬具 2020年12月28日 二伸:住所を明記しない失礼をお許しください。」
連絡先が記載されておりませんでしたので、直接御礼を申し上げることができませんでしたが、心温まるお手紙をいただいたこと、そして本校の児童が困っている人を助けたことに深く感謝・感激いたしました。
12日の始業式では全校生にこのエピソードを紹介したいと思います。
〒960-0241 福島県福島市笹谷字上町18番地 TEL 024-557-1462 / FAX 024-558-5943
メールアドレス sasaya-e@fcs.ed.jp