笹谷小学校日誌

2017年1月の記事一覧

当たり前?! ⇔ 感謝

我々教師を含め大人は子供たちに「感謝の心を大切にしましょう。」と言葉をかけます。でも,どれだけ子どもたちが,「感謝の気持ちをもっているか」をはかることは難しいと言えます。

「何か特別なことがないのに,感謝なんかできねーよ!

「感謝する人は,いませーん!

というような言葉を口にする子がいると,先生たちは正直がっかりしますが,その子たちに何とかして感謝を教えていきたいと働きかけていきます。

 さて,感謝の反対語は何でしょう。反対語辞典では「怨嗟(えんさ)」になっていますが,本人の態度が相手に対してどう受け取られるのかということなら,「非礼」「不遜」という言葉も該当するかもしれません。この言葉を子どもたちに分かりやすく伝えるとすると,「当たり前」になると思います。

親・兄弟にしてもらうこと,友達にしてもらうこと,先生にしてもらうこと,地域の人にしてもらうこと・・・
 多くの周りの人の助けのおかげで生かされていることが見えずに「当たり前」と思ってしまう。それは「感謝」の対極であると考えます。

本音は強制できません。しかし,周りの人の助けを理解し感じられる子どもを育てたいと心から願っています。
    

積雪から・・・

   今朝は積もった雪に本格的な冬を感じた方も多かったのではないかと思います。学校の周辺は,今朝も早くから地区健全育成会長さんが除雪してくださいました。そして,交通指導員をはじめ,地域の皆様が子供たちの安全な通学を見守ってくださっています。たいへんありがたく,心から感謝しております。
 降り積もる雪に大人は,少し厄介さを感じますが,反対に子どもは喜んでいるようです。業間時には,たくさんの子供たちが校庭で雪遊びを楽しんでいました。でも,明日も同じような天候のようです。先生たちは子供たちに健康に注意して元気に登校できるように,声をかけていました。
 

第3学期のはじまり

    10日から第3学期が始まりました。始業式では,校長から酉年にまつわることや各学年の児童に期待することのお話がありました。冬休み中に大きな事故や事件に巻き込まれることもなく,無事にスタートできたことは,とても大きな喜びです。
 そして,授業もしっかりと始まりました。今日の2校時は,1~3年生が算数科の学習に取り組んでいました。学習指導のユニバーサルデザイン化について研究を進めている本校です。具体物の操作や構造的な板書など,担任の先生は,それぞれ工夫した授業を進めていました。