日誌

岡山小日誌

「理科の授業を見つめ直す」

 去る6月17日(金)に,筑波大学附属小学校で理科の教師として長年教鞭を執られ,全国の理科教師に対してあこがれを抱かせる授業を提供し続け,現在は早稲田大学教授として次代を担う若い教師の育成に携わると共に,全国を巡り理科の授業のあり方や教師の構えについて指導を継続されている「露木和男」先生をお迎えして,校内研修会を行いました。
 当日は,露木先生ご自身が授業を提供されるということもあり,校外から30名弱の参観の先生方も参観を申し込まれ,6年3組での理科授業と,その後の露木先生からのご講話を通して,理科における教材の意味と,授業のあり方について識見を広げました。

「先駆けの地における再生可能エネルギー教育推進事業」推進校!

 本校は,本年度の福島県の事業である「先駆けの地における再生可能エネルギー教育推進事業」の推進校の指定を受け,4~6学年で再生可能エネルギーに関する学習を計画しています。
 本事業は,「本県が目指す循環型社会の形成に向けて,児童・生徒の発達段階に応じた再生可能エネルギーと資源の利用に関する意識の醸成を図り,先駆けの地の県民として主体的に行動する態度や資質・能力を育成」することを目的とし,県内の小・中学校・高等学校からそれぞれ2校ずつの計6校を指定し,再生可能エネルギー教育の推進校として,他校における取り組みの参考となる指導事例を作成することをめざして行われる事業です。
 本年度の推進校として指定を受けた岡山小学校では,「福島と共に生きる」をテーマに,「地球環境との共生・共存をめざした新しいエネルギー社会の創造」をサブテーマとして,4・5・6年の3つの学年で,再生可能エネルギーに関する学習を「総合的な学習の時間」を中心として展開しようと考えています。あわせて関連する施設を見学・体験し,「再生可能エネルギーと資源の利用に関する意識の醸成」と「先駆けの地の県民として主体的に行動する態度や資質・能力」を育成していきたいと考えています。
 具体的な見学先として,
 4年=「荒川クリーンセンター」「二本松ソーラーパーク」(7月)
 5年=「日産自動車いわき工場」(11月)
 6年=「福島県環境創造センター」(11月)
を予定しています。