『いいのっこ』の日誌

蚕様ってすごい!

  4年生の「総合的な学習の時間」の学習テーマは「蚕」です。1学期には蚕を育て、その成長の様子を観察してきました。
  そして、昨日は、地域の方が糸車の用意や講師を引き受けてくださったおかげで、繭から糸を取る作業に挑戦することができました。最初は、繭を透き通るまでゆでます。すると、だんだんと糸がほぐれてくるので、そこから糸を一本引き出します。次に、その糸が切れないように気をつけながら糸車などに巻きつけていきました。昨日は、一人ずつ糸巻きができるように、画用紙も使って作業を進めました。
  一個の繭から取れる絹糸の長さは、1km以上にもなるそうです。蚕様のすばらしさ、そして先人の知恵のすばらしさを感じられた時間になりました。4年生は、明日、飯野の機織工場も見学する予定です。
  
  

安全に登校するために

  毎日、通学班で登校している本校では、年に4回、通学班ごとに集まって歩き方の反省をしたり集合時刻の見直しをしたりする「通学班会」を行っています。今日は、その3回目が行われました。班長を中心に、2学期の歩き方について振り返り、より安全に登校するために互いに声を掛け合いました。きちんと一列に並んで歩く通学班は、飯野小学校のすばらしい伝統の一つです。このよい伝統をこれからも続けていくために、安全な歩き方を心がけてほしいと思います。
  

今日の出来事1・2・3!

出来事①~全校朝会~
  今日は、「日本語っていいな」のコーナーで、1年生が早口言葉を発表しました。口を大きく開けてはっきりと発音し、とても上手に披露することができました。特に、「赤巻紙・青巻紙・黄巻紙」は難しそうでしたが、とても速く言うことができていました。ぜひ、皆さんも挑戦してみてください。
 次に、校長先生のお話では、今、ドラマでも話題になっている「陸王」という本の紹介がありました。足袋と運動靴を合わせるという物語のあらすじを受けて、学習面でも、新しく考えたり、工夫したりすることが大切であることをお話していただきました。
  
出来事②~食育授業~
  3・4校時めは、6年生が給食センターの栄養教諭を講師に招いて家庭科の授業を行いました。栄養のバランスを考えた献立を作るポイントを教えていただいた後、実際に自分たちで献立を考えました。この学習を生かして、ぜひ、冬休み中の料理(お手伝い)にも挑戦してもらいたいと思います。
  
出来事③~鼓笛顔合わせ~
  オーディションが終了し、いよいよ新鼓笛隊の練習が始まります。今日は、教える側になる6年生と、新鼓笛隊となる3~5年生が集まり、顔合わせを行いました。校長先生からお話をいただいた後、パートごとにわかれて自己紹介や使用する楽器の確認などをしました。来年2月6日の移杖式が、今から楽しみです。
  

物語の世界へ

  今日は、千葉県在住の村田さん、藤木さんのお二人をお招きして、子どもと本をつなぐ会支援「おはなし会」を開催しました。3校時目に3・4年生、4校時目に5・6年生がお話を聞かせていただきました。3・4年生が聞いたお話は、グリム童話の「こびととくつや」「ブレーメンの音楽隊」、日本の民話「絵姿女房」、「春の窓」です。語り手の村田さん、藤木さんの話術はとてもすばらしく、ロバ、犬、猫、おんどりのそっくりな鳴き声で、子どもたちはとても驚き、感動しながら聞き入っていました。臨場感にあふれ、上品な話し方は、子どもたちを話の世界に引き込み、すばらしいときを過ごすことができました。

 

伝統を受け継ぐために・・・

  来年度の鼓笛隊編成のためのオーディションが始まりました。5年生からは、数名の子どもたちが、大太鼓やシンバル、トリオドラムなど6年生でしかできない楽器に挑戦します。そして、今まで全員で鍵盤ハーモニカを演奏していた4年生は、新たに、トランペットや小太鼓、カラーガードなどの新しいパートに挑戦します。
  今日は、シンバル、シロフォン(木琴)、小太鼓のオーディションを実施しました。真剣な表情でそして互いに応援しあいながらオーディションに臨む子どもたち。先輩たちが築いてきた伝統を受け継ぐために全力でがんばっています。       
  
          ~4年生のオーディションの様子~

小鳥の森へ行ったよ

  11月30日(木)、1・2年生が小鳥の森に行ってきました。学年ごとに分かれて、木工クラフトと自然散策を行いました。
 自然散策では、芽が出ているのを見つけ、「こんなところから芽が出てるんだ。」と新たな気づきに感動する子どもたち。エビフライのような松ぼっくりを見つけ、「誰が食べたのかな?」「きっとリスだよ。」と盛り上がる子どもたち。小鳥の森で、いろんな宝物を見つけることができました。
 そのあと、木の実や木の枝を使って木工クラフトをしました。自然の素材を使って、思い思いの作品を作り上げ、大切に箱に入れて持ち帰りました。
 帰りのバスの中で、「また来たいね。」という声があちらこちらから聞こえてきました。
 
 

ぼくもわたしも縄文人!?~野焼き編~

  以前、ブログでも紹介しましたが、6年生は「総合的な学習の時間」に縄文土器作りをしています。4ヶ月かけて粘土を乾燥させ、いよいよ今日は野焼きを行いました。
  まずは、校庭でわらや小枝を使って火をおこしてから、その周囲に土器を並べ乾燥の仕上げをします。十分に乾燥させないと割れたりひびが入ったりしてしまうのだそうです。最後に火の中で焼いて完成です。火の当たり具合によって色合いも変わり、個性的な土器が出来上がりました。子どもたちは、満足そうに自分たちの土器をながめていました。土器のぬくもりから、縄文人の想いが伝わってきたのかも?
 
 

じっくりゆっくり~その2~

  今日は、5・6年生が書き初め教室を行いました。講師は、22日と同じく丹治先生です。一文字ずつ書き方のコツを教えていただいたあと、練習を繰り返しました。最初に書いた1枚と最後に書いた1枚を見比べると、見事に文字の形が変わっている子もおり、上達が感じられました。子どもたちの集中力・吸収力は、本当にすばらしいなあ、と感心するばかりです。
  さらに、小筆を使った名前の書き方(筆の持ち方やバランスのとり方など)も詳しく教えていただき、名前も丁寧に書けるようになってきました。
  冬休み明けに、作品を選定し出品することになります。子どもたちの真剣な気持ちがこもった作品を今から楽しみにしています。
 
                  ~1・2校時目は5年生~
 
                   ~3・4校時目は6年生~

手作り教室

   11月25日(土)は、4回目の土曜授業の日でした。本校では毎年この時期に、地域の方々を講師に迎え、「手作り教室」を行っています。教室は、竹馬、竹細工、編み物、昔遊び、こま作り、たこ作り、和紙作りの七種類です。子どもたちは、事前にどの教室に入りたいかを決めておき、当日は、1~6年生までが一緒になって活動に取り組みました。
    子どもたちは、人との触れ合い、竹や木などの感触を味わいながら、昔ながらの遊びや物作りに夢中になっていました。この経験をきっかけに、画面に向かって楽しむゲームだけでなく、体を動かして楽しむ遊びにも親しんでほしいと思います。
  準備や指導に携わってくださったたくさんの講師の皆様、保護者ボランティアの皆様、そして学年委員の皆様のおかげで、楽しく充実した時間を過ごすことができました。ご協力ありがとうございました。
  
 ~竹細工教室~       ~こま作り教室~      ~たこ作り教室~
  
 ~竹馬教室~        ~和紙作り教室~     ~編み物教室~

  ~昔遊び教室~

じっくり、ゆっくり

  11月22日(水)に、講師の丹治先生をお迎えして、書き初め教室を行いました。今回は、1・2校時目が3年生、3・4校時目が4年生です。3年生は「いぬ年」、4年生は「白い大地」という課題の練習を行いました。いつもとは違う長い半紙なので、字の大きさやバランスをとるのが難しいようでしたが、先生のご指導を受けて、少しずつ整えて書くことができるようになってきました。
  今後は、冬休みの課題として家でも練習し、冬休み明けに清書を提出するようになります。気持ちを集中して一文字一文字丁寧に書けるようがんばってほしいです。