2020年3月の記事一覧

家庭学習にお役立てください(福島県教育委員会ウェブサイトより)

〈福島県教育委員会ェブサイトより〉

福島県内の小・中学生のみなさんへ

コロナウイルス感染症対策のため、一斉休校を余儀なくされた福島県内の小・中学生のみなさんの家庭学習に少しでも役立ててもらえればと、2年間分の「ふくしま活用力育成シート」をパスワードなしでホームページにアップいたします。

各家庭からでもダウンロードできますので、ぜひ御活用ください。

なお、平成30年度版は、算数・数学、理科、英語

   令和元年度版は、国語、算数・数学、理科、英語とさせていただきます。

※このページのアップ期間は4月30日までとさせていただきます。

        リンク先  https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/70056a/katsuyourinji.html

教育長メッセージ「児童・生徒の皆さんへ」

 

 教育長メッセージ「児童・生徒の皆さんへ」です。ご一読ください。

 なお、下記アドレス「児童・生徒の皆さんへ ー学校の臨時休業に関する福島県教育長メッセージー」もご参照ください。  

                                    https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/edu/message.html

 

児童・生徒の皆さんへ

-学校の臨時休業に関する福島県教育長メッセージ-

 

 学校が臨時休業となってから約1週間、高校生は 10 日となります。皆さん、どのように過ごしていますか?

  新型コロナウイルスの感染拡大防止のためにはやむをえないことでしたが、入学試験や卒業式  を控える年度末の重要な時期に、心の準備もままならないうちに、急に先生や友達に会えなくなっ てしまいましたね。胸が痛みます。

  準備期間が短かったにも関わらず、保護者の皆様、教職員の皆さん、放課後児童クラブの運営  を行う皆様など子供たちに関わる多くの方々が準備に奔走してくださり、無事に休業に入ることができました。また、臨時休業中の子供たちを、創意工夫を重ねて見守っていただいていることに心 から感謝申し上げます。

  児童・生徒の皆さんは、新型コロナウイルスという見えない敵、そして、いつ学校が始まるのかわからない状況に対して、不安を感じているかもしれません。特に、中学生、高校生の皆さんは、9年前の3月に似たような経験をしたことを思い出すかもしれません。

  このようなときだからこそ、一人一人が何をするべきか冷静に考え、判断し、行動していくことが   大切です。そして、ピンチの中からチャンスを見いだしていく前向きさを失ってはいけません。臨時休業という状況を、感染拡大の防止のみならず、学習や生活の面でも何とか有意義なものにした  いものです。

  まず、今は新型コロナウイルスの感染の拡大防止が最優先です。学校から今回の臨時休業の趣旨、注意事項などが伝えられていると思います。未知のウイルスであるが故に、ウェブ上には誤 った情報が流れている場合もありますが、何が正しい情報かを見極め、感染拡大防止に向けて何   をすべきか、何をすべきではないのかを冷静に判断してください。

  次に、皆さんの心身の健康についてです。不規則な生活になっていませんか?ゲームばかりし  ていませんか?時々は体も動かしていますか?誰かとお話できていますか?時々笑っています   か?もちろん人混みに出かけることは控えていただく必要がありますが、ジョギングや縄跳びなど可能な運動もあります。それぞれに自分と向き合って考えてみてください。

  そして、急にできてしまった「何もない時間」を有意義に過ごす方法を考えてみましょう。普段は、   学校、部活動、習い事等で忙しくしているので、急に時間ができると何をしたらよいかわからなくなりがちです。

 例えば、日常生活の中で家庭のお手伝いをしてみませんか?小さくても普段できない体験活動  です。家族の方とコミュニケーションをするきっかけにもなります。居場所と役割があると気持ちが   前向きになります。

  このような時期だからこそ、本や新聞を読んで物事を考えてみてください。今のところは県立図書館も開館しています。団体活動はできませんが、個人利用はできます。ビブリオバトルへの参加 もお待ちしております。

  この機会に苦手科目を克服するのはいかがでしょうか?ふくしま学びのネットワークの前川直哉先生も提案されているように、時間が取れる時にしかできない広い範囲の復習なども考えられ ます。ウェブ上にも様々な無料の学習コンテンツが掲載されています。

  中学生や高校生の皆さんは、自分が政治家になったつもりでテーマを決めて、友達や先生とウ   ェブ上で議論することもできます。SDGsの中からテーマを選ぶのもよいと思います。「君が学ぶと   世界が変わる」と私も思います。

  なお、今回の休業のために、学年の修了や卒業などが不利になることは決してありません。授 業ができなかった分をどのように補うのかについては、教育委員会や校長先生がきちんと考えてくださっています。

  最後に、まわりの人たちへの心配りです。弟や妹がいれば、日常の生活が一変してしまった不 安をいたわってあげてください。ご両親をはじめとした大人の皆さんも大変な苦労をしています。自分に何ができるかを考えてみてください。新型コロナウイルスに関連して、いじめや差別があってはならないことは言うまでもありません。

  普段当たり前であると思っていた日常的なものが、無くなってみて初めてその重要性に気づくこ とがあります。学校は、皆さんにとってそのようなものなのではないかと思います。

  ピンチをチャンスに変えることは簡単ではありません。しかし、福島県は「チャレンジ県」としてピ ンチをチャンスに変えようと、この9年間皆で力をあわせ復興に取り組んできました。その蓄積を今こそ生かしましょう。

  少しでも皆さんの不安が減って、有意義に過ごせること、そして、早期にウイルスの感染が終息して学校が再開し、皆さんがまた笑顔で先生や友達とともに過ごせるようになることを祈っています。

  

  令和2年3月12日

                                   福島県教育委員会教育長     鈴木 淳一

心温まる「6年生を送る会」でした!

 4日から休校ということで、5日に行う予定だった「6年生を送る会」を、急きょ2月28日に行いました。縦割り班対抗で、三択クイズや新聞島ゲーム、119人の壁などのゲームを楽しんだり、縦割り班のメンバーから6年生へすてきな寄せ書きのプレゼントを渡したり、そのお礼として、6年生から歌とダンスの発表があったり、全校生で楽しい時間を過ごすことができました。

 最後に、2年生から5年生でつくるアーチの中を、1年生と手をつなぎながら退場していく6年生の顔は、笑顔でいっぱいでした。本当に下級生たちから慕われていた6年生だったなと改めて感じた送る会でした。

   

 

 

2年生 つるし雛まつり 民話茶屋

 国語科や生活科の学習で「飯野町に伝わる民話」に取り組んだ2年生。26日の授業参観に引き続き、27日は町の民話茶屋で民話を披露しました。「大きな声で・はっきりと・楽しんで」を合い言葉に練習に取り組んできました。

 控え室から会場を見た子どもたちは「緊張する~」と話していましたが、会場の皆さんの温かい雰囲気の中で、練習したことを十分発揮することができました。語り終えた子どもたちの顔は、ほっとした安堵感や達成した充実感にあふれていました。

  ここまでご指導頂いた民話の会の皆様、本当にありがとうございました。