笹谷小学校日誌

カテゴリ:今日の出来事

理科の授業研究会

  6先生理科の授業研究会を実施しました。てこの働きについての学習です。

「どうしたら,少ない力で重いものを持ち上げることができるだろう。」という問題について,予想を立て,実験から確かめていました。今回の授業研究会にも,理科授業に優れた先生をお呼びしました。ユニバーサデザインとしての理科授業の在り方について指導助言をいただき,研究をまた一歩進めることができました。
 

いい音楽をつくるために練習

「担当している楽器は何ですか。」

「トロンボーンです。」

演奏の前に,司会が代表の児童にインタビューする時間がありました。その中で,

「吹奏楽の何が魅力ですか。」との問いかけに,

「一つ一つの楽器の音が重なって,曲になっていくところがいい・・・」

と答えた児童の言葉に,思わず涙が出そうになりました。素朴な答えですが,吹奏楽が面白いと芯から感じている言葉です。いろいろな楽器が違う音を出し違う動きをしてハーモニーをつくる。それがあって初めて自分のトロンボーンの音も映える。一人より二人、三人より・・・46人で吹いたほうが面白い。それが吹奏楽の魅力であると学んでいるからこそ出る言葉です。

 今年は全国大会にも出場でき,たくさんの賞をいただくことができました。しかし,児童は褒められるために練習をしていたわけではなく,いい音楽をつくるために練習してきたことをとてもうれしく思いました。

 

「いい音楽」っていうのはですね、「人の心に触れる」音楽。

時には包み込んだり、時には刺激する音楽でもいいし。それを聞くことでその人が何かを感じてくれればいい・・・YOSHIKIさんの言葉です。

 

 木枯らしの吹くコンディションの中でも今日の笹谷小合奏部は「人の心に触れる」音楽ができました。
   

お兄さんお姉さんとして活躍

 本日の就学時健康診断には,120名ほどの子供たちが検査に来校しました。その子供たちを案内する係として,6年生代表の児童がお手伝いをしてくれました。受付のときに番号札を付けてくれたり,検査会場に行くときに案内してくれたりと大活躍です。その姿には,お兄さんお姉さんとしての優しさが溢れていました。
 検査を受ける子どもたちとは6年間の差があります。小学校での6年間が過ぎると,こんなに頼もしく成長するのだな・・・と改めて感心させられました。
 

心づくりの大切さ

合奏部の全国大会での金賞受賞,第2位相当の県教育長賞の受賞は創立以来の快挙です。児童,指導者,保護者会のみんなの努力と周囲の応援があったからこその結果です。10数年前は,県北大会を抜けることすら難しかった合奏部です。しかし,徐々に力を付けてきました。平成20年頃になると県北大会を抜け県大会にも出場できるようになりました。合奏部児童が全校生の誰よりもあいさつが上手になったのは,その頃からです。上位の大会に行くと分かりますが,優秀な成績を残す常連校の児童生徒は「こんにちは」の声が大きく,会場に響き渡ります。その眼はきらきらとして自信に溢れています。当時の指導者は,まず練習前や練習後のあいさつを大切にしていました。同時に感謝の気持ちも指導していました
人の心に響く音づくりは,まず楽器をもつ児童の心づくりから。」
といった指導方針であったと思います。この指導方針は引き継がれ,その基盤の上に音を磨き合う児童が育っているからこそ,今日までの成果に結びついたと確信しています。
「本当に大切にすべきことをじっくりと指導する。そこから成し遂げられるものがある。」ということを,本校の合奏部から改めて気付かされました。学校全体で,この成果を共有して,学習面も運動面も伸ばしていきたいと考えています。


一人一人の児童が輝きました

 来賓をはじめ,たくさんの保護者の方と地域の皆様においでいただき,
盛大に学習発表会を開催することができました。感謝申し上げます。

1年生「サラダでげんき」
 
2年生「三枚のおふだ」

3年生「音楽ランドへようこそ」

4年生「四つの色の物語」

5年生  The power of the words-RP-G

6年 「もういちどハッピーバースデー」

合奏部「稲毛楽団登場Ⅱ」


観客のみなさま