笹谷小学校日誌

2020年1月の記事一覧

思い出をこめて・・・卒業記念の陶芸教室(6年)

 1月の17日(金)と21日(火)の2日間をかけて、桑折町の桃山房窯の鈴木様を講師に迎え、6年生の子どもたちの「卒業制作陶芸教室」が行われました。
 笹谷小学校では、毎年この時期に卒業記念品として絵皿を制作します。子どもたちはこの日のために、どんな形にしようか、どんな模様にしようかと、自分のオリジナルなデザインをアイディアスケッチにまとめてきました。そのアイディアスケッチを机の上において、丸い粘土を平らに広げて皿を作っていきます。「うわっ、削りすぎちゃった」「ここは茶色になるように仕上げたいな」「上手に文字を入れられたよ」「○○さんみたいに、だ円形に変えてみようかな」竹ぐしや竹べらの使い方が思うようにいかずに悪戦苦闘する子、焼きあがると茶色と黒色とピンク色になる3種類の粘土を上手に組合せながら模様や文字を皿に描いている子、友達の作品を参考にアレンジを加える子など、どの子も思いや願いを込めて絵皿づくりに取り組んでいました。
 1クラス90分の作業工程でしたので、図工室で集中して取り組んだ「陶芸教室」。講師の鈴木先生には丸一日、一人一人丁寧に指導していただき心から感謝申し上げます。ありがとうございました。本日出来上がった作品は、このあと乾燥させ、素焼きした後、うわ薬をかけて本焼きして、およそ1ヵ月後には完成。卒業への思いが込められたそれぞれの完成品が待ち遠しいです。鈴木先生、お世話になります。よろしくお願いします。

お天気最高!楽しかったスキー教室(ささのは&かしのみ学級)

1月15日(水)から16日(木)にかけて、ささのは&かしのみの子どもたちが宿泊学習に行ってきました。2日間、あだたら高原スキー場でスキー教室を体験してきました。
 スキー教室のインストラクターの先生方は、「下を見ないよ、前のほうを見て。」「転ぶのは当たり前。転んで転んで上手になっていきます。」「スキー板を八の字にしてすべりますよ。」「もっと力を抜いて。リラックス~!」と、子どもたち一人一人にタイミングよく声をかけたり、手を貸したりしてくださいます。また、スキーの得意なかしのみ1組担任のM先生も「転び方も勉強。こういう風に上手に転べばけがはしないよ。」「おしりを落とさないよ。頭を前に~。」という具合に、1年生の子どもたちや怖がっている子どもたちに的確なアドバイスを投げかけます。
 最初は恐る恐る滑っていた子どもたちですが、時間が立つにつれて、「ワアオ~」と声を発しながらスピードを楽しむ子、「先生、左は曲がれるんだけど、右は難しいんだ」と苦手克服のために1回1回自分の滑りを確かめる子、「この道具ってスゴイね。八の字のまま滑れるもんね」とインストラクターの先生から借りたスキー板の先端をつなぐ器具(コネクター)の性能を実感している子など、自分から進んで練習に取り組む姿が増えてきました。
 2日目は、1日目よりも勾配がある長い斜面を利用したチャレンジ練習、そして1日目と同じ場所で復習の練習に挑戦した子どもたち。この日は快晴&無風、ゲレンデの気温が6℃という絶好のコンディション!「気持ちいい」「スピードが出る~」と思い思いの滑りを楽しんでいました。ほぼ貸切状態だった1日目に比べて、いろいろな学校の児童や生徒が集まり、活気で賑わうスキー場の雰囲気も満喫できた子どもたちでした。

第17回『社会や家庭を明るくする標語』の表彰式!今年も力作がそろいました!

 笹谷地区青少年健全育成推進会では毎年、青少年が心身ともに健やかに成長するとともに、明るく元気な家庭や地域を築いていこうという願いをもとに「社会や家庭を明るくする標語」啓発運動を推進しております。今年の応募作品は、小学生の部が198作品、中学生の部が31作品、保護者の部が63作品の計292作品が集まりました。12月9日に審査会が行われ、それぞれの部で最優秀賞1点、優秀賞2点の計3点が選ばれ、1月9日に表彰式が笹谷小学校の校長室で行われました。
 各部門の入賞作品は以下のとおりです。
<小学生の部>
最優秀賞「ささやっ子 目を見てあいさつ ワンチーム!」(笹谷小5年 T・Mさん)
優 秀 賞「ともだちや 家ぞくのえがお たからもの」(笹谷小4年 Y・Yさん)
優 秀 賞「ゆずり合い みんながやれば 明るい未来」(笹谷小6年 I・Nさん)
<中学生の部>
最優秀賞「今日の失敗 悔やむより 明日の成功 願うべし」(信陵中3年 H・Hさん)
優 秀 賞「よく考えて 相手の気持ちと ことばの重み」(信陵中1年 T・Yさん)
優 秀 賞「悩んだら 家族に相談 助け合い」(信陵中2年 M・Aさん)
<保護者の部>
最優秀賞「スマホ見ず 子どもの笑顔 みつめよう」(笹谷小保護者 H・Kさん) 
優 秀 賞「家族との 思い出ふやす ノーメディア」(笹谷小保護者 Y・Mさん) 
優 秀 賞「思いやる 気持ちでつながる 人と人」(信陵中保護者 K・Mさん)
 表彰式では受賞者のみなさんから、作品への思いや願い、作品が出来上がるまでのエピソードなどを披露していただきました。今年は、「あいさつ」「思いやり・親切」「家族とのふれあい・家族愛」「勤勉・努力」など、さまざまなテーマの作品が寄せられました。どの作品も魅力的で力作ぞろいし、審査員のみなさんが審査に悩むなか選ばれた9名のみなさま、受賞おめでとうございます!
 最優秀賞の3作品はポスター(B4サイズ)として、笹谷地区の全戸に1月末日ごろ配付します。各ご家庭でぜひ目のつくところに貼ってご覧いただきたいと思います。 

薬物乱用防止教室(5年)「お酒とたばこはどうしていけないの?」

 2020年1月9日(木)に学校薬剤師の矢吹先生を講師に迎え、5年生の子どもたちの「薬物乱用防止教室」を行いました。
 講師の先生のお話から、薬物とはシンナーや覚せい剤のように依存性を高め、身体を壊してしまうものだと知った子どもたちは、なんとお酒も薬物の仲間だと知りびっくり仰天。「お父さん、晩酌してるけど・・・。」「大人はみんな飲んでいるでしょ。」などの声。
 矢吹先生からは子どもの時期に飲酒すると①体の成長が遅れる②骨の成長に影響がある③脳の細胞を壊す、また、アルコール依存症になるリスクがあるというお話。「身長が伸びなくなる!ショックだあ。」「アルコール依存になると、あんなに脳に隙間ができちゃうのかあ」とスクリーンの図や写真を見つめる子どもたちからの声。
 薬物のもう一つの仲間、たばこについては、タールやニコチン、一酸化炭素といった有害物質が含まれていること、肺がんのリスクを高めること、副流煙が周囲の喫煙していない人々の身体へ悪影響を及ぼすことを学びました。「運動が続けられるよう、たばこは絶対吸わない!」「おじいちゃんに部屋の中で吸わないように注意してみる。」などの声。
 今回の授業で、子どもたちは飲酒と喫煙の健康被害について理解を深めることができました。実際の生活場面では、ご家庭での実践がとても大事です。この機会に、ご家庭でもお子様に復習、また親子の話し合いの場をもっていただければ幸いです。


 

3学期がスタートしました!

 2020年1月8日(水)は第3学期の始業式。新年を迎え、子どもたちと元気なあいさつを交わすことができました。
 始業式の福士校長先生のお話の中で
「一人一人、めあてを持って取り組みましょう。勉強をがんばりましょう。」
「身体を鍛えましょう。業間マラソン、なわとびを続けましょう。」
「何事にも進んで挑戦しましょう。自分に自信をもって!」
「あいさつをしましょう。明るく、元気よく、相手の目を見て!」
「干支は言えるかな?子、丑、寅、卯、辰、巳、・・・。子(ねずみ)年は干支の最初。物事の始まり。スタートラインに立ち、新鮮な気持ちで一歩一歩進んでいく年にしていきましょう!」
「今年日本で開かれるオリンピック・パラリンピック!たぶん生涯で一度の機会。オリパラについて見たり聞いたり調べたりして大いに学んで欲しいです。」
というお話がありました。
 冬休みは大きな事故やけがもなく過ごせましたこと、保護者のみなさまには感謝申し上げます。ありがとうございました。
 今日から3学期!登校日50日という短い3学期ではありますが、子どもたちの安全・安心な教育環境を整え、1年間のまとめの指導に教職員一丸となり、「チーム笹谷」そして「情熱教職員」で取り組んでまいります。昨年同様、保護者のみなさまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。