突然発生した熊本県の地震は,5年前の東北地方太平洋沖地震を彷彿とさせる規模で,多くの死傷者がでて,日に日に被害が拡大している状況です。5年前のあの日から,余震が多発し「地震酔い」と呼ばれるふわふわした感じがいつまでも残っていたことを思いまします。
天災に限らず,災害はいつ起こるかわかりません。4月20日(水)は,そういった災害に備えての避難訓練を行いました。
まず,地震が起こった想定です。子供たちは机の下に潜って,落下物から身を守る訓練をしました。
頭を隠さないでおしりを机の中に入れている子供もいましたが,訓練をする中で,「備える心」と「身の守り方」を身につけていくことが大切だと思っています。
地震のために,給食室から火災が発生。みんなで校庭へ避難します。無言で避難するのは,避難している途中での指示を聞き漏らさないためです。教師の先導で,みんな真剣に避難しました。
避難に要した時間は2分50秒弱。288名の安否確認にかかった時間としては,そして,初めての教室からの避難としては,とても短い時間で避難できたと思います。
全体会では,それぞれの学年を代表して,訓練の感想を発表しました。
この山の名前を知っていますか?
庭坂小学校から西の正面には吾妻小富士が見えます.たびたび紹介している,雪ウサギが見える山です。そしてその山を中心に左右に広がっている吾妻連峰の北の端にあるのがこの山です。
山の形が,あるものに似ているところから,名前が付けられたそうです。いかがでしょう。何という山かわかりましたか?
庭坂小学校の昇降口は,ちょっと変わった形をしています。
円い窓があって,そこから木の枝が出ています。
冬の間は枯れ木のように枝だけが寂しくつきだしていたのですが,桜の花が散るこの時期,新芽がぐんぐんと出てきて,浅緑色になってきました。
実は天井にも穴があります。隣の木はかわいい小さな花を付けていました。
緑が萌える春の暖かな日です。
庭坂小学校では平成27年度と28年度の2年間,福島市教育委員会の委託を受けて,研究を行っています。このことについては何度かお知らせしていましたが,今年は研究公開に向けてさらに研究内容を充実させていく計画です。
4月19日(火)には,各学年の授業について指導助言をして頂く指導者の先生方を委嘱し,顔合わせを兼ねて今年度の授業研究会の日程等についての打合せ会を行いました。
【指導の先生方を校長先生が紹介】
指導助言者の先生は,渡邉裕樹先生(福島市教育実践センター指導主事),上石和子先生(森合小学校),佐藤文子先生(飯坂小),甚野美穂子先生(平石小学校),瀨戸和子先生(渡利小学校),益田昌幸先生(笹谷小学校),佐藤倫子先生(野田小学校)の7名です。
【研修主任より研究の概要を説明】
【それぞれの学年に分かれて日程や授業内容について打合せ】
1年~6年と特別支援学級の7つの分科会に分かれて授業研究を行います。
7名の指導の先生方,お世話になります.よろしくお願いします。
4月15日(金)の朝,学校に虹が架かっていました。東側の空は晴れていましたが,学校は雨の中,太陽がちょうど校舎と反対側にあるという,珍しい気象条件(庭坂小学校では年に何回かあるのですが)がそろった時に見られる光景です。
朝日に照らされた校舎も輝いています。
4月14日(木)に28年度初めての授業参観を行いました。
4月6日に入学した1年生も初めての授業参観です。お家の人が後ろで見ていてくれるので,みんな張り切って発表を頑張っていました。
今日は,花吹雪の中での授業参観です。
4月12日(火)の午後,畿央大学教授の島恒生先生をお招きして,オープン研修会を行いました。市内各小中学校からも多くの先生方に来校頂きました。6年2組の道徳の授業を見て頂くと共に,その授業をもとにして,30年度から教科となる「道徳」について,今までとの違いや,教科として,何をどう評価するか,といったことなどを教えて頂きました。
お話を聞きながら,今まで疑問に思っていたことや不明確だったことが,きちんと整理されて収まっていく心地よさを感じながら,あっという間の2時間でした。
島先生は大変お忙しいので,2年越しでお願いしてやっと実現した研修会でした。初めて福島県においでになったということでしたが,今年はもう一度,7月12日(火)においで頂いて,授業を見て頂きながら,さらに研修を深めていきます。