2019年11月の記事一覧
土器作りに挑戦しました 6年生
今日は、6年生が縄文土器作りに挑戦しました。まずは、福島市の文化財調査室の新堀さんから土器の作り方を教えていただきました。土器の形の作り方、模様のつけ方などを教えてもらいながら、粘土をこねること2時間。それぞれイメージしていた通りの土器を作り上げることができました。「粘土の感触が気持ちよかった」「形を作るのがなかなか難しかった」「もっと作りたい」などの声が聞こえてきました。
飯野小の機織り機
ご縁があって今年の6月に飯野小にやってきた機織り機。8月には組み立てられ、今では、絹糸が仕掛けられ実際に機(はた)を織ることができるようになっています。そのたたずまいからは、先人の思いや温かみを感じとることができます。
今日は、機織り機の持ち主であった引地雪江さんが、梁川から来てくださいました。
雪江さんが幼い頃から身近にあった機織り機。雪江さんのお母さん、おばあさん、その前から伝わっている織機だそうです。雪江さんの思い出がどれほど詰まっているのか計り知れません。
雪江さんもご家族の方々も、間を取り持ってくださった方々も、飯野小に置かれていることを喜んでくださいました。大事にお預かりいたします。たくさんの子どもたちが機織り体験を通して、昔の知恵や技、当時の暮らしなど様々な学びができるよう活用していきます。
書き初め指導(3~6年生)
書道名人の丹治英郎さんを先生に迎え、書き初め指導をしていただきました。
課題は、3年生「お正月」4年生「雪明かり」5年生「山里の春」6年生「希望の朝」です。
丹治先生には、それぞれに課題と名前のお手本を準備していただくなど、きめ細かくご指導いただきました。
小筆の指導の際には、先生の書く字の美しさに子どもも教師も目を見張りました。
丹治先生ありがとうございました。
子どもたちは、今日教えて頂いたことをもとに、冬休みにさらに練習を重ね、素晴らしい書き初め作品を目指します。
戦時下食体験 6年生
25日に、6年生の社会科の学習として、「戦時下食体験」を行いました。
まずは、戦争中の食事体験として、「だんご汁」を作り食べました。地域の大澤先生ほか3名の先生方に来ていただき、作り方を教えてもらいながら、一緒にだんご汁を作りました。そして、「当時はこんなにたくさんの野菜はなかったんだよ。」「みそも貴重だったから、味付けも薄かったんだよ。」など、当時の様子を教えてもらいながら食べました。
食べた後は、大澤先生から、戦争中の生活や学校の様子についてのお話を聞きました。都会から疎開してきた子どもたちの様子、それを受け入れた飯野町の様子、食料確保のために、校庭を耕してサツマイモを育てた話など、現代の生活とは全然違う生活の様子に「私が想像していたよりもずっと大変そうで厳しかったんだ。」と、驚くばかりでした。
歴史資料館に行ってきました 6年生
22日に、6年生は飯野町にある歴史資料館の見学に行ってきました。福島市の文化振興課の新井さんから、縄文時代の生活やその頃の道具について教えていただき、飯野町にある和台遺跡や白山遺跡から出土された土器を見たり、触ったりしてきました。27日には、実際に土器を作る体験を行います。