◆◇福島市立笹谷小学校◇◆
◆◇福島市立笹谷小学校◇◆
今日は福島民報社の移動編集車「民報号」をお招きした出前授業があり,5年生が学習しました。
民報社のスタッフが,取材から紙面構成,印刷,配達までの一連の新聞づくりの流れを映像で紹介してくださいました。そして,ニュースの価値判断や見出し,写真の役割など新聞づくりについて事例を交えて分かりやすく解説してくださいました。
小学校の教科書には,多くの場面で新聞が登場しています。新聞を読むことで文章を読み取る力,表現力を高めることに結びつきます。また,いろいろな情報で知識を得て,自分で考える判断力も身に付きます。
今日のこの出前授業をきっかけにして,新聞を読む5年生が,ますます増えることを期待しています。
「明日 今日より笑顔になれる
君が居るだけで そう思えるから
何十年 何百年 何千年 時をこえよう」
キセキの歌詞のように音楽の響きに希望と勇気をふくらませる・・・
そんな演奏会でした。
そして,この伝統は引き継がれ,今週2月11日(土)には,新人演奏会として,県北中と福島北高との合同演奏会が実施される予定です。
今回は,どんな演奏会になるのかとても楽しみです。
先日の4日(土)には,本校で合同の練習会が実施されました。
下の写真はその様子です。
お時間がありましたら,11日(土)福島市音楽堂まで足をお運びください。
「雪とけて村いっぱいの子どもかな」
昼休みは,この小林一茶の俳句を思い出しました。雪がとけて,晴れた空の下でいっせいに児童が遊ぶ姿は,とてもよいものです。これから2月を迎えることろで,笹谷の春はまだまだ先のことですね。この句のように本当の春が来るまで,児童が元気で過ごせるように,健康に留意させていきます。
本校のインフルエンザは現在3名。できる限り感染が広がらないように注意しています。
さて,寒い日が続き今日また積雪となりましたが,校舎の目の前の花壇には,下の写真のようにパンジーが植えられています。先週末は雪が解けて,その姿を見ることができました。調べてみると,パンジーの花言葉は,色によって違うようです。紫のパンジーの花言葉は,「思慮深い」「誠実」「忠実」「律儀」。黄色のパンジーの花言葉は「つつましい幸せ」「田園の喜び」。他の色にもそれぞれ花言葉がありました。でも,どれもキューピッドの矢がパンジーを生んだという物語と結びついているようですから,この花を見て心を動かされるのは,当然なのかもしれません。まだまだ冬は続きますが,またこのパンジーが姿を現すことを心待ちにしています。
我々教師を含め大人は子供たちに「感謝の心を大切にしましょう。」と言葉をかけます。でも,どれだけ子どもたちが,「感謝の気持ちをもっているか」をはかることは難しいと言えます。
「何か特別なことがないのに,感謝なんかできねーよ!」
「感謝する人は,いませーん!」
というような言葉を口にする子がいると,先生たちは正直がっかりしますが,その子たちに何とかして感謝を教えていきたいと働きかけていきます。
さて,感謝の反対語は何でしょう。反対語辞典では「怨嗟(えんさ)」になっていますが,本人の態度が相手に対してどう受け取られるのかということなら,「非礼」「不遜」という言葉も該当するかもしれません。この言葉を子どもたちに分かりやすく伝えるとすると,「当たり前」になると思います。
親・兄弟にしてもらうこと,友達にしてもらうこと,先生にしてもらうこと,地域の人にしてもらうこと・・・
多くの周りの人の助けのおかげで生かされていることが見えずに「当たり前」と思ってしまう。それは「感謝」の対極であると考えます。
本音は強制できません。しかし,周りの人の助けを理解し感じられる子どもを育てたいと心から願っています。
3年生が社会科の学習で近くの共撰場見学に出かけました。そこで,児童は糖度センサーを通して選別されていく様子にとても驚いていたようです。りんごの種類は福島特産の「サンふじ」でしょうか。甘味が多く、リンゴ本来のコクのある味が特長と言われます。袋をかけないでつくるこのリンゴは,農家の絶え間ない努力と新鮮なままおいしく届けようとする組合のみなさんの工夫の結晶です。児童には,消費者のために,努力と工夫を重ねる生産者の姿に思いを馳せてほしいと願っています。
来週に予定されている持久走記録会に向けて,各学年とも熱心に練習に取り組んでいます。児童の走る姿を見ていた時,ふと1992年のバルセロナ五輪男子マラソンの谷口浩美選手のことを思い出しました。
「途中で、こけちゃいました。」
とゴールしたときにコメントした選手です。靴が脱げるアクシデントもあって8位。しかし,少しも悪びれず誰のせいにもしませんでした。その優しい人柄のにじみでた言葉が日本中を感動させ,この年の日本フェアプレー賞にも輝きました。順位や記録は大切な目標ですが,ひたむきに走る姿はもっと大切なことと思います。持久走記録会を通して,忍耐強く一途に努力できる気持ちが育つことを期待しています。
6先生理科の授業研究会を実施しました。てこの働きについての学習です。
「どうしたら,少ない力で重いものを持ち上げることができるだろう。」という問題について,予想を立て,実験から確かめていました。今回の授業研究会にも,理科授業に優れた先生をお呼びしました。ユニバーサデザインとしての理科授業の在り方について指導助言をいただき,研究をまた一歩進めることができました。
肌寒くなりましたが,今朝は11月の全校朝会を開きました。校長先生からは,読書による効果についてお話がありました。朝の時間に読書タイムを設けていますが,その機会に限らず,常に本を携えて,時間を見つけて読書に親しむ児童が増えることを期待しています。
また,表彰関係の紹介もありました。作文,感想文,俳句,絵画のコンクールで入賞した児童を紹介しました。合奏部の日本管弦楽合奏コンテスト全国大会最優秀賞受賞についても紹介されました。
笹谷小児童のたくさんの活躍を目にすることができ,大変うれしく感じました。5年生は『福島県環境創造センター交流棟(愛称:コミュタン福島)』に見学に行っています。ここは,放射線や環境問題を身近な視点から理解し,環境の回復と創造への意識を深めるための施設です。『コミュタン福島』には,放射線やふくしまの環境の現状に関する展示のほか,360度全球型シアター,200人収容が可能なホールなどが備えられています。『コミュタン福島』で得た学びや体験から,福島の未来を考えられる人物となることを期待しています。
「担当している楽器は何ですか。」
「トロンボーンです。」
演奏の前に,司会が代表の児童にインタビューする時間がありました。その中で,
「吹奏楽の何が魅力ですか。」との問いかけに,
「一つ一つの楽器の音が重なって,曲になっていくところがいい・・・」
と答えた児童の言葉に,思わず涙が出そうになりました。素朴な答えですが,吹奏楽が面白いと芯から感じている言葉です。いろいろな楽器が違う音を出し違う動きをしてハーモニーをつくる。それがあって初めて自分のトロンボーンの音も映える。一人より二人、三人より・・・46人で吹いたほうが面白い。それが吹奏楽の魅力であると学んでいるからこそ出る言葉です。
今年は全国大会にも出場でき,たくさんの賞をいただくことができました。しかし,児童は褒められるために練習をしていたわけではなく,いい音楽をつくるために練習してきたことをとてもうれしく思いました。
「いい音楽」っていうのはですね、「人の心に触れる」音楽。
時には包み込んだり、時には刺激する音楽でもいいし。それを聞くことでその人が何かを感じてくれればいい・・・YOSHIKIさんの言葉です。
木枯らしの吹くコンディションの中でも今日の笹谷小合奏部は「人の心に触れる」音楽ができました。
「赤とんぼ 筑波に雲も なかりけり」
かの正岡子規の俳句です。
空は秋晴れで,遠くに見える筑波山の上には一片の雲もない。そんな青空を赤とんぼが悠々と飛んでいる。美しい自然の中で生きる命の素晴らしさを詠んだものと思われます。
今日の校庭では,気持ちの良い秋空の下で児童が元気いっぱいにからだを動かす姿が見られました。その風景に,たくましく育つ命の素晴らしさを感じました。
正岡子規が,この風景を目にしたら,どんな句を詠んでいたのだろうと想像がふくらみました。
合奏部の全国大会での金賞受賞,第2位相当の県教育長賞の受賞は創立以来の快挙です。児童,指導者,保護者会のみんなの努力と周囲の応援があったからこその結果です。10数年前は,県北大会を抜けることすら難しかった合奏部です。しかし,徐々に力を付けてきました。平成20年頃になると県北大会を抜け県大会にも出場できるようになりました。合奏部児童が全校生の誰よりもあいさつが上手になったのは,その頃からです。上位の大会に行くと分かりますが,優秀な成績を残す常連校の児童生徒は「こんにちは」の声が大きく,会場に響き渡ります。その眼はきらきらとして自信に溢れています。当時の指導者は,まず練習前や練習後のあいさつを大切にしていました。同時に感謝の気持ちも指導していました。
「人の心に響く音づくりは,まず楽器をもつ児童の心づくりから。」といった指導方針であったと思います。この指導方針は引き継がれ,その基盤の上に音を磨き合う児童が育っているからこそ,今日までの成果に結びついたと確信しています。
「本当に大切にすべきことをじっくりと指導する。そこから成し遂げられるものがある。」ということを,本校の合奏部から改めて気付かされました。学校全体で,この成果を共有して,学習面も運動面も伸ばしていきたいと考えています。
テレビ、パソコン、携帯電話やスマートフォンなどの情報メディアは、現代社会において欠かすことのできないものとなっていますが、一方で、過度の使用による生活習慣の乱れやネット上のトラブルなどの問題がとりざたされています。このような中で小中学生時代に「自分で選んでスイッチをON・OFFする力」を身に付けることは,依存症を防ぎ,子どもたちの心身の健やかな発達につながると考えます。
また、電子メディアへの長時間接触等の悪影響から、全国でメディアへの接触を控えるノーメディアの取組が広がっています。福島市の幼・保・小・中連接委員会でも,下記のような提言がなされています。
提言1 心身ともにバランスのとれた子どもの成長を図るため,幼児期からインターネットや情報通信機器への関わらせ方に高く関心をもち,親子のコミュニケーションを大切にしましょう。 提言2 子どもにインターネットや情報通信機器を使用させる際には,子どもが自分で適切に判断し,自制,責任をもって使用できる力を,発達段階をふまえ継続的にしっかり育てましょう。
<家庭での会話> ゲームやパソコン,SNS等の時間を少なくし,家族のふれあいの時間を増やすなど家庭で話し合う場や時間をもち,コミュニケーション能力を高めましょう。 <ノーメディアデー> 一週間に一日だけでもゲームやパソコン,SNS等をしない日を決めて実行してみましょう。 <子どもとの約束> 子どもの発達段階をふまえて,与え方や持たせ方,使わせ方等の約束をもう一度確認し,実行しましょう。 福島市幼・保・小・中連接推進委員会 |
我が信陵中学校区でも,幼・保・小・中の連携のもと来週3日から7日の間は,「ノーメディアデー」に取り組みます。趣旨を御理解の上,各家庭で取り組まれることを期待しています。特に,「学校からさせられているからする」のではなく「子どものためにやってみよう」さらに「子どもとの対話を楽しもう」といった気持ちで取り組んでほしいと考えています。
笹谷小学校の体育館脇に3本の金木犀があります。小さい黄色の花を咲かせ,見るだけでも美しいのですが、なんといっても素晴らしい香りが特長です。今,校地内はこの金木犀の香りが満ち溢れています。秋の訪れとともに、どことなく懐かしい気持ちにさせてくれる金木犀は,笹谷小の宝物の一つです。
金木犀の花言葉の『謙虚、謙遜』は,その香りの素晴らしさに比べて、花が控えめであるところからきているそうです。この宝物を題材に,花言葉を知ったり季節を感じたりと,豊かな心を育むことにつなげたいと考えています。
キッザニアでは,とても充実した活動をしているようです。
笹谷小の児童が時計台で14時をお知らせするダンスを踊り,盛り上がってる写真が送られてきました。
疲れも吹き飛ばして,みんなすこぶる元気とのことです。
そして,予定どおり福島への帰路につきました。