平成28年1月8日(金)8時25分,体育館で第3学期の始業式を行いました。全校児童268名,交通事故や大きなけがもなく,元気に平成28年をスタートすることができました。校長先生からは,「申年は“物事が進歩・発展し成就する年”といわれていて果物でいえば“実が締まりおいしい味がつき収穫できる時期”ともいわれています。また,今日から始まる3学期はまとめの学期であり,4月からの新しい学年の土台を作る学期なので,目当てをしっかりと立て"あいさつ日本一”“おそうじ日本一”“学力アップ日本一”をめざして頑張りましょう。あったか言葉をできるだけ使い,友達を喜ばせましょう」と話がありました。
全校生で歌った校歌は,体育館中に響きました。
3学期は1年のスタートでもありますが,それぞれの学年のまとめの時期でもあります。1人1人,どんな目標を立てて今年一年を過ごすのでしょうか。
みんなの活躍が楽しみです。
【始業式 校長先生のお話】
【校歌 元気よく大きな口を開けて歌う子供たち】
校庭にも子供たちの歓声が戻ってきました。
【外で元気に遊ぶ子供たち】
各学級の黒板の写真です。1つだけ同じ教室の黒板で,ちょっと書き換えられている物があります。どれとどれだかわかりますか?
庭坂小学校の沿革誌を見ると昭和29年4月に庭坂と庭塚の両村が合併し大庭村となり,昭和31年9月には野田村,水保村,大庭村の3村が合併して吾妻村となったとありました。庭坂町内で見つけた「大庭商店街」の表示です。わずか1年半の「大庭村」の歴史が伺える資料です。
理科準備室に木管があるのを見つけました。先日の「庭坂の歴史」でお知らせした滝川次男さんの手紙の中に,「田の底50糎から見つけたのもです」とある木管でした。132年前(明治17年)に高湯温泉から湯町まで温泉のお湯を引いた木管の実物が残っていたのです。
平成28年1月7日(木)の朝は天気雨。庭坂小学校から虹が立っているように見えました。明日からいよいよ3学期が始まります。例年,3学期の始業式の日は雪が積もっていて,朝から雪かきをするような天候だったのですが,今年は雪のないスタートが切れそうです。
今日の虹は,庭坂小学校から堂石山まで虹のアーチ全体がきれいに見えていました。写真に撮ろうと思ったのですが,大きすぎて全体が入りませんでした。写真に撮ったら,うすくて見にくかったので,ちょっと彩度を上げてみました。
1月5日に出勤した職員みんなで印刷室の掃除をしていたところ,片隅から銅版画のコピーが出てきました。庭坂小学校の西側に湯町という地名がありますが,その由来を書いたお手紙が添えられていました。滝川次男さんから頂いた物と思われますが,明治18年に高湯温泉から木管でお湯を引いて温泉場として大変賑わった,という内容です。「日本博覧会出版所銅板部製」と書かれています。その頃の道路は8間(約15m)あったといいますから,とても賑やかな町並みだったということが伺えます。
湯町の温泉場(高湯と地図には標記されていますが)はわずか10年で引き湯を止めてしまったそうですが,昔から宿場町として栄えた庭坂ですから,調べてみるといろいろと面白いことがありそうです。
平成28年がスタートしました。1月8日(金)から3学期が始まります。
3学期は1年間のまとめの学期です。1月末には学力テストも予定しています。2月にはなわとび記録会もあります。勉強も運動も総まとめをして,進級・進学と次のステップへ進めるよう教職員一同精一杯頑張りますので,今年もよろしくお願いいたします。
教室の黒板も,子供たちを迎える準備をしています。
昨年も大変お世話になりました。今年もよろしくお願いします。
平成28年が皆様にとってますます,喜びの多い年となりますように。
福島市立庭坂小学校 教職員一同
今年最後の満月はクリスマスの日で,38年ぶりに満月とクリスマスが重なったそうです。
12月25日の日中は雨が降っていましたが,夕方になると東の空は雲が切れ,38年ぶりの満月がきれいに顔をのぞかせました。
奥羽本線の架線の上から,庭坂の町を照らしていました。