笹谷小学校日誌

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平成28年度 離任式

   今日は,先生方とお別れする「離任式」が実施されました。お休みの日にもかかわらず,たくさんの児童と保護者の皆さんが見送りに来てくださいました。
 28年度末で転退職される先生方は12名と多数です。校長先生は37年間勤められ,この度ご退職となります。他にもご退職される先生が3名,そして8名は転任等となります。先生方は,笹谷小学校が,児童,保護者,地域の皆さんの期待に応えられる学校になるように,ご尽力くださいました。
 心より感謝いたします。本当にありがとうございました。
 

6年生を送る会

   2,3校時に児童会主催の「6年生を送る会」が実施されました。卒業する6年生にこれまでの感謝の気持ちを伝えるともに,在校生が進級する意識と自覚を高めることのできる活動です。5年生が中心となって,企画と運営に取り組みました。この中では,鼓笛の移杖式も行われます。オーディションを経て,今日まで精一杯練習してきた5年生の演奏は上達が著しく,これからますます期待できるものでした。そして,下の子供たちの感謝の気持ちと頑張る姿に心揺さぶられた6年生は,素晴らしい歌声でお礼の気持ちを返していました。
 

本の読み聞かせ・図書資料修理研修会

  今日の午前中に,PTA教養委員を中心として,福島市図書館司書の方を講師として招き「本の読み聞かせ・図書資料修理研修会」を実施しました。この中では,読み聞かせの目的や仕方,本の選び方,家庭での読み聞かせのポイントなどを教えていただきました。そして,本の修理についても教えていただきました。本離れが進む傾向がありますが,読書は心を育て,知恵を育てる大切なものです。本が大好きになる子どもたちの環境づくりに励みたいと思います。
             

3月の行事予定更新

 本ポータルサイトに掲示しています3月の行事予定を更新しました。ご活用お願いします。なお,現時点での4月の行事予定も掲載しました。(変更もあります)

みちのこ はっぴ~くんがやってきた

 2日間連続となりますが,また出前授業がありました。やってきたのは,「みちのこ はっぴ~くん」NEXCO東日本の講師のみなさんと一緒に来ました。
 講師の皆さんは,4年生の児童に高速道路の価値や役割を,楽しくわかりやすく教えて下さいました。また,設備の工夫や維持するための努力も教えて下さいました。
 高速道路は流通という仕組みを支え,また社会の発展のためにとても重要なインフラです。学校の敷地のすぐ脇に東北自動車道が通る本校です。児童には,この目の前にあるものが,自分たちの生活につながる大切なものであることに気付いてほしいと思いました。そして,さらに「社会を見る目」も広げてほしいと思っています。
    

民報号による出前授業

 今日は福島民報社の移動編集車「民報号」をお招きした出前授業があり,5年生が学習しました。

民報社のスタッフが,取材から紙面構成,印刷,配達までの一連の新聞づくりの流れを映像で紹介してくださいました。そして,ニュースの価値判断や見出し,写真の役割など新聞づくりについて事例を交えて分かりやすく解説してくださいました。

 小学校の教科書には,多くの場面で新聞が登場しています。新聞を読むことで文章を読み取る力,表現力を高めることに結びつきます。また,いろいろな情報で知識を得て,自分で考える判断力も身に付きます。

 今日のこの出前授業をきっかけにして,新聞を読む5年生が,ますます増えることを期待しています。
 

新入生保護者説明会が実施されました

   今日の午後は,平成29年度新入学児童の保護者向けの説明会が実施されました。
とても,天候が荒れ,寒い中おいでいただき大変恐縮でした。
 しかし,4月からの小学校生活を迎えるにあたって,この説明会はとても大切な会となります。説明だけでは,不十分なところもあったと思いますので,改めて資料を読み返していただきたいと思っています。
       

時をこえよう 合同演奏会


 上の写真は,平成23年5月27日に福島市音楽堂で実施された
笹谷小・信陵中・清水中の合同演奏会の写真です。
 
当時の清水中学校の校長先生が,
「3.11の大震災の影響が大きく残る中でも,
福島市が誇る音楽堂で,演奏会が実施できることに大きな喜びが感じられる。」

と挨拶された言葉が,ずっと忘れられずに心に残っています・・・

笹谷小の合奏部の児童も震災後,久しぶりに大きな舞台に立ちました。

笹谷小学校合奏部のオープニング演奏は,GReeeNの「キセキ」
現在そのGeeeNの映画が上映中で,時の流れと何かしらの縁を感じます。

  「明日 今日より笑顔になれる

     君が居るだけで そう思えるから

      何十年 何百年 何千年 時をこえよう」

  
          キセキの歌詞のように音楽の響きに希望と勇気をふくらませる・・・
                  そんな演奏会でした。

 そして,この伝統は引き継がれ,今週2月11日(土)には,新人演奏会として,県北中と福島北高との合同演奏会が実施される予定です。
 今回は,どんな演奏会になるのかとても楽しみです。

先日の4日(土)には,本校で合同の練習会が実施されました。
下の写真はその様子です。


お時間がありましたら,11日(土)福島市音楽堂まで足をお運びください。




句会を開こう 6学年国語科

 
   6年生が国語科「句会を開こう」という単元の学習をしている写真です。
一人一人が作った句を鑑賞し合って,それぞれの表現の面白さやよさを話し合っていました。

「朝の日に 氷にうつる 自分かな」

「寒い日は こたつでゆっくり ココアのむ」

「のしのしと 雪が積もるよ 朝の庭」

など,児童の冬の表現が面白いと思いました。
 学年全体で鑑賞会を開く予定ですので,他にどんな面白い句が出来上がるのか,また楽しみです。 

「雪とけて村いっぱいの子どもかな」

「雪とけて村いっぱいの子どもかな」

昼休みは,この小林一茶の俳句を思い出しました。雪がとけて,晴れた空の下でいっせいに児童が遊ぶ姿は,とてもよいものです。これから2月を迎えることろで,笹谷の春はまだまだ先のことですね。この句のように本当の春が来るまで,児童が元気で過ごせるように,健康に留意させていきます。

 

土曜授業を生かして

    土曜授業の機会を生かして,本校も4学年が放射線教育の出前授業,6学年が親子ふれあい活動を実施しました。4年生は,霧箱を使って放射線の軌跡を見せていただくことができました。6年生は,親子で一緒に身体を動かす活動ができました。
 その他にも,調理実習に取り組んだ学年もあり,この土曜授業の機会を有効に生かしたと思います。
 また,今週は3年生のインフルエンザが心配されましたが,確認したところ感染の広がりはありませんでした。来週は全学年がそろって登校できると思います。
  

「立春の季に空に向くは養生の一つ」

    3校時目に1年生が「凧揚げ」をしていました。ビニールに思い思いの柄を描いた凧を揚げて活動していました。昔はよく見かけた光景ですが,今は揚げる場所が制限されたり,外遊びをする子が少なくなったりして,見かけなくなりました。
「立春の季に空に向くは養生の一つ」
という言葉があります。暦の上で春がはじまる「立春」(2月4日頃)の季節に、 空に向かって凧揚げするのは、健康にいいという意味です。
 1年生の子供たちが,校庭で楽しそうに凧揚げをしている姿を見ていて,先生たちも元気をもらいました。
        

今日の職員室の一枚


今日の午後の職員室の写真です。
先生方は一体何をしていると思いますか?

1   叱られて立っている
2  校庭を見て眼の運動をしている
3  黙とうをしている

答えは・・・











全部違います。
実は,外国語活動について研修をしていました。
児童がもっと英語を話すための手法として
全身反応教授法を学んでいました。

我々教師も児童のために学んでいます。

花壇のパンジー

 本校のインフルエンザは現在3名。できる限り感染が広がらないように注意しています。

 さて,寒い日が続き今日また積雪となりましたが,校舎の目の前の花壇には,下の写真のようにパンジーが植えられています。先週末は雪が解けて,その姿を見ることができました。調べてみると,パンジーの花言葉は,色によって違うようです。紫のパンジーの花言葉は,「思慮深い」「誠実」「忠実」「律儀」。黄色のパンジーの花言葉は「つつましい幸せ」「田園の喜び」。他の色にもそれぞれ花言葉がありました。でも,どれもキューピッドの矢がパンジーを生んだという物語と結びついているようですから,この花を見て心を動かされるのは,当然なのかもしれません。まだまだ冬は続きますが,またこのパンジーが姿を現すことを心待ちにしています。
 


県アンサンブルコンテスト結果

  先日の県アンサンブルコンテストに出場した打楽器八重奏チームの結果は「銀賞」をいただきました。児童は,その結果を満足していない様子です。しかし,アンサンブルコンテストは,チーム数も多く競争率も当然高くなる大会です。この結果を受け入れ,またこれから予定されている新人演奏会やこむこむコンサートなどで実力を発揮してほしいと思います。

県アンサンブルコンテストへ出発

 今朝早く合奏部6年生が,第44回福島県アンサンブルコンテストに出場するため,いわき芸術文化交流館アリオスへと出発しました。この大会に向けて年末年始の冬休みも,土日でも練習を重ねてきた児童たちです。きっと素敵な演奏ができると信じています。そして,昨夜からの雪で道路状況が少し心配ですが,無事に戻って来ることを願っています。
 

特別支援学級 宿泊活動

   17日から18日と1泊2日,本校の特別支援学級の宿泊学習が実施されました。天候にも,スキー場にも,宿泊施設にも恵まれ,最上の環境の中で取り組めました。子どもたちは,スキーを体験したり,そりなどの雪遊びを楽しんだりと,とても満足していました。食事,入浴,睡眠もしっかりとできました。体験全てが学びにつながっていると感じました。
 この宿泊学習の実施にあたっては,校外の支援団体の皆様に大変お世話になっています。それがあってこその活動になっています。子どもたちには,活動の喜びとともに,お世話になった皆様に感謝の気持ちをもつことをしっかりと伝えました。それを,これからの学習につなげていきます。
 

当たり前?! ⇔ 感謝

我々教師を含め大人は子供たちに「感謝の心を大切にしましょう。」と言葉をかけます。でも,どれだけ子どもたちが,「感謝の気持ちをもっているか」をはかることは難しいと言えます。

「何か特別なことがないのに,感謝なんかできねーよ!

「感謝する人は,いませーん!

というような言葉を口にする子がいると,先生たちは正直がっかりしますが,その子たちに何とかして感謝を教えていきたいと働きかけていきます。

 さて,感謝の反対語は何でしょう。反対語辞典では「怨嗟(えんさ)」になっていますが,本人の態度が相手に対してどう受け取られるのかということなら,「非礼」「不遜」という言葉も該当するかもしれません。この言葉を子どもたちに分かりやすく伝えるとすると,「当たり前」になると思います。

親・兄弟にしてもらうこと,友達にしてもらうこと,先生にしてもらうこと,地域の人にしてもらうこと・・・
 多くの周りの人の助けのおかげで生かされていることが見えずに「当たり前」と思ってしまう。それは「感謝」の対極であると考えます。

本音は強制できません。しかし,周りの人の助けを理解し感じられる子どもを育てたいと心から願っています。