笹谷小学校日誌

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生産者に思いを馳せて

 3年生が社会科の学習で近くの共撰場見学に出かけました。そこで,児童は糖度センサーを通して選別されていく様子にとても驚いていたようです。りんごの種類は福島特産の「サンふじ」でしょうか。甘味が多く、リンゴ本来のコクのある味が特長と言われます。袋をかけないでつくるこのリンゴは,農家の絶え間ない努力と新鮮なままおいしく届けようとする組合のみなさんの工夫の結晶です。児童には,消費者のために,努力と工夫を重ねる生産者の姿に思いを馳せてほしいと願っています。
  

忍耐強く一途に努力

来週に予定されている持久走記録会に向けて,各学年とも熱心に練習に取り組んでいます。児童の走る姿を見ていた時,ふと1992年のバルセロナ五輪男子マラソンの谷口浩美選手のことを思い出しました。

「途中で、こけちゃいました。」

とゴールしたときにコメントした選手です。靴が脱げるアクシデントもあって8位。しかし,少しも悪びれず誰のせいにもしませんでした。その優しい人柄のにじみでた言葉が日本中を感動させ,この年の日本フェアプレー賞にも輝きました。順位や記録は大切な目標ですが,ひたむきに走る姿はもっと大切なことと思います。持久走記録会を通して,忍耐強く一途に努力できる気持ちが育つことを期待しています。
 

理科の授業研究会

  6先生理科の授業研究会を実施しました。てこの働きについての学習です。

「どうしたら,少ない力で重いものを持ち上げることができるだろう。」という問題について,予想を立て,実験から確かめていました。今回の授業研究会にも,理科授業に優れた先生をお呼びしました。ユニバーサデザインとしての理科授業の在り方について指導助言をいただき,研究をまた一歩進めることができました。
 

11月の全校朝会

  肌寒くなりましたが,今朝は11月の全校朝会を開きました。校長先生からは,読書による効果についてお話がありました。朝の時間に読書タイムを設けていますが,その機会に限らず,常に本を携えて,時間を見つけて読書に親しむ児童が増えることを期待しています。

   また,表彰関係の紹介もありました。作文,感想文,俳句,絵画のコンクールで入賞した児童を紹介しました。合奏部の日本管弦楽合奏コンテスト全国大会最優秀賞受賞についても紹介されました。

笹谷小児童のたくさんの活躍を目にすることができ,大変うれしく感じました。
 

コミュタン福島見学 5年生

5年生は『福島県環境創造センター交流棟(愛称:コミュタン福島)』に見学に行っています。ここは,放射線や環境問題を身近な視点から理解し,環境の回復と創造への意識を深めるための施設です。『コミュタン福島』には,放射線やふくしまの環境の現状に関する展示のほか,360度全球型シアター,200人収容が可能なホールなどが備えられています。『コミュタン福島』で得た学びや体験から,福島の未来を考えられる人物となることを期待しています。
 

第22回日本管弦楽合奏コンテスト全国大会出場

   明日の放課後,本校合奏部は,東京都に向けて出発します。
 11月3日(木)文化の日に開催される「第22回日本管弦楽合奏コンテスト全国大会」に出場するためです。会場は,東京ドームにも近い「文京シビックホール」です。
 今回もぜひ「いい音楽」ができるようにと,心から願っています。

体力の向上を目指して

 体力の向上には,走ることがとても効果的です。今月は,どの学年も持久走記録会が予定されており,それを目標にして,業間の時間にも練習に取り組んでいます。記録会だけでなく,それまでに頑張って走った様子もカードに記録していきます。
 ちよっと息苦しくなることもありますし,つかれることもあると思いますが,この時期に体力を向上させることは,体づくりや健康の増進につながります。保護者の皆様の励ましの言葉を期待しています。

いい音楽をつくるために練習

「担当している楽器は何ですか。」

「トロンボーンです。」

演奏の前に,司会が代表の児童にインタビューする時間がありました。その中で,

「吹奏楽の何が魅力ですか。」との問いかけに,

「一つ一つの楽器の音が重なって,曲になっていくところがいい・・・」

と答えた児童の言葉に,思わず涙が出そうになりました。素朴な答えですが,吹奏楽が面白いと芯から感じている言葉です。いろいろな楽器が違う音を出し違う動きをしてハーモニーをつくる。それがあって初めて自分のトロンボーンの音も映える。一人より二人、三人より・・・46人で吹いたほうが面白い。それが吹奏楽の魅力であると学んでいるからこそ出る言葉です。

 今年は全国大会にも出場でき,たくさんの賞をいただくことができました。しかし,児童は褒められるために練習をしていたわけではなく,いい音楽をつくるために練習してきたことをとてもうれしく思いました。

 

「いい音楽」っていうのはですね、「人の心に触れる」音楽。

時には包み込んだり、時には刺激する音楽でもいいし。それを聞くことでその人が何かを感じてくれればいい・・・YOSHIKIさんの言葉です。

 

 木枯らしの吹くコンディションの中でも今日の笹谷小合奏部は「人の心に触れる」音楽ができました。
   

赤とんぼ 筑波に雲も なかりけり

「赤とんぼ 筑波に雲も なかりけり」

かの正岡子規の俳句です。

空は秋晴れで,遠くに見える筑波山の上には一片の雲もない。そんな青空を赤とんぼが悠々と飛んでいる。美しい自然の中で生きる命の素晴らしさを詠んだものと思われます。

今日の校庭では,気持ちの良い秋空の下で児童が元気いっぱいにからだを動かす姿が見られました。その風景に,たくましく育つ命の素晴らしさを感じました。
    正岡子規が,この風景を目にしたら,どんな句を詠んでいたのだろうと想像がふくらみました。
 

お兄さんお姉さんとして活躍

 本日の就学時健康診断には,120名ほどの子供たちが検査に来校しました。その子供たちを案内する係として,6年生代表の児童がお手伝いをしてくれました。受付のときに番号札を付けてくれたり,検査会場に行くときに案内してくれたりと大活躍です。その姿には,お兄さんお姉さんとしての優しさが溢れていました。
 検査を受ける子どもたちとは6年間の差があります。小学校での6年間が過ぎると,こんなに頼もしく成長するのだな・・・と改めて感心させられました。
 

明日,就学時健康診断です

 明日26日(水)は,本校にて就学時健康診断が実施されます。係児童以外は,4校時限給食なしで下校します。午後の安全な過ごし方について指導いたします。なお,保護者の皆様にも,児童が事件・事故にあわないようにご注意の声を掛けていただきたいと思います。
   なお,就学時健康診断の主な予定は下記のとおりです。
受付12:30-12:50
新入児童検査開始12:50
保護者オリエンテーション13:00
教育相談14:00
検査通知をお渡し次第終了
※標準服購入希望者採寸15:30頃

心づくりの大切さ

合奏部の全国大会での金賞受賞,第2位相当の県教育長賞の受賞は創立以来の快挙です。児童,指導者,保護者会のみんなの努力と周囲の応援があったからこその結果です。10数年前は,県北大会を抜けることすら難しかった合奏部です。しかし,徐々に力を付けてきました。平成20年頃になると県北大会を抜け県大会にも出場できるようになりました。合奏部児童が全校生の誰よりもあいさつが上手になったのは,その頃からです。上位の大会に行くと分かりますが,優秀な成績を残す常連校の児童生徒は「こんにちは」の声が大きく,会場に響き渡ります。その眼はきらきらとして自信に溢れています。当時の指導者は,まず練習前や練習後のあいさつを大切にしていました。同時に感謝の気持ちも指導していました
人の心に響く音づくりは,まず楽器をもつ児童の心づくりから。」
といった指導方針であったと思います。この指導方針は引き継がれ,その基盤の上に音を磨き合う児童が育っているからこそ,今日までの成果に結びついたと確信しています。
「本当に大切にすべきことをじっくりと指導する。そこから成し遂げられるものがある。」ということを,本校の合奏部から改めて気付かされました。学校全体で,この成果を共有して,学習面も運動面も伸ばしていきたいと考えています。


一人一人の児童が輝きました

 来賓をはじめ,たくさんの保護者の方と地域の皆様においでいただき,
盛大に学習発表会を開催することができました。感謝申し上げます。

1年生「サラダでげんき」
 
2年生「三枚のおふだ」

3年生「音楽ランドへようこそ」

4年生「四つの色の物語」

5年生  The power of the words-RP-G

6年 「もういちどハッピーバースデー」

合奏部「稲毛楽団登場Ⅱ」


観客のみなさま




ささっこまるとささひめちゃんが紹介してます

 先月開催された「ささやっ子まつり」の記録写真が,玄関前に飾られています。PTA本部が中心となってつくられたものです。当日の楽しい様子が伝わる内容で,見るとまた当日の楽しさが思い出されます。
 スクールキャラクターのささっこまるささひめちゃんのイラストもとても可愛らしく描かれています。ちょっとこれだけ完成度の高いスクールキャラクターは他では見ることができないのでは( ^ω^)・・・自慢したいなぁ,もっといろんなところで紹介したいなぁ・・・とさえ思います。
 
本校PTAの実行力が表れている掲示物だと思いました。ご来校の際には,ぜひご覧ください。
 

PTA奉仕活動

 写真は,保護者の皆様による奉仕活動の様子です。PTA設備委員会が中心なって清掃していただきました。普段,なかなか手の届かないところをきれいにしていただき,とてもありがたく思いました。心から感謝申し上げます。
  

2016全国大会グランドコンテスト

 今日は土曜授業日ですが,合奏部の児童は郡山市民文化センターで開催される「第5回日本学校合奏コンクール2016全国大会グランドコンテスト」に出場してきます。朝早くから学校に登校し,基本の音出し,パートごとの音合わせ・・・と自主的に取り組んでいます。その頑張りと集中力には,とても感心させられます。
一つのことをやり遂げるために,力を合わせる,みんなで磨き合う。』
この努力が,今年の成果に結びついていると改めて感じました。もてる力を十分に発揮してきてほしいと願うばかりです。
  

納豆は上手に食べられたかな・・・

 今日の給食の一品は納豆です。どの教室からもおいしそうな納豆のにおいがしました。実際,小売店で買った納豆より給食の納豆のほうがおいしいと感じます。同じメーカーのものなのになぜだろうと不思議に思い尋ねたところ,給食に出す納豆は作り立てが届くからですと教えていただきました。
 この納豆,かき混ぜるほどアミノ酸と甘味成分が増えるといわれます。かの美食家・北大路魯山人も、著書『春夏秋冬料理王国』の中で、「納豆を美味しく食するポイントは、ドロドロになるまで400回練ること」と記しています。ちょっと小学生が400回もかき混ぜるのは難しいことですが,おうちでの経験もあるのでしょう,小さい児童も上手にかき混ぜて,おいしそうに食べていました。