福島市立ふくしま支援学校 学校だより

2015年11月の記事一覧

ALTの先生とクリスマス交流


 11月30日、本校のALT(英語指導助手)マーク先生との授業が高等部で行われました。
 今回は時期的にクリスマスに関する授業が行われ、歌やプレゼントなどでの交流授業が行われました。サンタの衣装などを着たり、クリスマスツリーに飾り付けをして、楽しく英語に触れることができ、生徒も大変生き生きした表情を見せていました。
 来月は中学部でも同様の授業が行われる予定です。

盲導犬とふれあいました


 11月28日(土)に本校体育館にて盲導犬啓発事業「盲導犬とふれあおう」を実施しました。第4回土曜授業として保護者の皆さまにもお知らせし、高等部・小中学部に分けて午前中に2回の実演を見ました。
 日本盲導犬協会仙台訓練センターから講師として斉藤様とPR犬の「リンキー」に来てもらいました。リンキーはラブラドールレトリバーのオスで7歳、人間でいうと50歳前後ということですが、11月いっぱいでPR犬として引退、つまり本校のイベントが現役最後になるとのことでした。
 初めて盲導犬と接する子が多く、リンキーの愛らしさや仕事ぶりに目を輝かせながら見入っていました。アイマスク体験や質問コーナーなども行い、視覚障がいについてや盲導犬の仕事についての理解も深まったと感じています。
 ご協力いただいた日本盲導犬協会仙台訓練センター様、本当にありがとうございました。

放射線授業を実施しました


 11月25日、高等部Ⅰコース生徒33名を対象に放射線授業を実施しました。昨年度も除染情報プラザから講師を招き、放射線授業を行いましたが、かなり忘れている生徒も多く、原発事故から約5年という月日の流れを感じました。
 今回の授業ではより具体的に、学校敷地周辺の放射線量を全員で手分けして測定し、大きな「線量マップ」を作りました。その結果、学校敷地や幹線道路沿いは除染が進み、線量は十分に低いことが分かりました。
 雨の降るあいにくの天候でしたが、線量計やタブレット端末なども使い、興味を持ちながら全員で協力して授業に参加することができたと感じています。
 今後も福島県民にとって放射線への懸念から逃れることはできないかもしれませんが、正しい知識を身につけ、より安全に生活できるよう指導したいと思います。

第2回避難訓練を実施しました


 11月25日曇り空の下、今年度2回目の避難訓練を実施しました。5月に行った第1回の時は火災を想定し、児童生徒へも予告して行いましたが、今回は地震を想定し予告なしで行いました。
 「震度6の大地震が発生しました」との放送の後に避難指示があり、全学部が活動場所から校庭へと避難しました。
 予告なしで実施したにもかかわらず、全校生が混乱することなく、3分台で避難することができました。
 災害はいつどのような状況で起こるか分かりません。常にあらゆる事態を想定して避難できるよう支援したいと思います。

清明小学校との交流学習


 11月20日、清明小学校5年生30名と本校小学部4・5・6年生23名との本年度2回目の交流学習が、清明小学校体育館で行われました。
 まず清明小学校さんの朗読劇「ぞうれっしゃがやってきた」の発表がありました。セリフや歌など、とても感情のこもった発表を楽しく見せていただきました。
 次に「わなげ」「ころがしドッジ」「ボウリング」「風船」の4つの班に分かれ、班ごとの交流活動を行いました。清明小生からルールや遊び方を丁寧に教えていただき、本校生もたのしく活動することができました。
 本校と清明小とのこの交流学習は、20年以上続いています。今後もぜひご協力いただき、共に学んでいければ素晴らしいと思います。
 清明小学校のみなさん、本当にありがとうございました。