信夫中学校日誌

2020年7月の記事一覧

校内研究のための授業公開

6時間目に現職教育主任の先生が授業を公開しました。

学校では、毎年テーマを決めて校内研究を行っています。

その研究のためのパイロット授業を3年生の数学で行いました。

今回は授業でICT機器を活用するための1つの方法を提示していただきました。

様々な三角形の辺を一辺とする正方形の面積の関係性から「三平方の定理」に気づくという内容でした。

自作のソフトを用いてタブレットPCで、三角形を自身で動かし面積の関係性を調べる方法で行われました。

モニターに映る図を見るだけでも十分イメージをつかみやすいと思いますが、自分の手元で自分自身で動かして学習することでより一層学習意欲が高まっているようでした。

操作に慣れてくると様々な条件で関係性を調べようと主体的に取り組む姿も見られました。

今後は、それぞれの先生方が研究テーマに沿って授業を展開していきます。

 

学校緑化活動促進事業

 公益社団法人福島県森林・林業・緑化協会より,学校の緑化活動をより一層推進するために助成金をいただきました。

マリーゴールドなどの苗を購入し,ロータリーにプランタとして飾りました。

 

 

新しい学校生活様式

6月から始まった学校での生活ですが、感染防止を意識しながら少しずつもとに戻りつつあります。

マスクをすることを条件に様々な活動ができるようになりました。

禁止されていた話し合い活動も、ある一定の距離を保つことができれば可能になりました。

音楽の授業では、教育課程を変更し器楽の授業を行っています。

以前は全員が同じ方向を向いての演奏でした。

現在はグループになりパートを分けて、お互いの音を聴きながら演奏しています。

演奏技術も上達し、息を合わせながら演奏する姿は6月とは比べものになりません。

音にも自信が感じられました。

プレゼンテーション

3年生の英語の時間では、「日本文化紹介」という内容で英語のプレゼンテーションをしています。

外国の方に日本のものを紹介する場面として発表します。紹介するものは各自で決めています。

写真や絵を描いて紹介する生徒もいますが、なかには実際のものを持ってきたり自作した生徒もいました。

身振り手振りを交えながら、一生懸命伝えようとしています。

 

声の大きさや速さ、アイコンタクトなど評価の観点を明らかにし、みんなで評価もしています。

発表の後には、発表者に向けて英語で質問したりする場面も見られました。

自分の世界を広げる。

2年生は、毎年「職場体験活動」を実施しています。

しかし、今年度は新型コロナウィルスの関係で中止になってしまいました。

そこで、地域の様々な職業の方々にお越しいただき、仕事についてお話をしていただく機会を設けました。

「職業人に学ぶ会」として9つの職業の方からお話をいただきました。

生徒たちは、興味がある2つの職業を選択しお話を聞くことができました。

 

講師の方々も中学生にわかりやすくお話をするために様々な準備をしてくださいました。

実際に仕事で使用するものを持参して、見せてくれました。

生徒たちは真剣な眼差しで、メモを取りながら話を聞いていました。

 

生徒たちは、学校では学ぶことができないことを知ることができて充実した表情をしていました。

講師として来てくださった方々、本当にありがとうございました。