佐原小学校日誌

2023年6月の記事一覧

東雲草

東雲草(しののめぐさ)
「東雲(しののめ)」とは東の空がだんだん明るくなってくる頃のこと、その時間にひっそりと咲くころから、アサガオの別名が東雲草(しののめぐさ)と呼ばれるとのことですね。

読み方ひとつで同じ花が奥深しく聞こえるから不思議です。今朝、学校の正門脇に咲いているのを見つけました。

丸い白い花弁で真ん中に向けて5つ紫色の柄があります。「星の混合」という西洋朝顔の早咲きの品種。なんとも涼しげな姿で、東雲草という別名が似合うように感じます。西洋種('Д')なのですが・・・

毎朝、子供たちは教室に入る前に真っ先に観察鉢や学級園に向かっています。

春先に植えた植物が大きく育ってきました。1年生が、ナスの実ピーマンの実が育ち、かぽちゃの花も咲いていることを教えてくれました。

そして「キュウリの花が咲いた!!」と、感嘆の声をあげていました。初めの一輪です。花の真ん中をのぞき込んでいます。終わると実をつけてねと願いながら水をかける姿が、とても微笑ましいです (#^^#)

学級園で植物をよく見ていくことは、対象と子供自身の距離を近付け、認識を広げていきます。そして、言葉や名前も知り、学びの第一歩となります。毎朝の行為は、実はとても大きな意味があります。
言葉や名前からその次は、備わる性質や特徴に興味をもって「もっと知りたい」という気持ちが生まれるように先生たちは声掛けを工夫しています( ^ω^)・・・学びがどう広がるか、またこれも楽しみです・・・