2024年2月の記事一覧
霜の果て
霜の果て(しものはて)
あたたかくなってきたと思いましたが、今朝はまだ気温は低く、小川の脇に霜柱が立っていました。
なんとなく、もうそこまで春が来ているようなことを感じる閏年2月29日の今日です。「閏」とは暦で1年間の中で日数や月数を多くし、暦上の季節と実際の季節とのずれを調節することを意味するそうです。
調べてみると、英語では、閏年をLeap Year、2月29日のことをLeap Dayと言うそうです。
どういう意味??・・・( ゚Д゚)
『・・曜日を1つスキップすることから「leap」という言葉が使われる。平年はその前年の同じ日より1曜日ずれるが、閏年の翌年は2曜日ずれて平年より1つ飛び越える(leap)ことから・・』
と、調べたサイトの引用です。でも、小学生に説明するとしたら・・・難しそうです"(-""-)"
さて教室を回ると、復習のまとめをしていたり、調べたことを端末で紹介するシートを作成していました。
6年生は「卒業文集」にむけた文章を練っていました。
明日から3月、卒業間近。小学校の締めくくりにどんな作文を書きあげるのか、出来上がりが楽しみです。
草木萠動
今年の暦では、明日から草木萠動(そうもくめばえいずる)
冬の気配が薄れて草萌えの季節といいます。先日から風も強く太陽が出でも寒く感じるので、まだ早いようにも思えますが、菜の花が咲いているのを見つけることができます。
菜の花は食材としても身近なもので、おひたしや和え物にして食べられことが多いように思います。柔らかくてほろ苦い葉には、たんぱく質やミネラル、ビタミンなどの栄養素が豊富です。
そんなことを考えながら、今日の給食は・・・(*'ω'*)というと
菜の花ではなく、細かに分けられたブロッコリーのツナサラダがありました。メインはカレーうどんと味付きのゆで卵、子供たちが喜ぶメニューのようでした。
よくかんでじっくり味わってね・・・(*^。^*)
虎落笛
虎落笛(もがりぶえ)
今日はとても風の強い日です。校舎の玄関扉に風が激しくあたり、びゅうびゅうと笛のような音がしました。こんな冬の激しい風が吹きあたり発する笛のような音を虎落笛(もがりぶえ)というそうです。古代中国では虎の侵入を防ぐ目的で組まれた垣根や柵を「虎落」とよぶため、この字をあてたとか・・(・・?
でも、校舎の2階にいくと、わりと静かです。3.4年教室では算数科のまとめの学習に取り組んでいました。
この3.4年教室の前には広々とした図書コーナーがあり佐原小の素敵な空間です。電子化によるPCも設置されました。子どもたちに人気のあるシリーズ本も整っています。
人気の本をお知らせする棚もあって、よく見ると2位になった本は児童が借りていてうれしくなりました( ^)o(^ ) 改めて、これからもいっぱいすてきな本を見つけてほしいと思います。
そして、午前中、市立図書館広報3月号も届いていました。図書館のおはなし会や講座・イベント、新着本のお知らせ、新しい本の紹介と載っています。
「おおっ、3月24日は貸出2倍キャンペーン」20冊も借りられるようです。
春休みは、たくさん利用できますね!(^^)!
金縷梅
月曜日の4時間目は、どの学年も六年生を送る会、授業参観、感謝の集いと行事に向けた活動をしていました。
さて、いまの保健室前の掲示板のテーマは「リフレーミング」、コミュニケーション心理学の用語です。
リフレーミングは、思い込みや固定観念を別の視点から捉え直すことで新しい見方を得る思考法です。
ふと、リフレーミングから思い出したのは、先日見つけたマンサクの花。この2月から3月にかけて見かけることができます。
マンサクの花は、万作のほか金縷梅と書きます。
花言葉は「呪力、魔力、霊感、ひらめき」で、少し怖いイメージです。でも実は悪い意味ではなく、春に花を咲かせ、新しい出会いの季節にときめく恋心を伝えるといった意味で「私から愛したい」という花言葉もあるようです。
見方やとらえ方で花言葉のイメージも大きくかわりますね。( *´艸`)
SNSもあり情報が早く流れ溢れる今の時代「見方の視点をどこに置くか、どう捉えなおすかがポイントになるよ。」と保健室の掲示板は助言しているようです・・・
雪の下
雪の下(ゆきのした)
ユキノシタという花のことではなく、タイトルの雪の下(ゆきのした)は、重ねの色目(かさねのいろめ)のこと。
今日は咲き出した梅の花に雪が積もる天気になりました。真っ白な雪とその下にある紅梅の色が重なりました。この重ねの色目を雪の下、粋な配色美で平安貴族が身につけておくべき教養や作法のひとつでもあったとのことです。
真っ白な雪と紅い梅が重なる配色は、たしかに美しい色彩です・・・
今日も教室を回ると複式学級のさばらっ子は、2つの学年が重なって学習しています。何色と何色か(・・?とは表現できませんが、他にはない重ねの色目を感じる教室風景だと思いながら見て回りました。
さて、今年度末の修了・卒業まで1か月あまりとなりました。一日一日を大切に過ごすことを願っています。
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