佐原小学校日誌

2024年5月の記事一覧

翠雨

翠雨(すいう)
翠雨とは草花のひときわ美しい初夏に葉を濡らす雨。今日は午後まで雨が降り続きました。 

そんな天気の日でしたが、子どもたちの葉(×)歯(〇)を濡らしたのは、染め出し液・・(#^.^#)

給食後に歯みがきをしましたが、染め出しをしてみると赤みが残っています。午後は「歯みがき教室」でした。

学校歯科医の先生に、ていねいにご指導いただきました。

みんな夢中になって、赤みが残るところを手鏡で確かめたり、正しいブラッシングに取り組んだりしました。
健康に過ごす大人になることを思い描いて、よい歯みがきが習慣になることを期待しています。

シルバータロウ51歳 むし歯0 

みんなもよい歯みがきが習慣となりますように・・・

明日から6月です。紫陽花も楽しみな季節になってきました。

 

金銀花

金銀花(きんぎんか)

 

今朝、学校の周りを歩くとほんのりと甘く柑橘系のような爽やかな香りが漂っていました。この香りのもとを探すと白と黄のスイカズラの花でした。今は香水やアロマオイルにもなるハニーサックルと言った方が知られているでしょうか・・・

よく見ると上下に大きく分かれた花びらの真ん中から雄しべと雌しべが飛び出すようについています。調べると、咲き始めは白く、しだいに黄色に変化して二色の花が咲いて見えることから金銀花(きんぎんか)という別名があるそうです。また、冬も緑の葉を絶やさないので忍冬(ニントウ)という名もあるとか。

初夏の雨上がりの晴れた朝は、花と同じように心地よくなります。

1校時の子どもたちも生き生きと学習していました。5.6年生は算数科で真剣に問題を考えています。2年生は国語科です。物語に出てくる赤い帽子をかぶって、登場人物の気持ちをノートに書いていました。

3.4年生は理科。3年生は端末で発芽の様子を確かめています。4年生は、外に出て水のゆくえを話し合っていました。

まもなく5月もおわり、梅雨の季節も近いです・・・( ^)o(^ )

虎が雨

虎が雨(とらがあめ)

 旧暦の5月28日に降る雨を「虎が雨」というそうです。(今の暦だと6月下旬ごろ)

今日は、一日中雨の降る日になりました。扇状地の上部に立地する本校の方から福島市内に流れる水も少し心配な感じです。

3年生が社会科で福島市の土地利用を学習していました。住宅街、田畑、駅の周囲はどうなっているかなど、資料集を読み取りながらていねいにノートに整理していました。東西南北のおおまかな特徴をとらえようとしていました。

土地利用の理解は、実は大人も土地の高低や勾配を理解していないと難しいもの。地図は平面ですし・・・例を挙げてみると京都市内の地図。平安京に始まる碁盤の目の地図は歴史で習います。でも、実は土地は平坦ではなく北から南へ、東から西に向かって下り坂に傾斜しています。それが、いにしえから現在の土地利用と深く関係しているなど大人でも知らない人が多い・・・(゚Д゚)

さて、3年生の振り返りはどうなっているのか、次の時間ものぞいてみようと思いました。

薫風 その1

薫風(くんぷう)
初夏の快い風が吹く日になりました。「みんなでサバスポ2024~楽しもう!~」の場面集です。

みんなで運動身体づくりプログラム

楽しもう ガチの綱引き!

 

夏めく

夏めく

25mプールの中は既に洗い終わりました。水も満たされてろ過も始まると、夏の始まりを実感してきます。あとは、周りの施設をきれいにして備品も整えて、水温も適度になると、いよいよプールに入ることができます。

さて、明日は「みんなでサバスポ2024~楽しもう!」の開催です。従来のやり方を変えた新たなスタイルの体育的行事となります。
ここまで、子供たちが、自分たちで行事の名称、種目の内容などを考え話し合って決めてきました。イメージキャラクターも子供たちの中から生まれました。ここに主体性や対話と協働といった子どもが主語の学びも見えてうれしく思いました。

そして、今日は前日なのですが、いつもとほとんど変わらない学習風景が教室に広がっています。高学年は論の構成を考える国語科に取り組んでいます。低学年と中学年は発想を広げる図画工作科に取り組み、瞳がキラキラとしていました。

5月の終盤、少し気温は高めですが、明日もさわやかな風が流れますように( ^ω^)・・・

小満

二十四節季は、すでに小満(しょうまん)に入っています。今年の小満は5月20日。期間でいうと5月20日から6月4日です。この小満という言葉には、エネルギーが天地に満ち始め、万物がめざましく成長するという意味が込められているそうです。春の草木は実をつけ、夏の花がつぼみを開いてきました。学校のすぐそばのバラ園も見頃になってきました。

いよいよ明後日は「みんなでサバスポ2024~楽しもう!~」の開催です。児童がこのサバスポのイメージキャラクターを自主的につくってくれました。そのポスターも出来上がり校内に貼りました。気持ちも盛り上がってきたので、当日が楽しみです。

また、今日は福島警察署スクールサポーターを講師に防犯教室を実施しました。どんな不審者がいるのか考えたり、どうやって身を守るか動いてみたりと学習しました。

そんな様子を今日もシルバータロウが見守っていました( ^ω^)・・・

燕巣

3校時の3.4年生は算数科を学習していました。3年生はテストのようです。割られる数が2桁の問題が出ていました。隣では4年生も先生とわり算を学習していました。こちらは、割られる数が3桁になっていました。複式学級だからこそよく見えるつながりです。

さて、教室からベランダを見るとつばめがひゅんひゅんと飛び回っています。軒先を見上げると2羽のつばめが交互に巣にやってきます。とりあえず今のところ順調に過ごしているようです。

今日は、司書さんにつばめの本を探してもらいました。いろいろとあってなかなか興味深い内容です。子どもたちが手に取って読んでくれることを期待しました。

燕巣 (えんそう・えんず) とは、そのままズバリ「つばめの巣」です。

翼果

翼果(よくか よっか)
ヤマモミジに種がつきました。小さな翼が左右に2枚、その翼にそれぞれ一つの種が入っています。翼果は枯れて乾燥して軽くなってくると飛び立つそうです。

2枚の翼はわかれて、根元の種の重さを利用して、ふうわり、くるりと回りながら、風にのってできるだけ遠くを目指して旅立つということ。翼果(よくか)より「モミジのプロペラ」のほうが子どもたちに伝えやすいかもしれません。

さて、今日は「租税教室」が実施されました。 

今は実感できないけど、この先の社会を目指すとき、税金の意味と価値に向き合うときが必ずやってきますね。