佐原小学校日誌

2024年3月の記事一覧

名残の雨

別れを惜しむ名残の雨がふる午前中となりました。今日はこれまで佐原小学校で一緒に過ごしてきた先生方とお別れする離任式がありました。「はじめまして」と「さようなら」出会いと別れはひとつのもの。今日、お別れとなる先生との出会いの中であったたくさんの思い出をこれからも大切にしていきます。

本当にありがとうございました。お世話になりました。心より感謝いたします。

雀始巣

春分の初候。雀始巣(すずめはじめてすくう)は枝葉を集めて、巣づくりをはじめるころを表します。つまり、新たな春に期待を寄せるときです。この佳き日に青い空のきらめく風に向けて5名の卒業生が佐原小学校を飛び立ちました。

 

追い風、向かい風、熱い風 、涼しい風、 冷たい風、季節風 、 強風、暴風 ・・・どんな風のなかでも、しなやかにたくましく飛び続けますように ٩( 'ω' )و

別れ雪

別れ雪(わかれゆき)

最後に降る雪のことです。あたたかな春の訪れを待ちわびる一方で、最後の雪を惜しむ思いが込められている言葉です。他にも「果ての雪」「名残雪」など雪の降りおさめの言葉もあります。
さて、第3学期をしめくくる前日の今日は・・・3時間目こんなことをしていました。
1.2年生は、ATLを交えてアルファベットカードのゲーム・・・

3.4年生は、配付する文書や紙面の確認・・・

5.6年生は、校内の各教室や特別教室も回って忘れ物がないかの確認・・・

いよいよ明日は、修了式&卒業式です。気温が上がるといいのですが _(_^_)_

花笑む

花が咲くことを笑む(はなえむ)と表現することがあります。粘土で遊ぶ感動やさんの子どもたちをみると、思わず口角が上がります。 

明日は春分ですね。

菜虫化蝶

今日から七十二候「菜虫化蝶(なむしちょうとなる)です。厳しい冬を越したさなぎが羽化して蝶へと華麗に変わり、軽やかに舞い飛ぶ頃といいます。もう少し暖かくなると言葉と実感が合ってくるのですが・・・
今日は卒業式の予行に取り組みました。

まもなく小学生から中学生になる卒業生です。

垂り雪

垂り雪(しずりゆき)

今週はいろいろと行事が続きましたが、今日は少しゆっくりとした時間が校舎に流れています。2校時に教室を回ると2階の教室では保健体育の学習に取り組んでいました。

4年生は養護教諭も入って二次性徴を学習しています。思春期の入口に向けて自分の身体について知ることはとても大切です。

1階の1.2年生は図画工作でした。準備してきた紙箱を、どのように組み合わせるか身体全体を動かしていました。いろんな閃き(ひらめき)が湧き出ている教室に感じました。

ある脳神経科学者は、ものごとの意思を決定したり創造的な活動をしたりするには、感受性や情動といった心の作用が不可欠で、閃きは身体的な経験から、後天的に獲得されると述べていました。こうした造形活動は、自然体で心を高める大きな助けになっているのでしょうね・・・

雪が積もった枝が並ぶ午前中です。枝が重みに耐えられなくなったり、日の光でとけたりして雪が落ちること垂り雪(しずりゆき)と言うそうです。3月に入ってからのほうが冬を感じる日が続きます。(*'ω'*)

 

弟待つ雪

弟待つ雪(おとまつゆき)

次の雪が降るまで消え残っている雪のことです。消えずに残る雪が次の雪が降るまで、弟を待つかのようだとして生まれた表現です。同じように「友待つ雪」という言葉もあります。今日の晴れ間で、だいぶとけてしまうように思いますが、また明日8日の天気予報には雪マークがついていました・・・
さて、3校時に「六年生を送る会」が催されました。

5年生以下が企画と運営を担います。これまでお兄さんお姉さんとしてお世話になった感謝を表し、引き継ぐ自覚も高まることを期待する活動です。挨拶、ゲーム、歌の贈りもの、プレゼント交換と進みました。

1年生から6年生で一緒にドッジボール(#^.^#)

宝さがしもやりました。

うたのおくりもの♬♬(^^♪

そして、プレゼント交換。

見送られる6年生、見送る下級生、このひとときは、消えずに残る弟待つ雪のようになったでしょうか・・・

卒業式はおよそ2週間後、一緒に過ごす時間も残りわずかです。

 

雪は豊年の瑞

雪は豊年の瑞(ゆきはほうねんのしるし)
雪が多く降るのは豊作になるとされる言葉ですが、統計的な実証はないそうです。雪に喜びを見出すための方便かもしれないとのこと。

3月に入ったらなんだか2月より寒い感じがします。今朝は子供たちが玄関前の雪はきを頑張ってくれました。
さて、今日は授業参観日です。これまでお世話になった地域の皆様に向けた「感謝のつどい」も一緒に開催しました。
鼓笛移杖式をご覧いただき、その後は生活科や総合的な学習の時間に学習した内容をご覧いだきました。

一人一人がテーマ(課題)をしっかりともって発表する姿が、成長と感謝のしるしとなっていたと感じました。

1.2年生教室

3.4年教室

5.6年教室

ご来賓の皆様、保護者の皆様、本日はありがとうございました。_(._.)_心より感謝申し上げます。 

斑雪

斑雪(はだれ)

「はだれ」とは、まだらに降りつもった雪、そしてとけかけてまだらに消え残った雪のことを指します。斑雪(まだらゆき)ともいいます。昨日まで降った雪はほとんど消えましたが、写真のように少し残っています。

しかし今日も少し寒い一日のようです。でも日中は、ワックスがけで体育館が使えません。それで、休み時間子どもたちは、どう過ごすのかなと思っていたら、1.2年生はホールで遊び始めました。卓球ラケットを手にしていましたが、次第にボッチャの球を使い始めます。正式なルールではないようですが、何となく的になるボールに転がして近づけようとしています。外れて悔しがったり近づいて喜んだり、とてもかわいらしい光景でした。

さて、明日は授業参観等もあります。鼓笛移杖式もあり朝早く場の確認をしていました。あえてピンぼけた写真をちよっぴり・・(@_@)明日が本番です。

綿雪

綿雪(わたゆき)

春の雪の一つで綿をちぎったようなふんわりとした雪片の大きな雪をいいます。水分が多くあまり積もることがないといいますが、本校の周りは日中も雪が降り続いています・・"(-""-)"

校庭をみると中央は溶けていますが、周囲は白く覆われた景色です。

そんな月曜日の始まりですが、体育館に行くと1年生から4年生が合同でボールゲームをしていました。ポートボールのようです。ゲームに不慣れな様子もありましたが、みんな元気に運動していました。紅組は1年生がポストになっていて、4年生が投げたボールもしっかりとキャッチして周りから称賛されていました。

ビューンとボールが飛んできて驚きましたが、見事に捕って得点になっていました。これまでよく異年齢でドッジボールで遊ぶことも多いので、慣れていることもあるようです。

一方、教室に回るとALTと一緒に外国語を学べる時間。〇〇〇ingと動詞について学習していました。

3月になり令和5年度の教育活動もまもなくしめくくりとなります。一日一日を大切に過ごしていきたいものです。

 

凍返る

 3校時、3.4年生が版画を仕上げようとしていました。絵画とはまたちがうおもしろさが出るのが版画の魅力です。版画は図画工作科の中でも多くの時間がかかります。彫刻刀を使ってていねいに根気よく彫っていかなければなりません。

 一彫り一彫り思いを込めてここまでつくってきた作品は、全て力作だと感じます。版画は、白と黒の二色が基本で創作しますが、水彩絵の具も使って色付けをするとまたおもしろさが増すようです。( ^)o(^ )

 

 春めいてきたかな・・と思っていたら、今朝は雨まじりの雪がたっぷりとありました。

凍返る(いてかえる)街路樹も二色の版画のようです(*'▽')