佐原小学校日誌

2023年6月の記事一覧

麦星

麦星(むぎぼし)

うしかい座のα星の和名。この梅雨の季節、晴れ間に見える赤い星で、麦が熟れる頃によくみられることからこの名前がついたとのこと。続く雨が上がり、雲のない夜空に見つけてみたい星です・・・
4年生の毛筆は「麦」の学習。佐原地区の麦畑もすっかり黄金色になりました。

 

プール開きをしたものの今日も水に入れませんが、子供たちは、休み時間に体育館で思い切り動き回っていました。

さて、下の写真は昨日の全校給食の様子です。

6月5日から始めて約2週間。1階ホールを使い全校生で食べています。異年齢の当番グループをつくり配膳や片付けをしています。今のところ学年ごとの席割で食べていますが、慣れてきたら1~6年生のグループで食べる見通しです。

みんなで食べるとおいしい( ^ω^)・・・との子供たちの感想です。

子供たちが楽しそうに食べて、頬を赤らめるのは麦星を見つけるよりもうれしいです。

1年生まで片付ける時間があると、机の中に入れてある本を静かに読む6年生の姿もあります( ^^) _U~~

食器類を片付けたら、みんなで歯磨きですヾ(@⌒ー⌒@)ノ

 

 

潦(にわたずみ)
今週続く雨の天気でアスファルトにもたくさんの水たまりができました。

潦(にわたずみ)とは雨が降って地面にたまり、流れる水の意味をもつ漢字です。行潦と表したり、雨潦(うろう)という言葉もあったりしますが、意味はみな同じのようです。

雨にまつわる言葉を探すと本当にたくさんあります。こんな日本語があったのかと驚きもあります・・・あることがわかると、もう一つ先のことがわからなくなることがあります。

今までわかっていたと思っていたことが、実はわかっていなかった。学べば学ぶほど知らないことが増えていく。そして、知らなかったことを知ると、うれしい・・・・!(^^)!

そんな思いが子供たちに生まれる授業かなぁと今日も教室をのぞいて回りました( ^)o(^ )

 

 

 

雨露の恵み

雨に感謝するときもあれば、災いとして恐れるときもあります。いろんな雨があり、その雨を表す言葉はたくさんありますね。今日は、恵みの雨として・・・雨露の恵み(うろのめぐみ)
自然の雨や露が潤す美しさは、周りの草花や樹木から見つけられます。今朝は紫陽花が咲き、カボチャの花が咲き、アサガオの弦が伸びているのを目にできました。生き生きとしている姿に雨露の温かい恵みを感じます。

さばらっ子は今日もみんな元気に登校して、しっかりと学んでいます >^_^<
その落ち着きから雨露の恵みのようにおうちの方、地域の方、周りのみなさんから愛情が注がれていることを感じます。

梅子黄

梅子黄(うめのみきばむ)
七十二候のひとつ。6月16日~20日で雨水を浴びて梅の実が熟する頃とのこと。
実際、梅はどうなっているのだろうと、学校の近辺を見渡すとありました。
まだ青い実もありますが、黄色くづいています。

梅は三毒を断つ
梅はその日の難逃れ
・・・などのことわざがあるように、梅は古くから我々を守るものとして役立っていたのでしょうね。


今日の午後は分厚い雲が学校の上を覆うときがあり心配しました。しかし、雲はすぐに立ち去り、児童は難なく下校することができてほっとしました。
今朝、出かける前に梅干を食べてきた子がいたのかな( ^ω^)・・・

また明日、あいましょう!!  (/・ω・)/ 元気に登校してね

降りみ降らずみ

降りみ降らずみ(ふりみふらずみ)
雨が降ったり降らなかったり、気まぐれな天気ののことをたとえる言葉です。
霧雨の今朝でしたが、止むようで時折降るようす。梅雨入りを実感しますね・・・( ̄ー ̄)

写真は今日の5.6年生の国語科の様子です。5年生が先生と物語文について話し合っている間、6年生は自ら学習を進めています。

何に取り組んでいるのかな・・・黒板とノートをのぞくと「複合語」、教科書には、
・・・言葉と言葉が組み合わさることで新たな言葉が生まれる場合があります。このような言葉を複合語といいます。複合語には・・・
とあり、どんな言葉を組み合わせた複合語があるのか、考えながらノートに書いていました。

降りみ降らずみを調べるとこれは連語。複合語とは違いもあるようですが、その違いはわかりにくい・・・(''_'')

こだわると、くもの糸に絡まるようで、このへんで・・・・( *´艸`)


霧雨や 降りみ降らずみ くもの糸