佐原小学校日誌

2023年6月の記事一覧

走り梅雨

走り梅雨(はしりつゆ)

台風の影響による雨の日です。

福島の梅雨入りはまだニュースになっていないので・・・今日の雨は走り梅雨なのかなと思いました。
「走り」は「先駆け」という意味があります。
また「迎え梅雨」「梅雨の走り」という言い方もあるようですね・・・

学校前水田のアイガモも小屋から出たり入ったりして、雨を避けているようです。

業間の休み時間は、6年生がさっそくホールに置く卓球台で遊び始めました。
交替しながらラケットを手に、球に向かう様子は楽し気で仲のよさを感じます。

体育館で遊んでいた子供たちも校内に戻ると、入れ替えた掲示板の写真に気付いて眺めていました。
先日の歯磨き教室のスナップ写真です。赤く染めた歯、磨き方の個別指導・・・素直な表情が写っています。

雨模様の一日ですが、穏やかで楽し気な、さばらっ子でした( ^ω^)・・・
さばらっ子 テーブルテニスの 走り梅雨 

栗花落

栗花落(つゆり)
「梅雨」を「つゆ」とよむのは知られたことですが、「栗花落」を「つゆり」とよむのはなぜだろう? (?_?)

今日は6月1日、月初めの全校朝会では、このお話をしました。
まずは人気漫画「鬼滅の刃」の登場人物です。主人公や妹、仲間の剣士の絵を見せてその名前を問うと、児童はよく知ったもの・・・少し凝った氏名が出てきます。
竈門炭治郎、竈門禰豆子、吾妻善逸、嘴平伊之助
その他の、若い女性剣士の絵を見せます。知っている子は、すぐに名前が出てきます。
胡蝶しのぶ
そして、似たもう一人の若い女性剣士の名を問うと・・・
栗花落カナヲ

・・・そう、ここで栗花落の言葉を取り上げました。
そして、どうして、この字で「つゆり」と読むのでしょう?

調べた答えを伝えます。
栗の花の落ちる時期と梅雨入りの時期が重なることから・・・
散る栗の花を見ては今年も雨の季節を訪れを知ることから・・・

まとめに、子どもたちに伝えたのは、漫画でも本にはいろいろな言葉が出てくること。
言葉について気になったら調べてみるといいこと。
そして、これからの雨の時期、ぜひ読書をしてみようということです。

・・・昔の日本人の言葉の感性・・これはまた違う機会に・・・( *´艸`)

生徒指導の先生からも6月の生活目標についてお話がありました。

「校舎内の過ごし方を考えよう」・・・(*'ω'*)