佐原小学校日誌

2023年7月の記事一覧

夏木立

1校時3.4年生は国語科の授業を進めていました。
どちらの学年も二つのテキストを見比べています。3年生は「ほけんだより」4年生は「体温計の広告」
複式学級だと同じことをしているように見えて、ちょっとしたねらいの違いがよくわかります。
3年生のねらいは、書き手の目的や意図に照らして文章の工夫や効果を読み取ること。
4年生のねらいは、広告の意図や目的に応じた表現の工夫や効果の違いを読み取ること。
そして、すぐに気づく共通する学びの要素は「テキスト」「目的」「意図」「情報の比較」です。

現実の世界の中にあふれるテキストを正しく読み解き見抜くこと
まさに次の時代を切り拓く子供たちに求められる重要な資質・能力・・・と思いながら見ていました(@_@)

今日は週末の7月7日(金曜日)
とても日差しの強い日でした。枝葉の茂る夏木立(なつこだち)を見つけるとなにやらほっとしますね・・・

 

 

 

 

 

 

朝曇

朝曇(あさぐもり)
暑くなる日の曇った朝でした。どんよりとした空模様は、今日が暑くなることを知らせていたようです。

吾妻連峰、安達太良連峰から雲が流れ午前8時を過ぎると青空が広がっていました。

2校時5.6年生の教室では国語科の授業に取り組んでいました。

明日は、講師をお迎えした授業研究会を実施します。5年生と6年生のねらいのちがいを意識して、それぞれで話し合う学習を展開させようとする担任の挑戦を感じます。

会話ではなく、対話となるのか・・・
児童のまなざしが開く対話になるのか・・・
学ぶ児童と、学ぶ教師に期待しています。

四片/四葩

今朝、見つけた風景です。

この写真からどんな音が聞こえてきますか? 

小鳥の鳴き声、蜂が羽ばたく音、揺れる草木の音も聞こえるとうれしいです。

でも実際には写真の中に見える音で、想像が必要ですね・・・Σ(・ω・ノ)

では、下の写真からはどんな音が聞こえてきますか?

子供たちと先生が手に持っているのは、トーンチャイム♬
やわらかで美しい音色を響かせる楽器です。
先生の指揮で、音を順に鳴らす音送りをしています。
まるで、音の球を投げたり受け取ったりしているかのようです・・♪・・♪・・♪・・
音からひろがる子どもの育ちは豊かですね・・・(#^.^#)

四片/四葩(よひら)
今が盛りのアジサイの別名です。あじさいのガクが4枚あることからよひらともよばれるとのこと。
下の写真からは、どんな音が聞こえますか・・・(^^♪

青田波

青田波(あおたなみ)

学校周りの水田の稲は、丈を伸ばし、水をかくすように一面を青々としました。
風が吹き抜けていくときは、稲がなびいて、清々しく美しい風景となります。
青田の上を吹き渡る風を「青田風」、波のように風に揺れる稲穂は「青田波」と呼ばれます。

気温も上がって、今日はプール日和
それぞれ課題に取り組み上達を感じます。おしまいにプールの端を一方向に回り、流れるプールをつくっていました。波のようにはなりませんが、子供たちは自分の身体が流れる水の勢いで前に進む状態を楽しんでいました。

 青田波 プール日和の 涼を取り  ( *´艸`)

愛逢月

愛逢月(めであいづき)
陰暦7月の別名です。七夕の日に再開を許された織姫と彦星が1年に一度だけ逢える月であることから「愛逢月(めであいつき」と呼ばれます。7月は、和風月名の「文月」はもちろんのこと、七夕月(たなばたつき)、女郎花月(おみなえしつき)、涼月(りょうげつ)・・・と呼び方はいろいろあります。

そして、今日7月3日は満です。ネィティブアメリカンは、満月にも名前を付けていて・・・

7月の満月は「BucK Moon/牡鹿月」牡鹿の角が生え変わる時期からそう呼ばれるそうです。


季節、星空、生き物など自然と向き合うと、感性に響いてくる言葉がたくさんあります。

新しい言葉に想像を膨らまし、その語感を味わえると何気なく過ごす日常が少しは楽しくなる・・・と思い、全校朝会のお話のネタにしました(#^^#)

さて、7月最初の月曜日、3時間目に教室を回ると、みんなしっかりと学習に取り組んでいました。1学期の終わりと夏休みの始まりが見えてきました。よいしめくくりとなるようまた見守っていきます。