佐原小学校日誌

2023年12月の記事一覧

ノイバラ

ノイバラ(野薔薇)

先日あづま運動総合公園で赤い実を見つけました。南天とも千両とも違いますが、丸く赤いかわいらしい実です。写真に撮って、調べてみたらおそらくノイバラの実であることが分かりました。撮った場所もバラ園のやや奥のほう。そして、ノイバラ?ノバラとは違うの?と思い、調べるとノイバラは、とげのある低木を総称してイバラと呼ぶことから、野に自生するイバラということでノイバラとつけられた。日本に自生するバラの代表。別名では野薔薇(ノバラ)と呼ばれる。栽培品種のバラの台木に行く用いられる。』とありました。そうだったのか・・・( ..)φと思い、花が咲くころになったらよく観察してみようと思いました。

さて、今日の2校時の様子は・・・

まず、体育館に行くと5.6年生がマット運動に取り組んでいました。やはり端末カメラ機能を使って動きを確かめています。改善点を理解して自分ができるイメージをもって練習を重ねていました。

3.4年生は問題プリントやドリルに向かっています。学期末の復習のようです。宿題のない冬休みは、自分でどんな学習をしてみるか考えて挑戦してくださいね(*ノωノ)

そして、1.2年生は粘土に取り組んでいました。小さい子が夢中になって粘土で創作する様子は、純朴さと素朴さがあっていつみてもほほえましくなります。一人一人が粘土にファンタジーを込めているからでしょうか(#^.^#)

ノイバラの花言葉は「上品な美しさ」「純朴な愛」「素朴な愛らしさ」一重咲きの美しい花姿が由来、そのほかに「才能」「詩」。有名な作詞家や作曲家がよくノイバラを題材にして詩や曲を作っていたことからイメージしてつけられたそうです。

 

雪兎

雪兎(ゆきうさぎ)
雪兎という言葉を調べると、雪の日に生まれる真っ白い兎のこと。子どもたちの手で作られる。ゆずり葉を耳に、南天の赤い実を目にする・・・とあります。
でも、福島の人間は早春の頃、吾妻小富士の斜面に雪解けととともにできる雪渓をイメージするのではないでしょうか?「吾妻の雪うさぎ」と呼ばれて親しまれています。
いま、なんとなくその「吾妻の雪うさぎ」が現れているように見えます。暖冬の影響で先日に山に積もった雪が解けたからでしようか( ゚Д゚)

さて、おだやかな天気の今日は、1.2年生と6年生がパンジーを植えていました。

先生の指示を受けて、1.2年生は等間隔で植えています。ポットから苗をとって、一つ一つていねいに土に植えていました。

6年生は、自分たちで相談してどんな感じに植えるか決めていいとの指示で相談しています。
「何にする?」
すぐに思いつかないようです。
「センセー何がいいですか?」
「君たちが生まれた歳の干支は?」
「うさぎ」
「じゃあ、うさぎにしたら。」
「でも、兎(うさぎ)年だけでなく辰年生まれもいるよ。来年の辰は・・・」
う~ん・・となかなか決まりません。

そのうち、学級園の一つはふつうに等間隔に植えて、もう一つは「イカ」にしようということになりました。

イカ・・・なんで(・・?

いつの間にか1.2年生は終わっていて、イカが最後になりました。

植え終えたら最後は記念撮影!!

イカす!! さばらっ子さぁ~ ( ^)o(^ )

寒薔薇

今日の3時間目に6年生の算数科を見ていました。「データの特ちょうを調べて判断しよう」という学習の終末で、これまでのドットプロットや最頻値など学習したことを生かす学習でした。

テニスの練習時間、休日中の学習時間、読書時間などほか、興味をもつプロ野球やゲームの勝率などもテーマに設定してデータ分析をしていました。
一人一人の発表結果も「なるほど・・」と感じるものばかりです。

見ていると、従来より集めたデータを分類整理して特徴や傾向に着目し、代表値を用いて問題の結論を判断する態度を養う学習が重視されていることを実感します。
そして、今のカリキュラムが各教科の「見方・考え方」を養うことを中核にした授業づくりを重視していることも伝わりました。
人間よりずっと速くデータを処理し、スムーズに必要な情報に辿り着くことができるAIが発達した現在、結論をどう判断し生かすかがとても大事ですね・・・"(-""-)"

今朝あづま総合運動公園の香りのバラ園には、ほとんど花は残っていないのですが、綺麗に咲いているなわずかな寒薔薇を見つけると、やはり目を奪われます。
葉もあり枝もあるのに、薔薇といえば目を向ける中心は、やはり花であるようです。

熊蟄穴

熊蟄穴(くまあなにこもる)
今日の12日から16日ごろまでは七十二候の熊蟄穴(くまあなにこもる)です。熊が冬眠のために穴に隠れるという意味のようですが、暖冬ですから本当に穴にこもってくれるでしょうか(・・? 
とにかく熊さんは早く冬ごもりをしてくださいという思いは、被害のニュースが目立った今年は特に強いです。クマのキャラクターはのんびりとかわいいのですが、野生の本物は全く違います。(;''∀'')

さて、今日も佐原小のこぐま×(*'ω'*)こどもたち〇は、楽しそうに活動していました。
とびなわを使った運動の季節になり、体育館では色々な技に取り組んでいます。

また、1.2年生は4校時に「みんなワクワクランド」を開きました。生活科の学習です。身近な材料で動くおもちゃをつくって、そのつくりや遊び方を工夫する活動の発展で、みんなと楽しみながら遊びを創り出そうとする態度が学びのポイントとなります。
招いたお兄さんお姉さんたちにおもちゃの説明をしてから遊びます。

遊んだら、カードにシールもつけています。

素朴なおもちゃですが、年上の子も1.2年生の期待に応えるように遊んでくれました。教室はみんなで楽しもうとする思いがたくさん満ちていました。(#^.^#)

終わりの言葉で感謝のあいさつをする1.2年生の表情は、はじまりよりちょっと自慢気でした。!(^^)!

冬日向

週明けの月曜日の2校時、教室を回ると1年生が時計を見ながら学習していました。
「なんじ、なんぷん?」自分の一日の生活とかかわらせてたしかめているようです。アナログの時計の時刻の読み取りは経験もかかわってきますね・・・がんばれ~と心で応援しつつ2階に向かいました(p_-)

2階の理科室では、5年生が振り子の実験をしていました。6年教室ではALTと英語の学習・・・

おやっ、3.4年生はどこだ(・・?
と学校を見まわしたら、学級園に花を植える活動をしていました。これからの季節を彩るパンジーです。

ポットから苗を取り出し、地面に穴をあけて植えています。その手つきがやさしくていねいなことに優しさが伝わってきて、日差しとともにあったかい心地になりました。

今はすぐに日が暮れてしまう時期ですが、日中の日差しはよく反射してまぶしいときがあります。
短い冬に光が注ぐ冬日向(ふゆひなた)に花を植える子どもたち、いつもより明るくまぶしく見えました( *´艸`)