佐原小学校日誌

2023年8月の記事一覧

行合いの空

今朝、本校の上には高層の雲と低層の雲が同時にかかっていました。季節のが移り変わるころに見られる空で、これを「行合いの空(ゆきあいのそら)」というのかな・・・と思っていましたが、日中はまた夏日。ちょっと違っていたようです・・・"(-""-)" 

さて、今日は1.2年生の見学学習がありました。行先は、福島駅こむこむ館です。福島駅では、新幹線の連結や新型の車両を見ることができました。やはり実物を目前にすることの魅力は大きく、子供たちはとても興味をもって見学しました。係りの方から、新幹線ホームの長さや一日の利用者数などもクイズ形式で楽しく教えていただきました。

そして、こむこむ館では、ストローひこうきづくりのワークショップ体験。講師の説明を聞いて取り組みました。みんな教えられたとおりにできて、飛ばしたときは大喜びでした。

また、ここで昼食をとり、午後はこどもライブラリーを見学です。

帰り道は、福島駅から市内循環バスに乗って学校に戻りました。バスの中では、ちょっと疲れて寝てしまう子もいました。とても充実した見学学習だったと思います。探検バックの中には、メモやお土産シールが・・・

明日以降、今日の思い出をどうまとめるのか楽しみです( ^ω^)・・・

 

案山子

田畑を荒らす鳥などを脅して追い払うために田畑に立てる人形が案山子(かかし)、でも最近はあまり見なくなりました。その代わり目玉模様のビニール風船や鳥追いカイトなどをよく見かけます・・・(・・? 案山子は作る手間や設置に手間がかかるからなのでしょうか・・・

でも、今日は3.4年生が案山子づくりに挑戦していましたどんなかんじに作るか、あれこれと意見を出したり相談したりして熱心に取り組んでいました。用意した材料の生かし方や取り付け方も考えていました。

休み時間になると、他の学年も手助けに入りました。上学年は経験から、助言も伝えているようです。下学年は興味深げに見ています・・・( ^)o(^ )

ほぼ形になってきたところで、立ててみて・・・また、ああしようこうしようと動いています。

調べてみると、案山子の語源は、「嗅がし(かがし)」ではないかとのこと。 田畑の作物を狙う有害鳥獣を追い払うため、髪の毛や魚の頭などを焼いて串に刺して立て、 悪臭で追い払っていたことから、嗅がしと呼び、次第に案山子に変化したとありました。そして、漢字の「案山子」は、中国の僧侶が用いた言葉で「案山」は山の中でも平らなところを意味し「子」は人や人形のこととありました。

また、案山子は秋の季語。

人立つて鳥追舟の案山子かな   正岡子規

たくさんの俳句に「案山子」の言葉が使われています。

さて、学びは体験から始まります。子供たちがこの後、どんな興味をもって、どんな思いをもって動き出していくのか楽しみです( ^ω^)・・・

牽牛子

手の中にある黒い小さなものは、アサガオの種です。
今朝は、1年生が花が咲き終わり、丸く茶色になった実をもみつぶして、種を取っていました。

ビニール袋にたくさん集めようと夢中になっています。

集めた種をカメラに向けて「見て、これ!!」と瞳が輝いていました( ^ω^)・・・

袋のなかには、ちよっと違う種もあり、それは何と聞くと・・・

「フウセンカズラの種も取りました。こっちは丸くてちょっと白い模様かあるの。」と教えてくれました。

教わらなくても 学びの本質は 夢中になること・・・でしようか!(^^)!

 

牽牛子(けにごし / けんごし)とは、アサガオの種のこと。漢方の生薬として用いられるそうです。

 

これは、雑学として教えようかな・・・(#^^#)

 

天地始粛

今日8月28日から9月1日にかけては、七十二候の天地始粛(てんちはじめてさむし)天地始めて粛す(てんちはじめてしゅくす)とも表されます。粛には、「しずまる」「つつしむ」といった意味があるそうです。まだ暑さが続く時期ですが、少しずつ秋の気配がやってくるという意味のようです・・・

今朝は、風が吹き稲の香りを感じました。トンボもたくさん飛んでいました。

でも、午前10時を過ぎると暑さ指数は厳重警戒状態・・・今日も建物の中で過ごしました。

学習以外、どんなことをして過ごしているか・・・休み時間の様子は以下の写真のとおりです。

卓球、おはじき、タブレットでお絵描き、風船バレーとそれなりに楽しんでいる様子。

おやおや・・・( ^)o(^ ) 1.2年生と5.6年生がチームをつくって、ボッチャも始まりましたよ・・・(#^^#)

しかし、天地始粛の言葉どおりに、この夏の暑さは早くしずまってほしいものですね・・・(;´・ω・)(;´・ω・)(;´・ω・)

爪紅

酷暑の強い日差しが続く中でも、栽培園の植物は花を咲かせ元気に育っています。

大きなひまわりが同じ向きで並び、オクラがレモンイエローの美しい花を咲かせています。

そして、ホウセンカの赤い花が一段と目を引きます・・・ヾ(@⌒ー⌒@)ノ


このホウセンカの異名が、爪紅 ( つまくれない / つまべに )です。赤い花びらを絞り、その汁で爪を染めた遊びから爪紅の名前がついたそうです。
ホウセンカは、植物の育ち方や体のつくりについて観察をするための理科教材として、多くの小学校で植えられています。そして、暑さにも強く丈夫なため花壇でよく見られる花です。

さて、今日は第2学期が始まって4日目です。危険な暑さも続き、登校途中の1年生から少し疲れた・・・との声も聞きました。
それでも、学校生活のリズムは取り戻してしっかりと学習に取り組んでいます。
2校時の教室では、5・6年生は社会科、3・4年生は書写、そして1・2年生は図画工作科に取り組んでいました。

 5・6年生 社会科の学習

 3・4年生 書写の学習

1・2年生 図画工作の学習

 

さばらっ子もホウセンカのように暑さにも強く丈夫に育ってほしいです‥(/・ω・)/

この週末、少し休んで、また来週、元気に登校できることを願っています(@^^)/~~~

油照り

じっとしていても汗がにじんでくるような蒸し暑い夏の日が続いています。日差しも強く風もないじりじとした天気を表す季語が油照り(あぶらでり)・・・(;^_^A
2階のベランダまで伸びた朝顔は、もっと上にも伸びそうな感じですが、花が咲いて元気があるのは朝だけのようです・・・

子供たちはエアコンのある教室で涼しく過ごしていますが、2学期が始まって3日目、少しつかれた様子もあります。でも、授業に取り組む前向きな姿や室内でも楽しく遊ぼうとする様子をみるとうれしくなります。やはり学校の主役は子供たち。明るく活気のある声が響く校舎はいいですね( ^ω^)・・・

顕微鏡を使って観察している6年生理科

係活動を相談している4年生学級活動

休み時間にホールの卓球台で遊ぶ1.2年生

いま外で元気なのは蝉だけのような気もします。

見つけて撮れたのはアブラゼミならず・・・ミンミンゼミ・・・(#^.^#)

 

 

 

処暑

1校時、3.4年生が夏休み中に育った観察園の整備と観察をしていました。雑草を取り、大きく育った実や種に、まなざしを向けています。
赤く咲いたホウセンカ形よく育ったヒョウタン、そして背を伸ばしたヒマワリが、子供たちを待っていたかのようでした。

2校時の教室では、手書きで観察カードに記録していました。理科室では、5年生も図鑑を使って植物をノートに描こうとしていました。
最近は、デジタル端末に写真を撮ってメモを入力する活動も随分と進んでいます。その長所もありますが、手書きののよさも間違いなくあると感じます。

NHKの朝ドラでも植物を筆で線描する場面がありましたね・・・( ..)φ

さて、今日8月23日は処暑(しょしょ)二十四節気の14番目で厳しい暑さの峠を越した頃とのことですが、熱中症警戒アラートが出ています "(-""-)""(-""-)""(-""-)""(-""-)""(-""-)"
日中は暑くても、せめて朝夕は涼しくなってほしいものですね・・・

あづま総合運動公園の街路樹

夏の露

夏の露(なつのつゆ)
夏の朝、草木に降りている露のことです。今朝は、ユリにまとわりつく露がこの暑い夏に少し涼しさを感じさせてくれました。

さて、今日から第2学期が始まりました。始業式に集まってきた子供たちをみると、日焼けととともに背も伸びたようです。少したくましくなったように見えます。でも、正直、もう少し夏休みが続いたらいいなぁと思っている様子も分かりました。

しかし「ずっと」なんてないことを、子供は夏から教わります・・・( ^ω^)

「頭と心のスイッチを入れよう。うれしくなることをたくさんみつける2学期にしていこう。」と伝えました。
できるようになること、感謝されること、実現すること・・・
一人でも周りのみんなと協力しても、うれしくなることをたくさんみつけられる学校生活を願っています・・( *´艸`)

そして、教室を回るとさっそく夏休み中の作品や思い出を紹介している場面がありました。

みせたい、つたえたい、おしえたい・・・と「たい」があった夏休みになったことが、表情から伝わってきました。

では、また2学期も、佐原小の日常を、このblogで紹介していきます ( ^^) _U~~

夏の果て

今朝、あづま総合運動公園の陸上競技場西側にある樹木を撮りました。
今日は「福島県民の日」福島県の公式HPには『明治9年(1876)8月21日に、旧福島県・磐前県・若松県の3県が合併して現在とほぼ同じ福島県の姿が誕生したことから、郷土への理解を深め、郷土愛を育みながら、県民が心を合わせてより豊かな福島県を築き上げ次世代に引き継ごうと、平成9年(1997)に「福島県民の日」条例を制定しました。』とありました。


競技場の入口は白く美しいユリが咲き誇り、見頃となっています。

ヤマボウシの実も赤みを増しています。近くの水田も出穂しました。本校の朝顔は2階ベランダまで達しています。

さて、まだまだ暑い日は続くようですが、今日で夏休みはおしまい

子供たちにとっては夏の果て(なつのはて)でしょうか・・・(#^.^#)

明日、校舎に子供たちが戻ってくるのが楽しみです!(^^)!