佐原小学校日誌

2023年6月の記事一覧

苔生す

苔生す(こけむす)
長い年月をかけて・・・というたとえの意味がありますが梅雨の時期、雨を吸った苔は生き生きと見えます。

古刹の苔生した日本庭園は、さらに美しく写真映えもしますね。

苔は種類も多く、土手や木の幹、岩など様々な環境に合わせて存在していています。最近は、苔を活用した温暖化対策が導入されるケースもあったり、インテリアとして利用されたりと、苔の新たな魅力が発揮されています。

現在は、地球温暖化、国際問題、少子高齢化、DX進展・・・めまぐるしい社会情勢の中で、変化に対応するだけでなく、新たな変化を生み出す人材育成が求められています。
人も苔に負けじと、しなやかにしたたかに生きる力が必要・・・と、思いのめぐる梅雨空の週末でした。

 

東雲草

東雲草(しののめぐさ)
「東雲(しののめ)」とは東の空がだんだん明るくなってくる頃のこと、その時間にひっそりと咲くころから、アサガオの別名が東雲草(しののめぐさ)と呼ばれるとのことですね。

読み方ひとつで同じ花が奥深しく聞こえるから不思議です。今朝、学校の正門脇に咲いているのを見つけました。

丸い白い花弁で真ん中に向けて5つ紫色の柄があります。「星の混合」という西洋朝顔の早咲きの品種。なんとも涼しげな姿で、東雲草という別名が似合うように感じます。西洋種('Д')なのですが・・・

毎朝、子供たちは教室に入る前に真っ先に観察鉢や学級園に向かっています。

春先に植えた植物が大きく育ってきました。1年生が、ナスの実ピーマンの実が育ち、かぽちゃの花も咲いていることを教えてくれました。

そして「キュウリの花が咲いた!!」と、感嘆の声をあげていました。初めの一輪です。花の真ん中をのぞき込んでいます。終わると実をつけてねと願いながら水をかける姿が、とても微笑ましいです (#^^#)

学級園で植物をよく見ていくことは、対象と子供自身の距離を近付け、認識を広げていきます。そして、言葉や名前も知り、学びの第一歩となります。毎朝の行為は、実はとても大きな意味があります。
言葉や名前からその次は、備わる性質や特徴に興味をもって「もっと知りたい」という気持ちが生まれるように先生たちは声掛けを工夫しています( ^ω^)・・・学びがどう広がるか、またこれも楽しみです・・・

 

夏至

今日は夏至(げし)1年で最も陽が長い一日です。太陽の力が最も強いとも・・いよいよ夏といった感じでしょうか。

そして、6月21日はミッフィーの誕生日。1955年のこの日にオランダの作家ディック・ブルーナが絵本を出版したことに由来されているそうです。そうすると年齢は・・・68歳? (*''▽'')
このウサギのキャラクターはいつも真正面を向いていて横を向かないのは、
「いつも向き合ってあなたのことを見ている」
という、ディック・ブルーナの深い愛情が込められているのだとか・・・では心はミッフィーと同じに、今日のカメラ目線・・・(Q ))  ><ヨヨ

 

 

梅雨の中休み

梅雨の中休み(つゆのなかやすみ)
雨の降らない日が数日続いています。この期間を梅雨の中休みというのでしょうか。

雨露に濡れる紫陽花には風情がありますが、晴れ間の木陰にたくさん並ぶ紫陽花もまたすてきです。今朝は、水田のアイガモものんびりとしてました。
さて、この梅雨の中休みはプールに入る絶好の機会。今日も2時間目に入りました。1.2年生は潜る練習をしたり浮いて先生に引っ張ってもらったりしています。3.4年生はビート板を使った練習、5.6年生はクロールや平泳ぎの練習にも取り組んでいました。

 また、今日は人権の花を植える活動にも取り組みました。サルビアマリーゴールド千日紅をプランターに植えました。サルビアには「家族愛」マリーゴールドと千日紅には「変わらぬ愛」という花言葉があります。花を大切にする心も思いやりの心も同じように育ちます。大事にしていきたいですね ('◇')ゞ

梅雨の中休み、さばらっ子は心地よい風を感じながらのびのびと活動できました (#^.^#)

夏椿

本校プール脇の夏椿(ナツツバキ)の花が咲きました。

夏椿は黄色のおしべに白い花びらが印象的な花で、朝に花を咲かせ夜には花ごと落ちてしまいます。1日しか咲かないことから「儚い美しさ」「哀愁」といった花言葉が付けられていますが「愛らしさ」という花言葉もあります

さて、ようやく今シーズン初めてプールに入ることができました。心待ちにしていた子どもたち、その笑顔はとても輝いていました。明日も入れるかな・・・(*^▽^*)