佐原小学校日誌

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団子さし

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元旦を中心とした正月に対して15日を中心とした正月が小正月。地域によりますが、昔はこの小正月に餅をついたそうです。その餅で飾ったのが団子さし(だんごさし)。あざやかに色を付けて枝に飾ると、まるで花が咲いたように美しく感じられます。

ちいさい子たちが喜びながら飾る様子を見ていると、とても可愛らしく思わず頬が緩みます。

縁起物と子どもたちが一緒だと福が舞い込んでくる思いになりますね( ^^) _U~~

さてさて、保健室前の掲示板にも「健康おみくじ」が飾られました。おみくじをひいてその番号をめくると、健康に過ごすための言葉があります。おおっ~、さっそく「大大吉」を引いたようです。!(^^)!

(._.)どれどれ・・・わたしも引いてみよう!! ・・・・中吉でした。

これからもみんな健康で過ごせますように!!

鏡開き

昨日から給食が始まりました。昨年末は分散していただいていましたが、みんな元気ですので、さっそく全校給食を始めています。今日は、米飯を主食に納豆もありました。

今日は1月11日鏡開き(かがみびらき)の日です。給食のときに、
「鏡開きって知っている?」
と問いかけてみました。そうしたら、3年生の男の子から、
「知ってる。今日は11日だから・・・」
との声が返ってきました。
近年は、ケースに入った飾りのような鏡餅が店舗にたくさんあるので、いまの子どもたちは知らないのでは・・・と思っていたので少し驚きました。

さすが、さばらっ子 !(^^)!

正月の年神様の依り代の鏡餅。年神様がいる松の内が明けた11日に鏡開きをするとのこと。松の内は地方によって違いますし、実はもともと武家社会の行事で徳川三代将軍の家光が4月20日に亡くなったから月命日の20日を避けて11日になった・・・とのようですが (・・)?

実際に鏡開きをしなくても、今日は新学期の3日目、お正月に区切りをつけるのには、ちょうどよい日ですね。

冬曙

冬曙(ふゆあけぼの)

冬至は過ぎましたが、まだお日様が昇る時間は遅く、子供たちの登校前に空が明るむ手前の夜明けを見ることができます。空が夜の色から青い天の色に移っていくのを目にすると一日が始まることを実感しますね。
こんな夜明けを冬曙(ふゆあけぼの)または冬暁(ふゆあかつき)といい、言葉を声にすると、なんとなく凛とした空気が漂ってくる感じがします。

さて、さばらっ子の2日目の様子は・・・
1時間目から教室をまわると、5.6年生は算数科の学習です。6年生の教科書をのぞくと、しあげに取り掛かっていました。これまで学習した総仕上げに入るようです。苦手な内容を克服させたいものです。

3.4年生は国語科。3年生は俳句、4年生は短歌の学習でした。先生の指示で、どちらもまず五・七・五などの形式をたしかめていたようです。字余りや字足らずに、どうしてと疑問を声にする子もいました。複式学級だと短歌と俳句が一緒に学べるので、この後はぜひ学年間の交流もできれば面白いですね。

そして、1.2年生教室を回ると、1年生は国語科?漢字やカタカナの答え合わせをしていました。カタカナの正しい表記を指導されていました。一方、2年生は課題が終わっていたようで、3学期のめあてを掲示できるように仕上げていました。

ゆっくりと、おだやかに、そして着実に第3学期の授業があけてきました・・・( *´艸`)

寒晴

今日から第3学期が始まりました。全校児童・教職員が学校に集うことができたことに心から感謝しました。

正月の元旦に起きた能登半島周辺の大地震に驚きました。福島に住む人は、東日本大震災の記憶が蘇り、その痛みやつらさを同じように感じたことと思います。震災の記憶や体験を忘れてはいけないことは確かですが、もっと忘れてはいけないのは、おだやかに過ごせるふつうの日々です。何気に過ごしていますが、水、電気、食料、燃料が問題なく手に入り、子どもたちが心配なく学校に通える日々です。そして、復興は、子どもたちの元気な姿があふれたときに実感することも福島の我々は知っています。能登の一日も早い復旧と復興を心から願いつつ、新学期の始まりに学校に集まり、また教室で活動できる日々に感謝して一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。

寒中の晴天を「寒晴(かんばれ)」といいます。「か」「が」に変えると「がんばれ」です・・・