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虎落笛
虎落笛(もがりぶえ)
今日はとても風の強い日です。校舎の玄関扉に風が激しくあたり、びゅうびゅうと笛のような音がしました。こんな冬の激しい風が吹きあたり発する笛のような音を虎落笛(もがりぶえ)というそうです。古代中国では虎の侵入を防ぐ目的で組まれた垣根や柵を「虎落」とよぶため、この字をあてたとか・・(・・?
でも、校舎の2階にいくと、わりと静かです。3.4年教室では算数科のまとめの学習に取り組んでいました。
この3.4年教室の前には広々とした図書コーナーがあり佐原小の素敵な空間です。電子化によるPCも設置されました。子どもたちに人気のあるシリーズ本も整っています。
人気の本をお知らせする棚もあって、よく見ると2位になった本は児童が借りていてうれしくなりました( ^)o(^ ) 改めて、これからもいっぱいすてきな本を見つけてほしいと思います。
そして、午前中、市立図書館広報3月号も届いていました。図書館のおはなし会や講座・イベント、新着本のお知らせ、新しい本の紹介と載っています。
「おおっ、3月24日は貸出2倍キャンペーン」20冊も借りられるようです。
春休みは、たくさん利用できますね!(^^)!
金縷梅
月曜日の4時間目は、どの学年も六年生を送る会、授業参観、感謝の集いと行事に向けた活動をしていました。
さて、いまの保健室前の掲示板のテーマは「リフレーミング」、コミュニケーション心理学の用語です。
リフレーミングは、思い込みや固定観念を別の視点から捉え直すことで新しい見方を得る思考法です。
ふと、リフレーミングから思い出したのは、先日見つけたマンサクの花。この2月から3月にかけて見かけることができます。
マンサクの花は、万作のほか金縷梅と書きます。
花言葉は「呪力、魔力、霊感、ひらめき」で、少し怖いイメージです。でも実は悪い意味ではなく、春に花を咲かせ、新しい出会いの季節にときめく恋心を伝えるといった意味で「私から愛したい」という花言葉もあるようです。
見方やとらえ方で花言葉のイメージも大きくかわりますね。( *´艸`)
SNSもあり情報が早く流れ溢れる今の時代「見方の視点をどこに置くか、どう捉えなおすかがポイントになるよ。」と保健室の掲示板は助言しているようです・・・
雪の下
雪の下(ゆきのした)
ユキノシタという花のことではなく、タイトルの雪の下(ゆきのした)は、重ねの色目(かさねのいろめ)のこと。
今日は咲き出した梅の花に雪が積もる天気になりました。真っ白な雪とその下にある紅梅の色が重なりました。この重ねの色目を雪の下、粋な配色美で平安貴族が身につけておくべき教養や作法のひとつでもあったとのことです。
真っ白な雪と紅い梅が重なる配色は、たしかに美しい色彩です・・・
今日も教室を回ると複式学級のさばらっ子は、2つの学年が重なって学習しています。何色と何色か(・・?とは表現できませんが、他にはない重ねの色目を感じる教室風景だと思いながら見て回りました。
さて、今年度末の修了・卒業まで1か月あまりとなりました。一日一日を大切に過ごすことを願っています。
梅花
梅花(ばいか)
わが国の花といえば「桜の花」をすぐにイメージしますが、奈良時代までは実は「梅の花」のことを指していたといいます・・・昨日までの暖かさで校庭脇の赤い梅花が半分ほど咲きました。
寒さが戻った今日でしたが、なわとび記録会を実施しました。
三色菫
三色菫(さんしょくすみれ)
近頃はあまり耳にしませんが、和名が三色菫(さんしょくすみれ)のパンジー。雪の下でも息づき、寒い時期から黄色や赤、紫、白・・と色とりどりの花を咲かせます。本校の玄関先にあるパンジーの花弁も増えてきました。曇り空の今朝は雨に濡れていましたが、生き生きとしています。
パンジーはフランス語で「思考」を意味する「パンセ」が語源とのこと。正に考えて学ぶ子どもたちを育る学校にふさわしい花ですね・・
さばらっ子、1時間目からよく考えている様子がいろいろありました。
なんと書こうか・・・
コンパスでどんなふうに形どりしようか・・・
ミシンのスピードを変えようか・・・
漢字はどう書くのだっけ・・・
アンケート結果の紹介はどうしようか・・・
なんだか子どもたちの思考する表情とパンジーの姿が重なってきます(*''▽'')
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