2023年9月の記事一覧
こぼれ萩
昨日の午後は6年生の陸上練習日。すぐお隣のあづま総合運動公園で練習しました。10月初旬の大会に向けて頑張る姿に、たくさん励ましの声を掛けたくなります。
近くでは県内の中学生が、駅伝大会に向けて練習していました。力強く颯爽と走る姿はとてもかっこいいです。
中学生が走った道の脇には、小さな豆の形をした赤い花がたくさんあり、目を引きました。でも、満開は終わりのようで散り始めています。
・・・紅色の萩(はぎ)でした。「こぼれ萩」とは、秋の七草の萩は仲秋のころ散り始め、足元を彩る様子のことです。
そういえば、万葉集で一番詠まれている植物は桜より萩が多い(・・?と思い出し、どんな歌があったかと探すと、次の歌を見つけました。
秋の野に 咲ける秋萩 秋風に なびける上に 秋の露置けり 大友家持
( 秋の野に咲いている秋萩、その萩が秋風になびいているその上に秋の露が置いてあるよ)
これだけ暑い日が続くと、早く峠を越して涼しい風が吹く日を心待ちにします。この万葉歌も「秋」の漢字が何度も出てきて、作者は同じような心境だったのかもしれないと想像しました。
そして、萩の花言葉は「思案(あれこれ考える)」「柔軟な精神」・・・
今日は、さばらっ子が思案する様子を見つけたいと思って教室を回りました。
どんなかんじに液体ねんどを紙の上にのせようかな(・・?
学習の振り返りをどう書こうかな(・・?
このワークの問題は(・・?
子供たちが思いや考えをめぐらし没頭する時間、たくさんつくれる学校でありたいですね・・・
おまけに・・・
とまっているアキアカネをみつけました。まちがいなく、秋は近づいてます。
さて、結びに前述の大友家持の歌に「秋」はいくつあるでしょうか(・・?
こたえ
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5つです!!
「萩(はぎ)」の中にも「秋」がありました( ^^) _U~~
鶺鴒鳴
少し涼しい今日の2校時は、校庭で体育科の授業ができました。5.6年生が1.2年に教えながらベースボール型ゲームを進めています。しばらくぶりに地面の上で、子どもたちが元気に動き回る姿をみることができました。(#^.^#)
9月13日から17日にかけては七十二候の 鶺鴒鳴 (せきれいなく)
昨日、あづま総合運動公園の芝生の上で長い尾を上下に振りながら歩くセキレイが(と思うのですが(*_*;・・)撮れました。こちらが近づくと少し歩き、近づくとまた少し歩き、警戒しながら一定の距離を保っています。仲間も寄ってきてチチッと鳴いてはパッと飛び立つ動きがとても軽やかです。その様子が子供のようでかわいらしい( ^)o(^ )
昨日のお昼、校外学習の杉妻小3年生が本校にやってきました。
体育館で昼食をとり、順番に佐々木牧場に見学です。最後の学級が残ったとき、さばらっ子も昼休み。一緒にドッジボールをして遊びました。いつもと違う雰囲気で、夢中になって遊ぶ子どもたちは、みんなニコニコしていました。
見ているこちらもニコニコ !(^^)! シアワセがあつまってくるような感覚になりました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?
さて、改めて今日の午前中は、さばらっ子のニコニコを捉えたいと思いながら学校をまわりました・・・。
そして、今日の給食・・・
佐原小6年生が考えた「さつま汁」「りっちゃん風サラダ」「チーズ入りハンバーグ」が献立に入っています。
とっても美味しくいただきました (^O^)
落葉道
昨夜の強い雨で、一層落葉が広がりました。落葉道(おちばみち)ができています。
落葉といえば秋ですが、日中は強い暑さが残り、なんだか季節がよくわからないですね・・・
さて、今日は担任が午前中出張で、1.2年生の補欠の時間のことです。
ワークテストが終わった児童は本を読んでいいよと・・・
教室備えの本だけでなく、電子図書館の本も読んでいいことにしていました。
見てると、端末画面の図書には集中していない感じです。
普通の紙図書のときは、じっくり読んでいる姿が見えるのですが・・・
慣れ? だろうか、経験不足??だろうか、といろいろ考えながら観察をしていました。
本を読んでいる感覚が得られにくいのかな・・・
本の独特な雰囲気を得られないのかな・・・
子どもにじっくり腰を据えて読んでもらいたいなら、紙書籍なのか・・・
でも、デジタルだと、複数の図書もいっぺんに読めるし・・・
正直、まだよくわからないところです "(-""-)" "(-""-)" "(-""-)"
ほかの小学校ではどうでしょう(・・?
残炎
昨日Blogお休みしましたので、今日は、特別にもうひとつUP( ^ω^)・・・
残炎(ざんえん) 秋になっても残り続ける夏の暑さのことです。
なかなか引かないこの暑さ・・・午後は屋外はもちろん、体育館でも運動が難しい状況になりました。
そこで、本校では涼しい校舎内のホールを使ってバトンパスの練習をしました。
10月の陸上大会に向けて、練習頑張ろう !(^^)!
また、あした (@^^)/~~~
水引の花
菊、秋桜、リンドウ、秋にも美しい花がたくさん咲きほこります。でも、それらの目立つ花にかくれて、木陰にひかえめに咲いているのがミズヒキの花です。この花の大きさはとても小さく、花が開いて裏返すと白い色が見えます。紅白の花が枝に長く伸びてつく様子が祝儀袋に飾る水引とそっくりでこの名前で呼ばれるようになったとか・・・
ミズヒキの花の言葉は「感謝の気持ち」
そして、水引にはひもを引いて結ぶということから「人と人を結びつける」という意味があります。
さて、今朝は市内一斉オンライン学習、緊急時を想定したときの取組です。
学校と家庭が、WI-FIと端末で結びつきました。小学生は一人でできる子とできない子がいるのが正直なところです。ご家庭のご協力があってこそ実現できました。
本日は、ありがとうございました。感謝申し上げます。
かひなしや 水引草の 花ざかり 正岡子規
秋風落莫
秋風落莫(しゅうふうらくばく)
「落莫」は誰もいない様子を意味します。にぎやかな夏の世界がおだやかになって秋の風が吹くころ、少しもの寂しさを感じると表したい言葉のようですね。
今日9月8日は二十四節気の「白露(はくろ)」その言葉のとおり、今朝は大気に漂う水分が蒸気となり、露に変わり水滴が草花に落ちていました。
さて、今日は週末の金曜日、曇り空で学校の周りが静かな時間が流れているなか、さぱらっ子の学習の様子を少し紹介すると・・・(^0_0^)
6年生は、この前も紹介した物語について考えていました。
ストーリーの終末の場面を思索する表情・・・とても印象的でした。
みんな真剣・・・"(-""-)"
そして、子供たちなりの言葉で、クライマックスに主人公が見い出した新たな価値や生きる意味に迫れたら、すばらしいと思いながら見ていました。物語全体の文中には「村一番」「一人前」「一匹」「もう一度」の言葉もちりばめられていて、主人公の名前も「太一」、「一」がつなぐ面白さまで気付けば大したものと思います。そして、作品の原典「一人の海」も読んでみようと思えたら深い学びとなりますね。(*^^)v
一方、3.4年生は体育館で、元気に走り回っていました。投げられたボールをよけながら走る鬼ごっこ的なゲーム要素もあって、とても楽しそうでした。ようやく思い切って運動できる季節になってきたことをうれしく思いました。
台風13号が近づいています。大きな被害が出ませんように_(_^_)_
週明けには、さらに秋が進むでしょうか・・・
熊野古道
キャラクター化されたクマはとてもほのぼのとしています。でも、本当のクマに出遭い被害をうけるニュースをよく見聞きします。本校は位置的にクマが出没する可能性のある環境です。
昨日6日(水)は、福島大学の望月先生を講師に招き、リアルな熊について学ぶ防災教室が開かれました。
「正しくおそれることが大事です。」の言葉が大切と思いました。
さて「熊についておそれる」にあてる漢字は「恐れる」「怖れる」「畏れる」「懼れる」のどれか?
キーボードでこの言葉を入力すると、すぐに変換されるのは「恐れる」
でも「畏れる」もいいのでは・・・
熊の語源には、「隈」があり、クマはカミの古語・・・とのこと。
熊と子・・・
熊の子ども・・・
熊の子どう・・・
熊野古道(くまのこどう)・・・(>_<)(>_<)(>_<)
新涼灯火
朝の読書時間がずっと続いています。子供にとって本が身近になることを期待しています。
朝の読書時間のいちばんの成果は、もっと本を読みたくなること
と思いながらカメラ越しに子供たちの様子を眺めています。
いつも机の中に本が入っていて、ちょっとした時間があれば手に取り読み始める・・・
そんな姿が身体にしみ込むと、学校生活に朝の読書時間をわざわざ設けなくてもいいと思います。
でも、もの静かに本にしずむひととき・・・(._.)(._.)(._.)
短くとも学校の中にあるのは「いい!!」と感じます。
新涼灯火(しんりょうとうか)
秋の初めの涼しくなり始めたころは、明かりの下で読書をするのにふさわしい時期である意味の四字熟語。
秋黴雨
今朝は、プール脇のヤマモミジが赤くなっていました。
秋黴雨(あきついり)
こんな美しい日本語もあった・・・最近知った言葉です。「黴」という漢字が難しくて調べたら「秋黴雨(あきついり)」という言葉を見つけました。
あきついりは「秋入梅」とも表すようです。意味は、梅雨のように降り続く秋の雨のこと。残暑を拭い去るように降る長雨で季節を塗り替える雨とありました。昨日の月曜日から続く雨空は、今年の猛暑を本当に塗り替える秋黴雨(あきついり)になってほしいと願うばかりです( *´艸`)
さて、1校時に5.6年教室を見て回ると、国語科の学習、どちらも物語文を読み取っていました。
6年生は立松和平さんの「海のいのち」を読んでいます。先生は注目すべき叙述、言葉や語句を取り上げさせて話し合い考えさせています。幾度となくこの授業を見てきたので、どんな感じに解釈するのかなぁ・・・と漫然と見ていました。
ふと、教科書をみると美しい挿絵が載っています。それも丸々1ページ。なんで、今まで気づかなかったのだろう・・・と思いつつ、主人公の表情、青い水の中の光や泡のきらめきに深く心がひきこまれました。
低学年の国語科の授業では、挿絵を拡大し黒板に張るなど、可視化することによって学習を進めることがよくあります。でも学年が上がれば、挿絵を取り上げることは少なくなってきます。国語科の学習ですから、言葉による見方や考え方にシフトを置くのは当然です。
しかし、この「海のいのち」は元々「絵本」の作品でした。
この教材、もっと挿絵を使ってもいいのでは・・・文章を読解するようにもっと挿絵も読解することで、さらに想像力は膨らみ子供の解釈が豊かになるのでは・・・と、ふと思いました。国語科専門の先生には、注意を受けそうですが(*'▽')・・・
秋黴雨(あきついり)・・・写真と一緒に声にして、なんとなく言葉の世界も膨らむとうれしいです。
禾乃登
昨日の9月3日から7日は、七十二候の一つ『禾乃登(こくものすなわちみのる)』です。
禾乃登とは、田に稲が実り、稲穂が色づいてくる頃とのこと。禾(のぎ)は米や麦など穀物の穂先のことだそうです。今朝、学校周辺の水田の稲穂は、水滴をまとい重そうに垂れていました。
人間も徳が深まるほど謙虚な姿勢になるという諺が「実るほど頭を垂れる稲穂かな」実った稲穂を人生に見た訓示ですね。
でも、小学生は・・・学習に集中したり読書にのめり込むと、つい頭を垂れるかな・・・( ..)φ
明後日、9月6日(水)は授業参観日です。日ごろかみ重ねる子供たちの学びの姿を見ていただきたいと思います。
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