佐原小学校日誌

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金縷梅

月曜日の4時間目は、どの学年も六年生を送る会、授業参観、感謝の集いと行事に向けた活動をしていました。

さて、いまの保健室前の掲示板のテーマは「リフレーミング」、コミュニケーション心理学の用語です。

リフレーミングは、思い込みや固定観念を別の視点から捉え直すことで新しい見方を得る思考法です。

ふと、リフレーミングから思い出したのは、先日見つけたマンサクの花。この2月から3月にかけて見かけることができます。

マンサクの花は、万作のほか金縷梅と書きます。

花言葉は「呪力、魔力、霊感、ひらめき」で、少し怖いイメージです。でも実は悪い意味ではなく、春に花を咲かせ、新しい出会いの季節にときめく恋心を伝えるといった意味で「私から愛したい」という花言葉もあるようです。
見方やとらえ方で花言葉のイメージも大きくかわりますね。( *´艸`)

SNSもあり情報が早く流れ溢れる今の時代「見方の視点をどこに置くか、どう捉えなおすかがポイントになるよ。」と保健室の掲示板は助言しているようです・・・

雪の下

雪の下(ゆきのした)
ユキノシタという花のことではなく、タイトルの雪の下(ゆきのした)は、重ねの色目(かさねのいろめ)のこと。

今日は咲き出した梅の花に雪が積もる天気になりました。真っ白な雪とその下にある紅梅の色が重なりました。この重ねの色目雪の下、粋な配色美で平安貴族が身につけておくべき教養や作法のひとつでもあったとのことです。

真っ白な雪と紅い梅が重なる配色は、たしかに美しい色彩です・・・

今日も教室を回ると複式学級のさばらっ子は、2つの学年が重なって学習しています。何色と何色か(・・?とは表現できませんが、他にはない重ねの色目を感じる教室風景だと思いながら見て回りました。

さて、今年度末の修了・卒業まで1か月あまりとなりました。一日一日を大切に過ごすことを願っています。

梅花

梅花(ばいか)

わが国の花といえば「桜の花」をすぐにイメージしますが、奈良時代までは実は「梅の花」のことを指していたといいます・・・昨日までの暖かさで校庭脇の赤い梅花が半分ほど咲きました。

寒さが戻った今日でしたが、なわとび記録会を実施しました。

三色菫

三色菫(さんしょくすみれ)

近頃はあまり耳にしませんが、和名が三色菫(さんしょくすみれ)のパンジー。雪の下でも息づき、寒い時期から黄色や赤、紫、白・・と色とりどりの花を咲かせます。本校の玄関先にあるパンジーの花弁も増えてきました。曇り空の今朝は雨に濡れていましたが、生き生きとしています。

パンジーはフランス語で「思考」を意味する「パンセ」が語源とのこと。正に考えて学ぶ子どもたちを育る学校にふさわしい花ですね・・
さばらっ子、1時間目からよく考えている様子がいろいろありました。

なんと書こうか・・・

コンパスでどんなふうに形どりしようか・・・

ミシンのスピードを変えようか・・・

漢字はどう書くのだっけ・・・

アンケート結果の紹介はどうしようか・・・

なんだか子どもたちの思考する表情とパンジーの姿が重なってきます(*''▽'')

蝋梅の花

蝋梅の花(ろうばいのはな)

先週末は気温が上がり、とても2月とは思えない日和になりました。どこからか優しく少し甘い香りが漂ってきたと思っていたら蝋梅の花を見つけました。周りを見渡すと、菜の花もありました。暦を確かめると、今日から二十四節季の雨水(うすい)です。雪が温み雨と水に変わるという雨水、いつもなら、今頃は冬真っ盛りで雪が目立つのですが、なんとなく今年は暦のとおり (・・? にも感じます。

月曜日、1.2年生教室からも合奏の音が響いてきます。かえるのうたを演奏していました。

まだかえるの姿は見ていませんが、この気温が続くとどうなるのだろうとも思います。そんなことを思いながら5.6年生教室を回ると、水彩画を仕上げていました。

3.4年生はなわとびの練習をしていました。持久とびで跳び続けられる時間を計測していました。明後日、なわとび記録会です。

寒凪

寒凪(かんなぎ)

窓から外を眺めると、校旗に動く気配がありません。とても穏やかな冬の一日です。空もとてもよく晴れ渡る日中となりました。こんな風もない冬の天気を寒凪(かんなぎ)というのでしょうか。

今日は5校時目に教室を回ると、5.6年生は社会科の学習。歴史は現代のようです。3.4年生は理科の実験をしていました。食塩を使ったり、粘土をつかったりとしています。

さて、1.2年生はどうかなと教室に入ると、来週のなわとび記録の目標を書いていたようです。

1年生がニコニコと 二重跳び、17回できた(^^♪ と声をかけてくれました。

さて、目標をなんと記すのか楽しみです。

福寿草

福寿草(ふくじゅそう)

「元日草」「朔日草 (ついたちそう)」「歳旦華 (さいたんげ)」、ほかにも「賀正蘭」「報春花」「献歳菊」と、ほんとは何と読むのかなと思うほど、たくさんの別名があるおめでたい花です。
今朝も冷えた朝でしたが、お昼までにはだいぶ気温が上がりました。太陽が真上にくるともっと花弁が開くのでしょうか( ^)o(^ )

さて、今朝は登校班の反省会から始まりました。まもなく卒業する6年生、下級生の手本となるように話し合いを進めています。

そして、午後は鼓笛パレードの練習に取り組みました。校歌とドラムマーチの演奏、そして指揮者の合図について確かめ合いながら練習していました。

やればやるほど上達の進歩を感じます。

福寿草の花言葉は「幸福を招く」

鼓笛パレードの演奏が、幸せも引き寄せますようにヽ(^o^)丿♪♪♬♪

 

箕輪

今日の給食の献立は、ワンタンスープ コールスローサラダ ハンバーグデミグラスソースかけ 切れ目入り丸パン チョコプリン 牛乳。

子どもたちが好きなものが多いのかな・・・などと思い、配膳から様子をみると、なんとなくいつもより期待感が膨らんでいる様子です。

おや、ハンバーグをよくみるとハートの形に形成されていました。

パンにはさんでうれしそうにたべる様子、好きなものをおしまいに取って味わう様子、みんな微笑ましいです。

さて今朝は、学校から雪の安達太良山系がとてもよく見えました。

特に正面にそびえる最高峰の箕輪山(みのわさん)が雄大です。箕輪の語源は、湾曲した地形のほか、神様を意味する場合もあるそうです。これからもさばらっ子を見守ってください_(_^_)_・・・

宿雪

宿雪(しゅくせつ)

今日はまだとけずに残る雪がまだ目立ちます。宿雪(しゅくせつ)とはそんな雪を表す言葉です。残雪と同じ意味ですが、なんとなく残雪という言葉は、夏山に残る雪というイメージがあります。
今朝は、冷えた透き通る空気に包まれていました。せせらぎの丘には誰かが作った雪だるまが残っていました。枝で目や口もつくったようです。斜めに空を見上げている様子がかわいらしく、思いにふける子どもたちの表情とかぶりました。

上の写真は、棒グラフから気づくことを交流したり、立体の特長を考えたりしている3.4年生の様子です。
おやおや、1年生も自分の思いをノートに記していました。

姿勢もとてもよく、文字もしっかりと書けてきて、4月からの成長の早さを感じました。(^^♪

冠雪 雪冠

初冠雪(はつかんせつ)と読みますが、冠雪(かむりゆき)と呼ぶ季語を見つけました。漢字を逆にして雪冠(ゆきかむり)も・・・どちらも棒状のものに積もった雪が冠(かんむり)のようになったことを表現したようです。かむりゆきゆきかむりも、柔らかくてふんわりとした雪が、解けずに残っている光景にびったりの言葉です。今日は、日差しがあり昨日までの雪がどんどん消えてきました。

さて今日の3時間目に教室を回ると、みんな「かく」活動・・( ..)φ
生活科の発表メモをかいていたり

 

算数科の棒グラフをかいていたり 

図画工作科で絵をかいていたりしました。

おやっ、絵の中に色付けが柔らかくてふんわりとしたかき氷みつけました。( ^)o(^ )