佐原小学校日誌

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雪の下

雪の下(ゆきのした)
ユキノシタという花のことではなく、タイトルの雪の下(ゆきのした)は、重ねの色目(かさねのいろめ)のこと。

今日は咲き出した梅の花に雪が積もる天気になりました。真っ白な雪とその下にある紅梅の色が重なりました。この重ねの色目雪の下、粋な配色美で平安貴族が身につけておくべき教養や作法のひとつでもあったとのことです。

真っ白な雪と紅い梅が重なる配色は、たしかに美しい色彩です・・・

今日も教室を回ると複式学級のさばらっ子は、2つの学年が重なって学習しています。何色と何色か(・・?とは表現できませんが、他にはない重ねの色目を感じる教室風景だと思いながら見て回りました。

さて、今年度末の修了・卒業まで1か月あまりとなりました。一日一日を大切に過ごすことを願っています。

梅花

梅花(ばいか)

わが国の花といえば「桜の花」をすぐにイメージしますが、奈良時代までは実は「梅の花」のことを指していたといいます・・・昨日までの暖かさで校庭脇の赤い梅花が半分ほど咲きました。

寒さが戻った今日でしたが、なわとび記録会を実施しました。

三色菫

三色菫(さんしょくすみれ)

近頃はあまり耳にしませんが、和名が三色菫(さんしょくすみれ)のパンジー。雪の下でも息づき、寒い時期から黄色や赤、紫、白・・と色とりどりの花を咲かせます。本校の玄関先にあるパンジーの花弁も増えてきました。曇り空の今朝は雨に濡れていましたが、生き生きとしています。

パンジーはフランス語で「思考」を意味する「パンセ」が語源とのこと。正に考えて学ぶ子どもたちを育る学校にふさわしい花ですね・・
さばらっ子、1時間目からよく考えている様子がいろいろありました。

なんと書こうか・・・

コンパスでどんなふうに形どりしようか・・・

ミシンのスピードを変えようか・・・

漢字はどう書くのだっけ・・・

アンケート結果の紹介はどうしようか・・・

なんだか子どもたちの思考する表情とパンジーの姿が重なってきます(*''▽'')

蝋梅の花

蝋梅の花(ろうばいのはな)

先週末は気温が上がり、とても2月とは思えない日和になりました。どこからか優しく少し甘い香りが漂ってきたと思っていたら蝋梅の花を見つけました。周りを見渡すと、菜の花もありました。暦を確かめると、今日から二十四節季の雨水(うすい)です。雪が温み雨と水に変わるという雨水、いつもなら、今頃は冬真っ盛りで雪が目立つのですが、なんとなく今年は暦のとおり (・・? にも感じます。

月曜日、1.2年生教室からも合奏の音が響いてきます。かえるのうたを演奏していました。

まだかえるの姿は見ていませんが、この気温が続くとどうなるのだろうとも思います。そんなことを思いながら5.6年生教室を回ると、水彩画を仕上げていました。

3.4年生はなわとびの練習をしていました。持久とびで跳び続けられる時間を計測していました。明後日、なわとび記録会です。

寒凪

寒凪(かんなぎ)

窓から外を眺めると、校旗に動く気配がありません。とても穏やかな冬の一日です。空もとてもよく晴れ渡る日中となりました。こんな風もない冬の天気を寒凪(かんなぎ)というのでしょうか。

今日は5校時目に教室を回ると、5.6年生は社会科の学習。歴史は現代のようです。3.4年生は理科の実験をしていました。食塩を使ったり、粘土をつかったりとしています。

さて、1.2年生はどうかなと教室に入ると、来週のなわとび記録の目標を書いていたようです。

1年生がニコニコと 二重跳び、17回できた(^^♪ と声をかけてくれました。

さて、目標をなんと記すのか楽しみです。