六華日誌

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福島の今を伝える~風評被害を考える~

本日のオンライン授業で、6年生は放射線教育の一環である「風評被害」について学習しました。次のような投稿(授業者作)から展開された授業。【ノグタクさんからの投稿】「ある年の夏休みに親戚と道の駅へ行くと、季節の果物や野菜がたくさん並んでいました。桃を食べたいと言った親戚の子どもに、母親は『その桃は福島県産って書いてあるし、放射線がくっついていたら危ないでしょ』と言いました。福島に住むものとしてこの桃も食べて大丈夫であることを伝えたいのですが、どう伝えるとよいかアドバイスをください。」(要約文)子どもたちからは、既習内容を基に「今の福島は、世界の国々と同じくらいの放射線レベルだから安全です、と伝える」などの意見が出ました。一方で、「相手の不安な気持ちを受け止めながら放射線に関する科学的なデータを伝えて安心してもらうことも大事」という意見も出ました。東日本大震災を経験していない6年生ですが、これまで学習した放射線の知識を基に、福島の今を自分の言葉で伝えることができました。