佐原小学校日誌

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夢見草

夢見草(ゆめみぐさ)

夢見草のむかしや今にかえりばな  北村 季吟


桜の別名が、夢見草(ゆめみぐさ)  夢のように美しく、儚いことから名付けられた感性を感じる言葉です。
この週末は、満開の桜、桃の花、菜の花、そして吾妻小富士の白うさぎと、彩色あふれる合唱が聴こえるような心持ちになります♬♬(^^♪

さて、天気もいいので校庭で体育も始まりました。体をほぐす運動をしたり、50mを走ったりと動き回っていました。子どもたちは、久しぶりの全力走に風を切る心地よさも感じていたようです。

新学期の始まりから一週間となります。子どもたちから、今週は少し長いなぁ・・との声も聞こえました。
週末はゆっくりと休んで、また来週、元気に登校してきてほしいです( ^ω^)・・・

花時

花時(はなどき)

冬を乗り越えた花が一斉に咲きほこる季節になりました。特に桜の花が満開のころ花時(はなどき)という言葉が使われるそうです。午前中、まち探検、桜の観察、そして郷土の歴史の学習を目的に、近くの慈徳寺を見学に行きました。

タブレット端末も持って美しいしだれ桜の写真を撮ったり、石碑やお堂の由来をメモしたりと活動していました。

 

 

また、ここからは市内も一望できます。桜の花盛りの美しさに心躍るさばらっ子でした。!(^^)!

 

催花雨

催花雨(さいかう)
1学期の2日目は、朝から昼過ぎまでずっと雨が降り続いていました。午後2時を過ぎて徐々に雨が上がりました。校舎正門前の桜は、この雨で開花が促されたようです。
ほぼ同じように撮った写真を比べると、昨日の蕾は、今日たくさん咲いています。

4月8日の桜

4月9日の桜

今日の雨は「はやく開いて」と降り注ぐ催花雨のようでした。


さて、教室では徐々に学習のピッチも上がっているようです。2年生は音楽室で授業をしていました。

1年生のときに学習した復習から始まっていました。

 

おやっ・・・( ゚Д゚)
佐原小のスクールキャラクター・シルバータロウも動いています。眠りから覚めたようです。
シルバータロウは51歳になりました。

また今年度もさばらっ子を見守ってくれるようです。( *´艸`)

清浄明潔

万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれる也

清浄明潔(しょうじょうめいけつ)という言葉を略したのが晴明。4日より暦は二十四節気の晴明となりました。

春の風が吹いて暖かく空気が爽やかになり、桜や色とりどりの草木の花が咲き誇ってきました。清明の言葉のごとく、すがすがしく生き生きとした明るさを感じる美しい季節の始まりです。

そして、今日は令和6年度第1学期が始まりました。学級ごとに記念写真撮影 ●~*

 そして、今年の佐原小のキャッチコピーは( ^ω^)・・・

いろんな折に、大切な習慣について学んでいきます。

 

名残の雨

別れを惜しむ名残の雨がふる午前中となりました。今日はこれまで佐原小学校で一緒に過ごしてきた先生方とお別れする離任式がありました。「はじめまして」と「さようなら」出会いと別れはひとつのもの。今日、お別れとなる先生との出会いの中であったたくさんの思い出をこれからも大切にしていきます。

本当にありがとうございました。お世話になりました。心より感謝いたします。

雀始巣

春分の初候。雀始巣(すずめはじめてすくう)は枝葉を集めて、巣づくりをはじめるころを表します。つまり、新たな春に期待を寄せるときです。この佳き日に青い空のきらめく風に向けて5名の卒業生が佐原小学校を飛び立ちました。

 

追い風、向かい風、熱い風 、涼しい風、 冷たい風、季節風 、 強風、暴風 ・・・どんな風のなかでも、しなやかにたくましく飛び続けますように ٩( 'ω' )و

別れ雪

別れ雪(わかれゆき)

最後に降る雪のことです。あたたかな春の訪れを待ちわびる一方で、最後の雪を惜しむ思いが込められている言葉です。他にも「果ての雪」「名残雪」など雪の降りおさめの言葉もあります。
さて、第3学期をしめくくる前日の今日は・・・3時間目こんなことをしていました。
1.2年生は、ATLを交えてアルファベットカードのゲーム・・・

3.4年生は、配付する文書や紙面の確認・・・

5.6年生は、校内の各教室や特別教室も回って忘れ物がないかの確認・・・

いよいよ明日は、修了式&卒業式です。気温が上がるといいのですが _(_^_)_

花笑む

花が咲くことを笑む(はなえむ)と表現することがあります。粘土で遊ぶ感動やさんの子どもたちをみると、思わず口角が上がります。 

明日は春分ですね。

菜虫化蝶

今日から七十二候「菜虫化蝶(なむしちょうとなる)です。厳しい冬を越したさなぎが羽化して蝶へと華麗に変わり、軽やかに舞い飛ぶ頃といいます。もう少し暖かくなると言葉と実感が合ってくるのですが・・・
今日は卒業式の予行に取り組みました。

まもなく小学生から中学生になる卒業生です。

垂り雪

垂り雪(しずりゆき)

今週はいろいろと行事が続きましたが、今日は少しゆっくりとした時間が校舎に流れています。2校時に教室を回ると2階の教室では保健体育の学習に取り組んでいました。

4年生は養護教諭も入って二次性徴を学習しています。思春期の入口に向けて自分の身体について知ることはとても大切です。

1階の1.2年生は図画工作でした。準備してきた紙箱を、どのように組み合わせるか身体全体を動かしていました。いろんな閃き(ひらめき)が湧き出ている教室に感じました。

ある脳神経科学者は、ものごとの意思を決定したり創造的な活動をしたりするには、感受性や情動といった心の作用が不可欠で、閃きは身体的な経験から、後天的に獲得されると述べていました。こうした造形活動は、自然体で心を高める大きな助けになっているのでしょうね・・・

雪が積もった枝が並ぶ午前中です。枝が重みに耐えられなくなったり、日の光でとけたりして雪が落ちること垂り雪(しずりゆき)と言うそうです。3月に入ってからのほうが冬を感じる日が続きます。(*'ω'*)

 

弟待つ雪

弟待つ雪(おとまつゆき)

次の雪が降るまで消え残っている雪のことです。消えずに残る雪が次の雪が降るまで、弟を待つかのようだとして生まれた表現です。同じように「友待つ雪」という言葉もあります。今日の晴れ間で、だいぶとけてしまうように思いますが、また明日8日の天気予報には雪マークがついていました・・・
さて、3校時に「六年生を送る会」が催されました。

5年生以下が企画と運営を担います。これまでお兄さんお姉さんとしてお世話になった感謝を表し、引き継ぐ自覚も高まることを期待する活動です。挨拶、ゲーム、歌の贈りもの、プレゼント交換と進みました。

1年生から6年生で一緒にドッジボール(#^.^#)

宝さがしもやりました。

うたのおくりもの♬♬(^^♪

そして、プレゼント交換。

見送られる6年生、見送る下級生、このひとときは、消えずに残る弟待つ雪のようになったでしょうか・・・

卒業式はおよそ2週間後、一緒に過ごす時間も残りわずかです。

 

雪は豊年の瑞

雪は豊年の瑞(ゆきはほうねんのしるし)
雪が多く降るのは豊作になるとされる言葉ですが、統計的な実証はないそうです。雪に喜びを見出すための方便かもしれないとのこと。

3月に入ったらなんだか2月より寒い感じがします。今朝は子供たちが玄関前の雪はきを頑張ってくれました。
さて、今日は授業参観日です。これまでお世話になった地域の皆様に向けた「感謝のつどい」も一緒に開催しました。
鼓笛移杖式をご覧いただき、その後は生活科や総合的な学習の時間に学習した内容をご覧いだきました。

一人一人がテーマ(課題)をしっかりともって発表する姿が、成長と感謝のしるしとなっていたと感じました。

1.2年生教室

3.4年教室

5.6年教室

ご来賓の皆様、保護者の皆様、本日はありがとうございました。_(._.)_心より感謝申し上げます。 

斑雪

斑雪(はだれ)

「はだれ」とは、まだらに降りつもった雪、そしてとけかけてまだらに消え残った雪のことを指します。斑雪(まだらゆき)ともいいます。昨日まで降った雪はほとんど消えましたが、写真のように少し残っています。

しかし今日も少し寒い一日のようです。でも日中は、ワックスがけで体育館が使えません。それで、休み時間子どもたちは、どう過ごすのかなと思っていたら、1.2年生はホールで遊び始めました。卓球ラケットを手にしていましたが、次第にボッチャの球を使い始めます。正式なルールではないようですが、何となく的になるボールに転がして近づけようとしています。外れて悔しがったり近づいて喜んだり、とてもかわいらしい光景でした。

さて、明日は授業参観等もあります。鼓笛移杖式もあり朝早く場の確認をしていました。あえてピンぼけた写真をちよっぴり・・(@_@)明日が本番です。

綿雪

綿雪(わたゆき)

春の雪の一つで綿をちぎったようなふんわりとした雪片の大きな雪をいいます。水分が多くあまり積もることがないといいますが、本校の周りは日中も雪が降り続いています・・"(-""-)"

校庭をみると中央は溶けていますが、周囲は白く覆われた景色です。

そんな月曜日の始まりですが、体育館に行くと1年生から4年生が合同でボールゲームをしていました。ポートボールのようです。ゲームに不慣れな様子もありましたが、みんな元気に運動していました。紅組は1年生がポストになっていて、4年生が投げたボールもしっかりとキャッチして周りから称賛されていました。

ビューンとボールが飛んできて驚きましたが、見事に捕って得点になっていました。これまでよく異年齢でドッジボールで遊ぶことも多いので、慣れていることもあるようです。

一方、教室に回るとALTと一緒に外国語を学べる時間。〇〇〇ingと動詞について学習していました。

3月になり令和5年度の教育活動もまもなくしめくくりとなります。一日一日を大切に過ごしていきたいものです。

 

凍返る

 3校時、3.4年生が版画を仕上げようとしていました。絵画とはまたちがうおもしろさが出るのが版画の魅力です。版画は図画工作科の中でも多くの時間がかかります。彫刻刀を使ってていねいに根気よく彫っていかなければなりません。

 一彫り一彫り思いを込めてここまでつくってきた作品は、全て力作だと感じます。版画は、白と黒の二色が基本で創作しますが、水彩絵の具も使って色付けをするとまたおもしろさが増すようです。( ^)o(^ )

 

 春めいてきたかな・・と思っていたら、今朝は雨まじりの雪がたっぷりとありました。

凍返る(いてかえる)街路樹も二色の版画のようです(*'▽')

 

霜の果て

霜の果て(しものはて)

あたたかくなってきたと思いましたが、今朝はまだ気温は低く、小川の脇に霜柱が立っていました。

なんとなく、もうそこまで春が来ているようなことを感じる閏年2月29日の今日です。「閏」とは暦で1年間の中で日数や月数を多くし、暦上の季節と実際の季節とのずれを調節することを意味するそうです。
調べてみると、英語では、閏年をLeap Year2月29日のことをLeap Dayと言うそうです。

どういう意味??・・・( ゚Д゚)

『・・曜日を1つスキップすることから「leap」という言葉が使われる。平年はその前年の同じ日より1曜日ずれるが、閏年の翌年は2曜日ずれて平年より1つ飛び越える(leap)ことから・・』
と、調べたサイトの引用です。でも、小学生に説明するとしたら・・・難しそうです"(-""-)"

さて教室を回ると、復習のまとめをしていたり、調べたことを端末で紹介するシートを作成していました。

6年生は「卒業文集」にむけた文章を練っていました。

明日から3月、卒業間近。小学校の締めくくりにどんな作文を書きあげるのか、出来上がりが楽しみです。

草木萠動

今年の暦では、明日から草木萠動(そうもくめばえいずる)

冬の気配が薄れて草萌えの季節といいます。先日から風も強く太陽が出でも寒く感じるので、まだ早いようにも思えますが、菜の花が咲いているのを見つけることができます。

菜の花は食材としても身近なもので、おひたしや和え物にして食べられことが多いように思います。柔らかくてほろ苦い葉には、たんぱく質やミネラル、ビタミンなどの栄養素が豊富です。

そんなことを考えながら、今日の給食は・・・(*'ω'*)というと

菜の花ではなく、細かに分けられたブロッコリーのツナサラダがありました。メインはカレーうどんと味付きのゆで卵、子供たちが喜ぶメニューのようでした。

よくかんでじっくり味わってね・・・(*^。^*)

 

虎落笛

虎落笛(もがりぶえ)
今日はとても風の強い日です。校舎の玄関扉に風が激しくあたり、びゅうびゅうと笛のような音がしました。こんな冬の激しい風が吹きあたり発する笛のような音を虎落笛(もがりぶえ)というそうです。古代中国では虎の侵入を防ぐ目的で組まれた垣根や柵を「虎落」とよぶため、この字をあてたとか・・(・・?
でも、校舎の2階にいくと、わりと静かです。3.4年教室では算数科のまとめの学習に取り組んでいました。

この3.4年教室の前には広々とした図書コーナーがあり佐原小の素敵な空間です。電子化によるPCも設置されました。子どもたちに人気のあるシリーズ本も整っています。

人気の本をお知らせする棚もあって、よく見ると2位になった本は児童が借りていてうれしくなりました( ^)o(^ ) 改めて、これからもいっぱいすてきな本を見つけてほしいと思います。
そして、午前中、市立図書館広報3月号も届いていました。図書館のおはなし会や講座・イベント、新着本のお知らせ、新しい本の紹介と載っています。

「おおっ、3月24日は貸出2倍キャンペーン」20冊も借りられるようです。

春休みは、たくさん利用できますね!(^^)!

 

金縷梅

月曜日の4時間目は、どの学年も六年生を送る会、授業参観、感謝の集いと行事に向けた活動をしていました。

さて、いまの保健室前の掲示板のテーマは「リフレーミング」、コミュニケーション心理学の用語です。

リフレーミングは、思い込みや固定観念を別の視点から捉え直すことで新しい見方を得る思考法です。

ふと、リフレーミングから思い出したのは、先日見つけたマンサクの花。この2月から3月にかけて見かけることができます。

マンサクの花は、万作のほか金縷梅と書きます。

花言葉は「呪力、魔力、霊感、ひらめき」で、少し怖いイメージです。でも実は悪い意味ではなく、春に花を咲かせ、新しい出会いの季節にときめく恋心を伝えるといった意味で「私から愛したい」という花言葉もあるようです。
見方やとらえ方で花言葉のイメージも大きくかわりますね。( *´艸`)

SNSもあり情報が早く流れ溢れる今の時代「見方の視点をどこに置くか、どう捉えなおすかがポイントになるよ。」と保健室の掲示板は助言しているようです・・・