佐原小学校日誌

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冬三日月

「たのしかったぁ~、もっといっしょにあそびたかった!!」
と学校に戻ってきた1.2年生。
「ともだちできた?」との問いに
「いっぱいできた~」との答えがたくさん。

今日は、荒井小学校の2年生と交流することができました。自己紹介の後は一緒に体を動かしました。
佐原小からは1年生も参加していますが、負けまいと力いっぱいかけっこをしていました。

荒井小学校のみなさん、ありがとうございました。(''◇'')ゞ

そして、こちらは
「おなかすきましたぁ~、いっぱいメモしてきました!!」
と学校に戻ってきた3.4年生

「どんなことが分かったの?」との問いに
「石垣の石は基本的に五角形にする。」などなど・・・
荒川資料室の案内をいただき、近くの地蔵原堰堤や霞堤を見学してきました。

歩く途中に水林自然林の植生なども教えていただきました。ありがとうございました。_(_^_)_

今朝は冬三日月を隠すように雲が早く流れる空でしたが、午前中は校外学習をやさしく見守る小春日和となりました。あと2週間ほどで、第2学期もしめくくりですね>^_^<

 

大雪 閉塞成冬

暦の上で今日は、二十四節気の大雪(たいせつ)七十二候の閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)です。天地が塞(ふさ)がれ冬が訪れるということです。

 本日、12:30ごろは14℃

お昼までは小春日和でした。雪の気配はなく、給食のとき、子供たちに・・
「クリスマスプレゼントは、どんなのがほしいの?」
と声をかけると、ゲーム、おもちゃ、編み棒・・・いろいろな声が返ってきました。
「でも、なんだか雪はふらないねぇ、雪がないとサンタさんは来れないんじゃない?」
と問いかけると・・・・
「だいしょうぶ、サンタさんのソリは空を飛んでくるから。」と・・低学年(#^.^#)
「サンタさんは、歩いてもくる。」と・・中学年( *´艸`)
「サンタは、親だから大丈夫。」と・・高学年(*´ω`*)
との答えが返ってきました。
いくつまでサンタクロースを信じるか、いい思い出にしておくにはどうする・・とか、会話のネタになりますね。

さて、お昼休みは校庭でのびのびと遊んでいました。野球、サッカー、ブランコ・・・

そんなとき突然、小雨が降ってきて子どもたちは体育館へと場所を変えていました。
そして、誰もいない校庭の先にはきれいな虹がかかりました。(*''▽'')
しかし、すぐに消えてしまい、撮影できたのは幸運です。
そのあと、強い風も吹いてきて、ひどい天気。これがホントの時雨(しぐれ)でしょうか・・・

でも、今日はクラブ活動の日、クリスマスリースをつくる計画がありました。
おうちの玄関や部屋に飾るのを楽しみにしているようです。
サンタさんがやってきて喜ぶリースをつくってくださいね ^^) _旦~~

 

人を通して本を知る。本を通して人を知る。

「人を通して本を知る。本を通して人を知る。」

今朝早く教室を回ると、いつもは高学年が静かに読み始めているのに、今日は低学年・中学年の児童が先に本に向き合っていました。
早速、昨日のビブリオバトル実演を見た刺激かな・・・とうれしくなりました。( ^^) _U~

昨日の午後は、福島東稜高校の司書教諭の先生と生徒さんの3名を本校にお招きすることができました。

お二人の生徒はビブリオバトル県大会出場経験もあります。そのビブリオバトルを本校の児童向けに実演していただきました。
おひとりは「たべもの産地図鑑 野菜」という本

もうお一人は「妖怪アパートの幽雅な日常」という本

5分間と決められた時間で本を紹介します。原稿もありませんからライブのようです。

紹介が終わると児童から質問によるデスカッションがあります。

本の内容について、本との出合いやきっかけ、読書後に変わったこと・・・児童はその場で思いついたことを尋ねていました。
それに対して、小学生でも分かりやすい言葉で、自分の経験と思いを込めた答えが返ってきて、どんどんと質問が重なっていきました。

の機会をとおして、児童は紹介された本の面白さを知るとことはもちろんのこと人は本についてこんなふうに考えることもある。」「本をこんなふうに感じる人もいる。」ということも実感したと思います。

ビブリオバトルのキャッチコピーが「人を通して本を知る。本を通して人を知る。」です。
本が様々なことに興味を広げるきっかけとなり、さらに読書の幅を広げたり、人に対する想像力も働いたりすることにつながっていくともの考えます。

ビブリオバトル実演後には、高校生活について聞いてみたいことを、自由に問いかけ、応えていただくといった対話活動の時間も設けました。
リアルな高校生の言葉は、さばらっ子の心に響いていました。あこがれも生まれ、なりたい自分を以前より意識できた児童もいました。その新鮮さに感動した教職員もいました。
先生たちにも、対話的な学びとは、「話し合い」を超える「語り合い」とは、今回のような場面を生み出すことと感じてもらえたかな・・・と思いました。

この貴重な機会をつくっていただいた福島東稜高校に心から感謝いたします。

ありがとうございました。

PS

もう一度、やっていただきたいです。次は「私が本を紹介するのを見てもらいたい!」と声を挙げた子がいました!(^^)!

息白し

昨日の給食時の写真です。先週から給食を1階の3つの教室に分散して実施しています。
下記をURLをみると詳しい情報が分かりますが、市内の状況に対応したものです。

https://www.city.fukushima.fukushima.jp/hokenyobo-kt/inhuru.html
冬休みまであとわずかです。注意して学校生活をすすめます。

息白し(いきしろし)
今朝も冷え込みました。霜は昨日よりも広がったように見えます。こんな寒い日に息を吐くと、口からほわっと白い煙が面白く歳を重ねてもあきずに楽しんでしまいます。
登校班の待ち合わせ場所で、児童と一緒に白い息を吐いて遊んでみましたが、うまく撮れませんでした((+_+))

3校時に体育館に行くと、3.4年生がマット運動に取り組んでいました。
前転や後転、腕立ても入れた技も練習していました。それを友達が脇や後方から端末カメラで撮っています。
そして、動画撮影された自分の動きを見ていました。

リアルタイムで自分の動作を確認できる効果的な端末の使い方ですね( ^)o(^ )
ただ、撮影の仕方はいろいろあるようで、うまく撮れるようには経験も必要です。上手に撮れたかな?

今日の午後は、ビブリオバトル県大会に出場したこともある福島東稜高校生がやってきます。

とても楽しみです。その様子はまた明日にご紹介 !(^^)!

 

霜晴れ

霜晴れ
冷え込んで霜が降りた日の快晴を霜晴れ(しもばれ)というそうです。今朝は、吹き落ちてしまった紅葉の周りがきれいに白く縁取られていました。

寒さはあってもよく晴れた月曜日は気持ちがいいものです。

今日も教室を見て回ると、算数科のテストや習熟の学習に取り組んでいました。先生たちも個別に助言しながら進めています。その様子を見て、学期末が近いことを改めて意識しました。

2時間目が終わると、子どもたちは体育館へ直行。
体育館の入口では「まぜて~」と、元気な声が聞こえました。

そして、3時間目になると、また気持ちを切り替えて学習に集中していました

真剣な顔で集中しているときの顔も、楽し気に身体を動かしてときの顔もどちらも晴れやかでした。(^^♪

山茶花

昨日から今日にかけて校内のカレンダーをめくったり切り取ったりしました。12月のはじまりに、今年もあとひと月であることや月日の流れに思いが寄せられます。

昨日は厚い雲に覆われた吾妻の山並みでしたが、今朝は晴れ間があり、白く装った吾妻小富士、一切経山、家形山を見ることができました。手前の刈り終えた田んぼ、茶色に染まる里山、そして雪の山と視線を先に伸ばすと、年の終わりと冬本番に向けた始まりが隣り合わせということも実感します。

あづま総合運動公園の銀杏も枝並木になりましたが、そのすぐ脇に山茶花(さざんか)が咲いているのを見つけることができます。

さて週末の金曜日、2時間目のさばらっ子の様子はというと・・・

5.6年生は体育館でベースボール型ゲームに取り組んでいました。少人数の利点で体育館でも伸び伸びと動き回っていました。

1.2年生は先週の続きで、紙版画を進めていました。インクをローラーにつけたり、バレンで円を描くように台紙にこすりつけたりしています。慣れないことでも力いっぱい取り組む様子に、作品の仕上がりを楽しみにする思いが伝わります。

3.4年生は自習の時間です。先生はこの時間、隣の佐倉小の研究授業を参観に出かけていました。代わりの先生が時々自習の様子を見守っていました。複式学級の利点は子どもたちが自ら学習する姿勢がよく身に付くことです。みんな自分で問題を解いて答え合わせをしたら、別の問題集にも取り組んでいました。黙々とやるべきことに向き合う姿勢に感心しました。

今朝見つけた山茶花ですが、花言葉は花の色によって少し違うようです。でも全般に「困難さに打ち克つ」「ひたむきさ」とのこと。寒い時期にほかの草花が枯れてしまうのに花をつけることからこのような花言葉がついたようですね。

今日のさばらっ子、みんなひたむきに学習していました。ヾ(@⌒ー⌒@)ノ・・花丸◎

露霜

露霜(つゆしも)
今日で11月は終わり師走を迎えます。日に日に気温は下がっています。校舎近くの山並みは雲にかくれて見えませんが、おそらく露が凍って霜に覆われていると思います。晴れ間があれば白い光景が見えるかもしれませんね。

3校時、3.4年生が端末のアプリを使って佐原にいる生きものクイズをつくっていました。視覚的な効果も高めようと配色機能やアニメーション機能も生かしています。

先生は教えていません。いつの間にか子どもたちが工夫していました。子どもは大人より早く使えるようになることを実感する場面です。



そして4校時は、ALTとの外国語活動です。

英語ができる日本人もどんどん増えていくのでしょうね・・・( ^^) _abcde

さて、1階ホールにヒーターが置かれました。シルバータロウも寒いかな?(*''▽'')

 

木の葉雨

木の葉雨(このはあめ)

広葉樹の枝に残っていた葉も無くなってきました。昨日の午前中はとてもよい晴れ間でしたが、午後は一転して強い風が吹く荒れた天気になりました。
そして、今朝はたくさんの落ち葉が重なっているところがありました。木の葉雨(このはあめ)とは、葉が散りゆくことを雨にたとえた言葉です。木の葉時雨(このはしぐれ)とも言うそうで、閑寂な風雅を感じる言葉ですね。
でも視線を足元に向けると、アスファルト上に木の葉が葉が押し絵のように貼りついています。切り撮った画面にすると、かわいらしい雰囲気になりました。

さて・・今日も教室はどうかなと見て回ると、まず目についたのは6年生算数科のドットプロットと最頻値(@_@)

少し前から教科書に載って学習するようになったもので、知らない大人も多いと思います。この先を生き抜く子どもに育みたいデータ活用能力やプログラミング思考と関連していますね。
子どもたちは、数直線の上にデータをドット(点)で置いて散らばりの様子を考えていました。

次に目についたのは、3年生国語科の物語の学習。教材文が「もちもちの木」です。子どもたちは、主人公の心情を場面ごとに整理してまとめていました。

この教材は、ずいぶんと前から長く教科書に使われていています。絵本が原作で挿絵が切絵です。物語のクライマックスの場面で、もちもちの木に灯りが散りばめたようにともる絵がとても美しい。

今日は、木の葉雨のせいか、散らばりに目がいきました・・・(@_@;)

2年生さん、ばらばらに散らばした九九もがんばろうね\(◎o◎)/

 

霧の籬

霧の籬(きりのまがき)

吾妻小富士の山並みが霧を纏(まと)う早朝になりました。

霧が垣根のように立ち込めている様子を古の日本人は「霧の籬(きりのまがき)」とたとえています。
季節は違いますが、歌に詠まれています。
煙立つ賤が庵が薄霧の籬に咲ける夕顔の花 藤原家隆
藤原家隆なら、今朝の佐原の光景を、どう詠むでしょうね・・・( ..)φ

でも、霧が立ち込めるときは、お日様が昇ると心地よい晴れ間をもたらすもの・・・

今日は児童集会が開かれました。6年生が全校生で楽しめるようにと話し合い、自ら企画と運営に取り組んだ集会です。一つは校内に隠されたクイズを探して解いていくゲーム。もう一つは王様ドッジボールです。

縦割り班になって、クイズを見つけたらその回答を考えていました。中には、先生たちもすぐに答えられないものもありました。

体育館で答えが発表されます。7問すべて正解するグループもありました。賞品もあって、正当順にもらうことができました。

景品は企画した児童が用意したもの。でも受け取った小さい子もうれしそう( ^ω^)・・・微笑ましい

そして、いよいよみんな楽しみにしていた王様ドッジボール!!

これもまた、とても楽しく遊ぶことができました。

 そして、そのあとは・・・

煙も立ちませんが、霧の籬に隠したように、予告なしの避難訓練を実施しました。\(◎o◎)/!

でも、全員、避難開始の放送のあと、整然と素早く避難することができました。

 

朔風払葉

前週から学校図書の電子化作業が始まっています。そこで、朝の読書時間はどんな様子かな・・と見て回ると、以前と変わりなく静かに本に目をむけてるさばらっ子です。

短い時間でも本に浸る子どもは、どこかの世界を巡るような眼をしていて、応援したい気持ちが沸き上がってきますね!(^^)!


先週の25日(土)に県文化センターでビブリオバトル福島県大会がありました。中学生と高校生の代表が、5分間で一冊の本の魅力について熱く語ります。聴く私たちも生徒の語りを通して、その本の世界の入口に導かれました。

イベント型のビブリオバトルではなくても、いつもの教室で子どもたちが書評で遊び楽しむ光景が佐原小でも生まれたらいいなぁ(*´ω`)・・・と思いが巡りました。

さて、今週は小雪の次候「朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)」から始まりました。朔風(さくふう)とは北風、つまり木枯らしのことです。紅葉の季節が終わり、北風が木の葉を散らす季節。先週末の雪予報は外れたように思えますが、枝に残るわずかな枯れ葉が冬到来を感じさせます。

2学期末まで残り1か月。いい締めくくりに向けて今週も健やかに過ごしてほしいと願っています。(#^.^#)

秋の果

秋の果(あきのはて)

メタセコイアが枯れ色で立ち並んでいますが、公園の街路樹の葉はすっかり落ちて奥までよく見晴らせるようなりました。天気予報では明日は平地でも雪が降るとのこと。今日が秋の果(あきのはて)、秋の季節が終わることを感じる朝でした。でも、学校の北側に虹がかかって、虹蔵不見の時候は?と思いつつも、きれいな光景にうれしくなります。

今日は祝日と週休の合間の登校日。

子どもたちの様子はどうかなと教室を回ると・・午前の3時間目は、どの学年も図画工作科を学習していました。

1.2年生は紙版画。画用紙をハサミで切り抜いて自分が学習している姿をつくろうとしているようです。刷り上げたとき、どんな仕上がりになるか楽しみです(#^.^#)

3.4年生はとびだすカード。紙に切り込みを入れて折り曲げ、立体的なカードをつくろうとしているようです。だれにどんな気持ちを伝えるのでしょうか(・´з`・)

5.6年生は図工室で作成していました。電動糸鋸を使い、一枚の板からつくりだすようです。箱状のモノや卓上のモノなど設計して部品を切り抜いていました。さて、上手に切れるかな(^◇^)

見て回ると、仕上げるものは教室で違っていましたがどの子も素材と材料を形の視点でとらえ、自分のイメージをもってつくりだしていました。

秋の終わりに、仕上げられた作品が校内に並べられる日が待ち遠しく楽しみになりました( ^)o(^ )

虹蔵不見

天気予報のとおり今日も小春日和です。そして今日から七十二候の一つ虹蔵不見(にじかくれてみえず)です。太陽の光が弱まって虹が見えなくなる頃とのこと。

晩秋から冬にかけて虹がかかることはあまりありませんが、まれに雨上がりの暖かい日に虹をみることがあります。でも、その虹は夏の虹のようにくっきりと見えるものではなく、どこか弱々しくすぐに消えてしまいます。陽射しが弱まり空気が乾燥してくることを虹で表した言葉なのでしょうね。4月15日ごろの虹始見(にじはじめてあらわる)と対(つい)になる候というのも面白いですね。

さて、虹が見えなくなる時期になっても、今日のさばらっ子は、七色の虹より煌めいていました。

3校時目に講師を招いたダンス教室がありました。ポップな音楽♬♪にのって踊ります。二人や三人で対になって動きを合わせるのも、とっても楽しそうでした。(#^.^#)

たくさんの笑顔が虹のように見えました(#^.^#)

最後は、講師の踊りに憧れの気持ちも大きくふくらんでいたようです。

ありがとうございました!

 

小春日和

小春日和(こはるびより)

冬の訪れを間近に感じる時期ですが、今日は春を思わせる晴れた日になりました。

小春日和(こはるびより)とは、言葉から春先をイメージしそうですが、本来は11月から12月上旬にかけて現れる日和のことです。週末は雪予報ですので、まさしく今日のような穏やかな天気のことですね。

今朝は、あづま総合公園の巨石公園の池に集まるカルガモも陸に上がり、ちょこちょこと歩いていて、その姿がかわいらしく癒されました。

1校時、1年生が国語科で生きものの説明文を学習していました。教材文に出てたのはカルガモではなくコチドリ。雛を守る親鳥のしぐさが特徴的な鳥です。
見てると、1年生も板書をノートに書く姿がだいぶ様になってきました( ^)o(^ )

4年生は国語科で物語を学習していました。こちらも動物が登場しています。新美南吉の「ごんぎつね」です。この物語の冒頭には、長い雨の後にからりと晴れた日に、ごんが穴を出る場面がありました・・・

さて、休み時間は、さばらっ子も外に駆け出す小春日和と思っていましたが・・・( ゚Д゚) 校庭が昨日までの雨でぬれてゆるく、体育館であそぶ休み時間になりました。

ドッジボールをしたりサッカーをしたりと楽しそうです(*^-^*)

明日は今日よりも気温が上がる天気予報です。寒い冬がやってくる前の心地よさを味わいたいですね ^^) _旦~~

 

乳白色

乳白色とは、乳のような不透明な白色。白半透明・・・と調べると解説に出てきます。今朝は、乳白色のような薔薇を探しましたが見つかりませんでした(*_*; 近いもので( *´艸`)

さて、本校から歩いて5分ほどのところに牧場があります。Cafeも併設してあり週末は来訪者でにぎわっています。
今日は、1.2年生がその牧場を見学させていただきました。

牛は何をたべているのですか?
牛はメスとオスどちらが大きいですか?
牛は何さいまで生きますか?
一日にどのくらい牛乳をだしますか?
牛は走るとはやいですか?
・・・・・
子どもたちはあらかじめメモにしてきた質問だけでなく、その場でふと疑問に思ったことも問いかけていました。

そして、たくさんの質問に一つ一つていねいにこたえていただきました。(ありがとうございました。))^o^(

給食には牛乳が出ます。いつも同じですが、今日はちょっと違う心持ちで味わっていたようです。

何気にいつも身の回りにあるものは、実はたくさんの人の手がかけられて自分の手元に届く。
そんなつながりは、学校で「教える、学ぶ」という関係より、携わる人と「伝える、応える」という関係のほうが、強く実感するかもしれませんね。

秋薔薇

昨日とは一転して、周囲が白く覆われる雨の朝を迎えました。しっかりと降る雨で子どもたちも傘をさして登校してきましたが、少し濡れて学校に入ってくるほどです。

こんな天気だと気持ちも重くなりがちですが、さばらっ子は、ふだんと変わらずに活動していました。このふだんと同じように学習に向き合えるというのは、とてもすばらしいことと思います。

今日はいつもより暗い校舎内ですが、見回ると何気にキレイと感じた場所がありました。ひとつは水槽。子どもたちが通りかかると目を向ける水槽です。明りに照らされた魚がキラキラとしていました。

もうひとつは、2Fの図書コーナー。色とりどりの背表紙がきちんと並んでいてキレイです。ここに子どもたちの姿があると、一段といい眺めになると思いました。来週から電子化作業が入り当面使えないのが少し残念だからこそ感じた景観かもしれません。

同じように秋薔薇(あきばら)も見ごろの終わりを感じるようになりました。冬がやってくると見られなくなるのが残念です。しかし、今朝の冷たい雨に打たれてもまだ凛と咲いていました。

冷たい雨にも動じないような、この強い美しさが秋薔薇の魅力かもしれませんね。

来週もさばらっ子がみんな、またいつものように学校に来ますように('ω')ノ

いさら波

佐原地区は標高が市内よりも高いので、あまり霧がかかることはないですが、今朝は、東の市内の方から波のように霧がかかってきました。そして、時間が経ち太陽が高くなるとその霧も晴れて、おだやかで青い空が澄み渡って広がりました。

今朝のような霧が漂うような光景を小さな波にたとえて「細小波(いさらなみ)」と、昔の日本人は表したようです。

「いさらなみ晴れにけらしな高砂の 尾の上の空に澄める月かげ」源師俊(みなもとのもろとし)

細かく小さいと書いて(いさら)。「少しの」という意味を添える接続語です。

そんな・・・「細かく小さいこと、少しの・・」と思いながら、2校時の1.2年生の教室に入ると、2年生は九九を学習していました。7の段まで進んだようです。

「ししち・・」「しちしち・・」
4と7を声に出して表すと「し」「しち」、ひとこと「ち」が付くだけで九九の数が全く変わってきます。
子どもたちは、先生と一緒に何度も繰り返し声に出して学習していました。

一方、1年生は、たしかめのプリントに取り組んでいました。

どんな問題かな(^0_0^)とのぞくと
□ 8
□ 2

「は」「と」「で」のひとことで、数の分解なのか合成か答えが全く違います。言葉に気を付けて、間違いに気付いたら正しく直していました。

学びも細かく小さい波のように、子どもたちの頭に漂い、そして、いつか「わかった!」と晴れるのかな。
・・・と( *´艸`) 自分の頭の中にも、いさら波がやってきたようでした。

 

風霜高潔

風霜高潔(ふうそうこうけつ)

風が空高く吹き渡り、霜が白く清らかに降りると、清く澄み切った美しい秋の景色を表した言葉で、まさに今朝の様子にぴったりと思いました。
足元を見ると、落ち葉の周りを白い霜がふち取り、上を見上げると、澄んだ青空がありました。

そして、今日の佐原小学校は森林環境学習を兼ねた全校遠足です。子どもたちにとってステキな一日になりそうで、とてもうれしくなりました。
出発前の3.4年生の教室に行くと、リックの中身を確かめ合っていました。

「お弁当もたのしみだね・・・」と声をかけると

「お母さんに、サンドウイッチ、作ってもらいましたー。」
と、笑顔いっぱいで弾む声が返ってきました。

玄関前で簡単な出発式をして、バスに乗り込む子どもたちはみんな楽しそうです。

いってらっしゃ~い!( ^^) _U~~

冬隣

先週は、まだ緑かかっていましたが、今朝は全部の葉がすっかり茶色に色づいていたメタセコイアです。冬隣(ふゆどなり)という季節の言葉がぴったり合うようになってきました。

さて、寒くなったので昨日から全校給食の場所を変えました。

子供たちは場所が変わっても戸惑うことなく楽しそうに食べていていました。今週は「朝食を食べよう週間」もすすめていますので、しっかり食べて健康で過ごすことを意識してほしいと思いました。

寒くなっても食欲の(あき)は去らないでくださね・・・( *´艸`)

さて、今日はALTの英語の学習がある日。
6年生の授業を見てると、ここにも食べ物が出てきました。形容詞をつけてどんな食べ物(・・?と表現することを考えているようです。

食べ物と英語でつながりで、ふとあるキャッチコピー思い出して・・・

「ビジネス英語と普通の英語は、カニとカニカマくらい違う。」

フォーマルな場で使われるビジネス英語と日常生活の場で使われるふだんの英語の違いのようですが・・・
カニは英語で"crab" カニカマは"crab stick"
たしかに違うものですが・・(・・?なんで?(・・?

今日の給食は、カニもカニカマもありませんが、とてもおいしそうです。!(^^)!

 

行く秋

今朝は朽葉色が広がる並木道がありました。イチョウの葉が土へと還るようです。

寒くなった週明けの月曜日、1校時の教室はどうかな・・($・・)/~~~と教室をまわると、
どの教室も落ち着いた雰囲気で授業が進んでいました。

複式学級ですから、担任が学年を渡るとき子どもたちは自分たちで学習を進めています。1年生も新しい漢字を学習するときは、順繰りとミニ先生が黒板の前に出てきて、空書きや指書きで書き順を確かめ合っています。
3年生もこれから手紙の書き方を学習する準備をしていました。

6年生はプレゼンテーションに取り組むようです。書き上げた原稿の内容が伝わるように、端末のアプリを活用してしました。シートをつくる操作も慣れてきたようです。

吾妻の山も白くなり、秋も終わろうとしていますね(*'ω'*) 行く秋でしょうか・・・

曙杉

昨日までのフリー参観と校内マラソン記録会が終わった今日は、週末の金曜日だからでしょうか・・・
なんとなくいつもより静かな教室に感じます。
3時間目、5.6年生は算数科の学習に取り組んでいました。6年生が総当たり戦の組み合わせを考えているそばで、5年生が異分母の計算に黙々と取り組んでいました。分母をそろえて計算する基本もよく理解しています。

さて、中学年と低学年はどうかなと思って教室に入ると図画工作科の学習でした。3・4年生は、自分の世界に入ってると感じるほど粘土に夢中になっていました。とっても小さな部分もていねいにつくっていたり、逆に大胆に大きくつくっていたりしてました。

1・2年生も図画工作科でした。こちらは、ちょっとにぎやかです(*'ω'*) 床にも机にも、周りに材料が散らばっています。でも、見せ合いっこをしながらとても楽しそうにつくっていました。

今週一週間、みんな休まずによく頑張りました。週末は、おうちでしっかりとエネルギーを満タンにしてきてくださいね・・・(@^^)/~~~

 

あづま総合公園のメタセコイアが紅葉してきました。メタセコイアの和名は「曙杉(あけぼのすぎ)」

来週もいい朝を迎えて学校生活が始められますように (*'ω'*)