2023年9月の記事一覧
露を結ぶ
昨日まで続いた雨が上がり、澄み切った青い空が眩しい今朝でした。陽の光で照らされる露の玉もきらめき、清々しい秋を感じるようになりました。露を結ぶ(つゆをむすぶ)とは、今朝のようなさわやかな秋の朝の季語です。
さて、9月末の金曜日、今日は、いつもより活気ある声が校舎中に響き渡っていました。その理由はALTが久しぶりに来校したこと('◇')ゞ
子どもたちは、身振り手振りも交えて分かりやすくコミュニケーションをとるALTに応えるように英単語を声に出していました。鼻にかかったように発音したり、舌やのどにかけたように発音したりと、普段とちがう声の出し方も真似て楽しく学んでいました。
「ナイス!! 発音!!」と、ほめられた子はニコニコしていました(*^-^*)
学習だけでなく、給食も一緒に食べたり体育館でドッジボールで遊んだりと、今日一日を一緒に過ごしてくださいました。
来週も来校します。またよろしくお願いします。( ^^) _U~~
蟄虫坏戸
蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)
昨日に続いて今朝も雨模様。今日9月28日からは七十二候のひとつで蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)です。外で活動していた虫たちが冬ごもりのために土にもぐり穴をふせぐという意味ですが、まだ早そうです・・・
いよいよ来週は、福島市小学校体育大会陸上競技大会が開催されます。昨日は、本校代表として参加する6年生の活躍を願い応援する壮行会を開きました。
自分の参加種目と目標の記録を力強く発表する6年生・・・
全力で頑張ってくださいと盛大に応援する1年生から5年生・・・
子どもたちの声と声がかけ合って、胸に響く会になりました。
さて、今日のさばらっ子の学習の様子はどうかなと2校時に教室をまわると・・・
5.6年生は社会科。5年生は我が国の食料生産、6年生は室町時代の文化を教科書から読み取り、ノートにまとめていました。
3.4年生は国語科。どちらも物語を書いてみようと・・・3年生は「時、場所、人物」の設定を考えて物語を書く、4年生は場面の変化や組み立てを考えて書くことが課題となっていました。
そして、1.2年教室はどうかなと( ^ω^)・・・ 昨日、コーギーのポイントくんとの体験学習を振り返ってメッセージを書いていました。
まもなく9月もおわり、明日29日は満月。中秋の名月を目にできるか、雨夜の月となるか、空模様が気になりますね・・・
龍淵に潜む
龍淵に潜む(りゅうふちにひそむ)
「龍は春分に天へと昇り、秋分に淵に潜む」と中国後漢時代の字典を根拠とした想像上の季語です。現在は秋分のころを指す季語といわれます。学校の周囲の水田も稲刈りが進んでいます。「水田を潤し稲穂を実らせ、収穫の時期に役割を終えた龍は淵に潜む」と思うと、今日は龍が眠りにつく前の雨かもしれないですね(*´ω`)・・・
さて、今日はコーギーのポイントくん(8歳♂)がやってきました。
犬や猫などいきものに接するときの注意や飼うときの心構えなどを体験的に学びました。
さわるときは、飼い主さんに「さわっていいですか?」と了解を得てから、下からグウの手で出すといった事前の注意を守ってなでることもできました。はじめは少し怖がっていた子もできるようになりました。
犬にふれることで、いのちのあるいきもの温かさも実感していました。
きなけつ
きなけつとは、秋の朝の呼び名です。清々しくさわやかに感じる秋の朝を色濃く感じる言葉ですね。
今日も涼しい朝になりました。
朝の読書時間、教室に入ると本にむかう子どもたちがいました。しずかにたたずむ雰囲気を濃密に感じました。
絵本、図鑑、児童書、ライトノベル・・・
どんな本にふれてても、いろんな言葉が子どもたちの中にたくわえられていきます。
これからも、たくさん、たくさん、好きな本をみつけてほしいです・・・(^0_0^)
読書貯金もずいぶんとたまってきたようです( ^ω^)・・・
雷乃収声
「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉のごとく、今朝は残暑がおさまり、少しひんやりとした空気が心地よく、過ごしやすい秋晴れの日になりました。
雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)は七十二候のひとつ9月23日から27日ごろにあたります。夕立や落雷も収まるころといわれるので、先日ような突然の雷雨はもう起きないことを願います・・・
そして、ようやく今日から全校給食を再開しました。涼しくなって久しぶりに1階ホールに集まり、縦割りの席割りでいただきます。
今日のメニューは、人気のカレーライス、フルーツのヨーグルトあえ、牛乳でした。
また、あしたの給食もたのしみです( ^ω^)・・・
笑栗
笑栗(えみくり)
毬(いが)が割れて栗の実が見える時期になりました。
口を開けて栗が笑っているように見えることから笑栗(えみくり)・・・(*´▽`*)なんともほのぼのとする言葉です。
モンブラン、マロンムース、和栗きんとん・・・年々進化する栗スイーツも連想してしまい、栗を見るとほっこりとします。
今日のさばらっ子もほっこり( ^^)
1時間目からみんな集中して学習していました。黒板側正面からの様子は・・・
そして、午前中は図画工作で絵を描いたり理科で実験をしたり・・・
午後は、6年生が陸上大会に向けて競技場に練習に向かいました・・・
お昼休みは体育館で仲良く遊んでいます・・・
そして、午後は音楽で合同の合奏練習・・・
さばらっ子の一生懸命な様子にほっこりとする金曜日でした。
あづま総合運動公園のイチョウ並木も次第に黄色くなっています。来週はさらに秋めいてくる気配です・・・
秋の雨が降れば猫の顔が三尺になる
秋の雨が降れば猫の顔が三尺になる
本来は、秋は晴れた日より雨の日の方があたたかいので、寒がりな猫は顔を長くして秋の雨を喜ぶという諺です。
今朝は雨が降って気温が下がりました。寒がりな猫も、実は涼しくなった天気を気持ちよく感じているのでは・・・と勝手に想像しています。
さて前日まで中学年、高学年の様子をお伝えしたので、今日は1・2年生の様子です。学校生活の中で、しぜんといい表情を撮って伝えられたら・・と思い、ときどき教室をのぞきにいきました。
・・・( ゚Д゚)ねらっているときって、意外に撮れないものでした ((+_+)) また、こんど・・・
このねこの表情は、ちょっとこわい・・・( ゚Д゚)
百代草
百代草(ももよぐさ)とは、菊、ヨモギ、露草の総称、または菊の異名とされます。
写真は同じキク科のダリア。赤、桃、黄、白と色ちがいで一緒に咲く様子は、仲のよい友達に見えてきます・・・
さて、今日の午前中、5・6年生は、荒井小学校に訪問させていただきました。佐倉小学校も一緒の3校交流です。体育館でドッジボールをしたり、英語で自己紹介やゲームをしたりと仲良く活動しました。上の写真・・・
3つの小学校の6年生が肩に腕を回して団結しています。そして、力強く大きな掛け声をあげていました。
この場面を目にしたときは、とてもうれしくなりました!(^^)!
学校に戻った子供たちからは、
「とっても楽しかったです。」
「たくさん友達できました。」
「早く中学校に行きたいです。」
と、期待をふくらませた喜びの声がたくさんありました。(*^-^*)(*^-^*)(*^-^*)(*^-^*)(*^-^*)(*^-^*)
荒井小学校、佐倉小学校のみなさん、ありがとうございました。
豊の秋
今日のプラスワンBlogです。写真をご覧ください。
豊の秋(とよのあき)
稲がよく実った秋のことを表す言葉です。今日の午後、3・4年生が「稲刈り」を体験させていただきました。
たくさんある米作りの作業の一部でも、学校の目前で体験させていただけることに、とても感謝しています。
「知っている」と「やったことがある」は大きく違います。
「稲刈り」の言葉に連想し、連なるイメージも、きっと豊かになりますね・・・(*^-^*)
空蝉
先週の15日(金)に、3・4年生国語科の授業研究会をしました。
3年生は、主人公の心境の変化を考え、4年生は一輪の秋桜に込められた意味を考えることをねらいとした複式の授業です。
授業後には、来校いただいた先生からご指導をいただきました。本校が目指す授業改善への助言です。
「考えを広める」と「考えを深める」とは違う。本校が目指す「考えを深める」とはなにか、児童の具体的な姿から共通理解する。
複式学級の間接指導では、子どもが没頭できる課題が必要である。
文学教材を扱うときは、指導者はほれ込むほど読み、めりはりのある指導をすると魅力的な授業ができる。
・・・他にもたくさん、教師として学ぶべき言葉をいただきました。
教師もよい授業をしたいと思うなら、貪欲に学ぶ姿勢が必要です。
「・・・そうだったのかぁ!!・・・」
と、子供の心の深いところを動かす授業をこれからも目指します。
さて、最近、見て驚いたものを紹介します。心動かされました ^^) ・・
・・・蝉の抜け殻です。落ちずに綱に並んで付いていました!! あづま運動公園の広場です。
我が国では、蝉の抜け殻を、形あるけど中身は空っぽなことから空蝉(うつせみ)と呼びます。源氏物語にも架空の女性の通称としてあり、儚げなものの象徴のようです。
しかし、Webで調べると、なんと幸運の象徴!!
中国では「再生と復活」
南フランスでは稀に発見するから「幸運を呼ぶ虫」
他にも・・・(^ム^)
→ 蝉が羽化に成功した証だから「物事が成功する」
→ 抜け殻はくっついて離れない粘り強さがあるから「落ちない」
→ 幼虫は長い間土の中で成虫になる準備をしているから「忍耐強い」
・・・などの象徴として、蝉の抜け殻をとらえていました。
同じ対象でも、そのとらえ方は違うとよく分かりました。
こぼれ萩
昨日の午後は6年生の陸上練習日。すぐお隣のあづま総合運動公園で練習しました。10月初旬の大会に向けて頑張る姿に、たくさん励ましの声を掛けたくなります。
近くでは県内の中学生が、駅伝大会に向けて練習していました。力強く颯爽と走る姿はとてもかっこいいです。
中学生が走った道の脇には、小さな豆の形をした赤い花がたくさんあり、目を引きました。でも、満開は終わりのようで散り始めています。
・・・紅色の萩(はぎ)でした。「こぼれ萩」とは、秋の七草の萩は仲秋のころ散り始め、足元を彩る様子のことです。
そういえば、万葉集で一番詠まれている植物は桜より萩が多い(・・?と思い出し、どんな歌があったかと探すと、次の歌を見つけました。
秋の野に 咲ける秋萩 秋風に なびける上に 秋の露置けり 大友家持
( 秋の野に咲いている秋萩、その萩が秋風になびいているその上に秋の露が置いてあるよ)
これだけ暑い日が続くと、早く峠を越して涼しい風が吹く日を心待ちにします。この万葉歌も「秋」の漢字が何度も出てきて、作者は同じような心境だったのかもしれないと想像しました。
そして、萩の花言葉は「思案(あれこれ考える)」「柔軟な精神」・・・
今日は、さばらっ子が思案する様子を見つけたいと思って教室を回りました。
どんなかんじに液体ねんどを紙の上にのせようかな(・・?
学習の振り返りをどう書こうかな(・・?
このワークの問題は(・・?
子供たちが思いや考えをめぐらし没頭する時間、たくさんつくれる学校でありたいですね・・・
おまけに・・・
とまっているアキアカネをみつけました。まちがいなく、秋は近づいてます。
さて、結びに前述の大友家持の歌に「秋」はいくつあるでしょうか(・・?
こたえ
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5つです!!
「萩(はぎ)」の中にも「秋」がありました( ^^) _U~~
鶺鴒鳴
少し涼しい今日の2校時は、校庭で体育科の授業ができました。5.6年生が1.2年に教えながらベースボール型ゲームを進めています。しばらくぶりに地面の上で、子どもたちが元気に動き回る姿をみることができました。(#^.^#)
9月13日から17日にかけては七十二候の 鶺鴒鳴 (せきれいなく)
昨日、あづま総合運動公園の芝生の上で長い尾を上下に振りながら歩くセキレイが(と思うのですが(*_*;・・)撮れました。こちらが近づくと少し歩き、近づくとまた少し歩き、警戒しながら一定の距離を保っています。仲間も寄ってきてチチッと鳴いてはパッと飛び立つ動きがとても軽やかです。その様子が子供のようでかわいらしい( ^)o(^ )
昨日のお昼、校外学習の杉妻小3年生が本校にやってきました。
体育館で昼食をとり、順番に佐々木牧場に見学です。最後の学級が残ったとき、さばらっ子も昼休み。一緒にドッジボールをして遊びました。いつもと違う雰囲気で、夢中になって遊ぶ子どもたちは、みんなニコニコしていました。
見ているこちらもニコニコ !(^^)! シアワセがあつまってくるような感覚になりました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?
さて、改めて今日の午前中は、さばらっ子のニコニコを捉えたいと思いながら学校をまわりました・・・。
そして、今日の給食・・・
佐原小6年生が考えた「さつま汁」「りっちゃん風サラダ」「チーズ入りハンバーグ」が献立に入っています。
とっても美味しくいただきました (^O^)
落葉道
昨夜の強い雨で、一層落葉が広がりました。落葉道(おちばみち)ができています。
落葉といえば秋ですが、日中は強い暑さが残り、なんだか季節がよくわからないですね・・・
さて、今日は担任が午前中出張で、1.2年生の補欠の時間のことです。
ワークテストが終わった児童は本を読んでいいよと・・・
教室備えの本だけでなく、電子図書館の本も読んでいいことにしていました。
見てると、端末画面の図書には集中していない感じです。
普通の紙図書のときは、じっくり読んでいる姿が見えるのですが・・・
慣れ? だろうか、経験不足??だろうか、といろいろ考えながら観察をしていました。
本を読んでいる感覚が得られにくいのかな・・・
本の独特な雰囲気を得られないのかな・・・
子どもにじっくり腰を据えて読んでもらいたいなら、紙書籍なのか・・・
でも、デジタルだと、複数の図書もいっぺんに読めるし・・・
正直、まだよくわからないところです "(-""-)" "(-""-)" "(-""-)"
ほかの小学校ではどうでしょう(・・?
残炎
昨日Blogお休みしましたので、今日は、特別にもうひとつUP( ^ω^)・・・
残炎(ざんえん) 秋になっても残り続ける夏の暑さのことです。
なかなか引かないこの暑さ・・・午後は屋外はもちろん、体育館でも運動が難しい状況になりました。
そこで、本校では涼しい校舎内のホールを使ってバトンパスの練習をしました。
10月の陸上大会に向けて、練習頑張ろう !(^^)!
また、あした (@^^)/~~~
水引の花
菊、秋桜、リンドウ、秋にも美しい花がたくさん咲きほこります。でも、それらの目立つ花にかくれて、木陰にひかえめに咲いているのがミズヒキの花です。この花の大きさはとても小さく、花が開いて裏返すと白い色が見えます。紅白の花が枝に長く伸びてつく様子が祝儀袋に飾る水引とそっくりでこの名前で呼ばれるようになったとか・・・
ミズヒキの花の言葉は「感謝の気持ち」
そして、水引にはひもを引いて結ぶということから「人と人を結びつける」という意味があります。
さて、今朝は市内一斉オンライン学習、緊急時を想定したときの取組です。
学校と家庭が、WI-FIと端末で結びつきました。小学生は一人でできる子とできない子がいるのが正直なところです。ご家庭のご協力があってこそ実現できました。
本日は、ありがとうございました。感謝申し上げます。
かひなしや 水引草の 花ざかり 正岡子規
秋風落莫
秋風落莫(しゅうふうらくばく)
「落莫」は誰もいない様子を意味します。にぎやかな夏の世界がおだやかになって秋の風が吹くころ、少しもの寂しさを感じると表したい言葉のようですね。
今日9月8日は二十四節気の「白露(はくろ)」その言葉のとおり、今朝は大気に漂う水分が蒸気となり、露に変わり水滴が草花に落ちていました。
さて、今日は週末の金曜日、曇り空で学校の周りが静かな時間が流れているなか、さぱらっ子の学習の様子を少し紹介すると・・・(^0_0^)
6年生は、この前も紹介した物語について考えていました。
ストーリーの終末の場面を思索する表情・・・とても印象的でした。
みんな真剣・・・"(-""-)"
そして、子供たちなりの言葉で、クライマックスに主人公が見い出した新たな価値や生きる意味に迫れたら、すばらしいと思いながら見ていました。物語全体の文中には「村一番」「一人前」「一匹」「もう一度」の言葉もちりばめられていて、主人公の名前も「太一」、「一」がつなぐ面白さまで気付けば大したものと思います。そして、作品の原典「一人の海」も読んでみようと思えたら深い学びとなりますね。(*^^)v
一方、3.4年生は体育館で、元気に走り回っていました。投げられたボールをよけながら走る鬼ごっこ的なゲーム要素もあって、とても楽しそうでした。ようやく思い切って運動できる季節になってきたことをうれしく思いました。
台風13号が近づいています。大きな被害が出ませんように_(_^_)_
週明けには、さらに秋が進むでしょうか・・・
熊野古道
キャラクター化されたクマはとてもほのぼのとしています。でも、本当のクマに出遭い被害をうけるニュースをよく見聞きします。本校は位置的にクマが出没する可能性のある環境です。
昨日6日(水)は、福島大学の望月先生を講師に招き、リアルな熊について学ぶ防災教室が開かれました。
「正しくおそれることが大事です。」の言葉が大切と思いました。
さて「熊についておそれる」にあてる漢字は「恐れる」「怖れる」「畏れる」「懼れる」のどれか?
キーボードでこの言葉を入力すると、すぐに変換されるのは「恐れる」
でも「畏れる」もいいのでは・・・
熊の語源には、「隈」があり、クマはカミの古語・・・とのこと。
熊と子・・・
熊の子ども・・・
熊の子どう・・・
熊野古道(くまのこどう)・・・(>_<)(>_<)(>_<)
新涼灯火
朝の読書時間がずっと続いています。子供にとって本が身近になることを期待しています。
朝の読書時間のいちばんの成果は、もっと本を読みたくなること
と思いながらカメラ越しに子供たちの様子を眺めています。
いつも机の中に本が入っていて、ちょっとした時間があれば手に取り読み始める・・・
そんな姿が身体にしみ込むと、学校生活に朝の読書時間をわざわざ設けなくてもいいと思います。
でも、もの静かに本にしずむひととき・・・(._.)(._.)(._.)
短くとも学校の中にあるのは「いい!!」と感じます。
新涼灯火(しんりょうとうか)
秋の初めの涼しくなり始めたころは、明かりの下で読書をするのにふさわしい時期である意味の四字熟語。
秋黴雨
今朝は、プール脇のヤマモミジが赤くなっていました。
秋黴雨(あきついり)
こんな美しい日本語もあった・・・最近知った言葉です。「黴」という漢字が難しくて調べたら「秋黴雨(あきついり)」という言葉を見つけました。
あきついりは「秋入梅」とも表すようです。意味は、梅雨のように降り続く秋の雨のこと。残暑を拭い去るように降る長雨で季節を塗り替える雨とありました。昨日の月曜日から続く雨空は、今年の猛暑を本当に塗り替える秋黴雨(あきついり)になってほしいと願うばかりです( *´艸`)
さて、1校時に5.6年教室を見て回ると、国語科の学習、どちらも物語文を読み取っていました。
6年生は立松和平さんの「海のいのち」を読んでいます。先生は注目すべき叙述、言葉や語句を取り上げさせて話し合い考えさせています。幾度となくこの授業を見てきたので、どんな感じに解釈するのかなぁ・・・と漫然と見ていました。
ふと、教科書をみると美しい挿絵が載っています。それも丸々1ページ。なんで、今まで気づかなかったのだろう・・・と思いつつ、主人公の表情、青い水の中の光や泡のきらめきに深く心がひきこまれました。
低学年の国語科の授業では、挿絵を拡大し黒板に張るなど、可視化することによって学習を進めることがよくあります。でも学年が上がれば、挿絵を取り上げることは少なくなってきます。国語科の学習ですから、言葉による見方や考え方にシフトを置くのは当然です。
しかし、この「海のいのち」は元々「絵本」の作品でした。
この教材、もっと挿絵を使ってもいいのでは・・・文章を読解するようにもっと挿絵も読解することで、さらに想像力は膨らみ子供の解釈が豊かになるのでは・・・と、ふと思いました。国語科専門の先生には、注意を受けそうですが(*'▽')・・・
秋黴雨(あきついり)・・・写真と一緒に声にして、なんとなく言葉の世界も膨らむとうれしいです。
禾乃登
昨日の9月3日から7日は、七十二候の一つ『禾乃登(こくものすなわちみのる)』です。
禾乃登とは、田に稲が実り、稲穂が色づいてくる頃とのこと。禾(のぎ)は米や麦など穀物の穂先のことだそうです。今朝、学校周辺の水田の稲穂は、水滴をまとい重そうに垂れていました。
人間も徳が深まるほど謙虚な姿勢になるという諺が「実るほど頭を垂れる稲穂かな」実った稲穂を人生に見た訓示ですね。
でも、小学生は・・・学習に集中したり読書にのめり込むと、つい頭を垂れるかな・・・( ..)φ
明後日、9月6日(水)は授業参観日です。日ごろかみ重ねる子供たちの学びの姿を見ていただきたいと思います。
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