平野小の子どもたちのすがた

2022年3月の記事一覧

今年度最後の現職研修(校長先生より講話をいただきました)

 本日は、午後の職員会議の後、校内教職員研修の締めくくりとして、今月いっぱいでご勇退することとなりました高橋校長先生より講話をいただきました。村上春樹さんのエルサレムでのスピーチ「壁と卵」を教材として、見失いがちな視点や子どもたちの前、保護者の前、地域の方々の前に対峙する際の構えの原点について教えていただきました。ウクライナへのロシア軍侵攻など、時事の話題や我々の実態に応じた示唆に富んだお話で大変勉強になりました。本当にありがとうございました。常に自分が壁となっていないか自問し、卵の側の視点に気付けるチーム平野でありたいと思います。

ご卒業おめでとうございます!(卒業証書授与式)

 今年度最終登校日の今日、卒業証書授与式が厳かに且つ晴れやかに行われました。卒業生も胸を張って最高の笑顔で旅立っていきました。在校生代表の参加は一人でしたが、大変立派な態度で送辞を述べることができ、次年度最高学年になる覚悟がうかがえました。保護者の皆様、地域の皆様のおかげで今日の良き日を無事迎えることができました。ありがとうございました。式の中で校長が述べました式辞の全文を以下にご紹介します。

 

卒業生の皆さん、ご卒業、本当におめでとうございます。
 保護者の皆様、お子様の晴れのご卒業、心よりお喜び申し上げます。おめでとうございます。
 本日の卒業式、限られた条件のもとではありますが、心を込めて執り行わせていただきます。
 PTA会長様、ご来賓の皆様を代表してご臨席を賜り、誠に感謝に堪えません。本当にありがとうございます。
 在校生代表の木村優介さん、ありがとう。
 そして、教職員の皆にあっては、卒業生一人一人に対し、熱い思いをもって教育に当たってきたことに、心より感謝します。
 今年は、雪の多い冬でした。登下校や、雪かきなど苦労したことが多かったと思います。
 でも、待ち焦がれていた春がこうしてやって来ました。
 コロナ禍の2年間、我慢したことや苦しかったことがたくさんありました。
 でも、待ちわびている終わりは必ず来ます。
 厳しい冬の寒さに耐えた植物ほど春になるとたくましく育ち、大輪の花を咲かせます。
 厳しいコロナ禍を耐えてきた皆さんほど、痛みのわかる大きな人間になっていく。そう信じています。
 思い出してください。
 春のスポーツフェスティバル。
 保護者、地域の皆様に見守られて演奏した堂々の鼓笛パレード。
 会津への修学旅行。おいしかった晩ご飯。
 力一杯遊んだ楽しかった休み時間。
 毎日真剣に取り組んだ授業。
皆さんの周りには必ず友達がいました。お家の方がいました。地域の方がいました。
 先生方がいました。
 たくさんの方に見守られながら皆さんは今日の日を迎えました。
 皆さんがこれまで生きてきた12年の過去と現在は、これから80年以上ある皆さんの未来のために存在します。
 私は皆さんがうらやましい。皆さんの前には、大きな未来が、私が見ることができない未来が広がっています。
 これまでの経験や思いを皆さん一人一人の限りない未来への糧として生かしてください。
 家族、友人、社会、世界とのつながりの中で、自分は何を為していくかという皆さん一人一人の問いを、感謝の気持ちとともに大切にしていってください。
 世界は混沌の中にあります。欲望が生み出す混乱や困難といってもいい。
 しかし、人間には、皆さん一人一人の中には、困難に打ち勝ち、美しいものを愛し、希望を胸に前に進んでいくたくましい力があります。
 卒業生の皆さん、明日からも、しっかりと学問を修め、心身を鍛練し、友と語り合いながら、自らの力を信じて一歩一歩たくましく歩んでいってください。
 皆さん一人一人の未来に、たくさんの素晴らしいことがあることを願って式辞といたします。

 令和4年3月23日

福島市立平野小学校長 高橋 健一    

5年生会場作成がんばりました

 放課後は、5年生と先生方が力を合わせて明日の卒業式の会場作成をしました。自分から物を運んだり、掃除をしたりと一生懸命に働いてくれる5年生の姿が頼もしく感じました。明日の卒業式には5年生代表しか参加できませんが、みなさんの6年生への感謝の気持ちはきっと伝わると思います。さあ、いよいよ卒業式前日です。

オンラインでの修了式でした

 本日の5校時目に、オンラインでの令和3年度修了式がありました。今年度も新型コロナウイルス感染症対策に始まり、全校生が一堂に会する場はほとんどありませんでした。令和4年度こそ少しずつでも平常に近づくよう祈っております。

 以下は、校長先生のお話の全文です。

「あなたは、今年1年何をがんばりましたか。苦手な食べ物、なわとび、おもしろい本に出合った。小さなことでいいのです。その積み重ねが大事です。この積み重ねを年輪といいます。みなさんはすてきな年輪ができたでしょうか。校長先生は、今年で退職です。体調をくずさずみなさんと過ごせてよかったと思っています。さあ、4月から新しい学年です。新しい1年生が入学する。5年生は最上級生。みんな、1年ずつ大きくなります。たくさん遊んで、たくさん本を読んでほしい。すてきな春を迎えるためにも、交通事故に気をつけて安全に過ごしてください。」

5年生がんばったね会(5年2組)

 今日は5年2組で「5年生がんばったね会」がありました。

 5年生の思い出を振り返ったり、みんなで協力したりしながら楽しもうと学級会で話し合いました。

 最初の活動は「こんなことあったねBOX」でした。BOXの中には「5年生で登った山の名前は?」「5年生で1番楽しかったのは?」などの問題や質問が入っていました。みんなで考えたり、問題に答えたりしながら、楽しみながら5年生の思い出を振り返りました。

 

 次の活動は「協力謎解きゲーム」でした。4つのチームに分かれて、友達と協力しながら活動しました。こういうお楽しみ会でチーム性があったのは初めてで、子ども達は楽しみながら活動することができました。

 最後は景品係からのプレゼントでした。素晴らしいクオリティの作品で、みんな大喜びでした。写真撮影も沢山の笑顔が素敵ですね。

 5年生になって、思い出やできるようになったことがたくさん増えました。もう少しで6年生です。最高学年として、平野小学校を引っ張っていってくれる存在になってくれることを期待しています。来年も協力して、もっともっと楽しいクラスにしていきましょうね。